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11/16 犯人は、お前だ!!

私はやってないですよー。

 11/16


 朝から無くなったという金の話を延々とし続ける母。他にあるんじゃないの? 勘違いなんじゃないの? と流していると突然。


「本当の事を言おうか!?」

「お? 何々?」

「泥棒の話は、あれは、ウソ!」

「だろうね?」

「本当は、お前が盗んだんだろう!」

「はああ??」


 母曰く、治療費をねん出すべく、タンス預金を探していたらどこにもなかった。この家には自分とお前(私)しかいない。なら盗んだのはお前だ!


 キタコレ物取られ妄想!(゜∀゜) しかも犯人が私!!


「いや知らないって。大体あのタンスの開け方すら知らないんだから」

「知らないわけがない! お前が盗んだんだ!」

「それと泥棒とどういうつながりが!」

「だから! 泥棒が入ったと言えば、お前があの金ならこっちに移したはず、と探すはずだから、そう言った! そうすればお前も謝りやすいだろうと!」


 ですが、私は全く知らないので、初手から警察を呼ぶかと聞いてます。それで当てが外れたらしいです。


 認知症の初期に出るこの物取られ妄想。

 全て説明しても聞く耳持たないし、全てを悪意に捉えられてしまいます。

 ボケてればまだ許せるけど、それ以外はまだまとも。ここで患ったとしてなあなあに対応したら、私は確実に泥棒になる。肝臓障害による認知機能低下だと分かってはいるけど、こちらとしても認めるわけにはいかない。

 そしてこういう時の対処法は全部、ためしました。一緒に探したけど出てこない(多分無くした物自体が妄想)し、他の話に変えようにも乗ってこないし、同居だから離れられない。どうしようもありませんでした。


 挙句、介護認定受ける予定も「バカにするな!!」と拒否し始めてしまいました。


 これもまた、認知症あるある話です。介護福祉士さんも仕方がないですね、と言ってくれました。

しかし泥棒扱いされるのは、予想以上に、非常に堪えるものでありました。



ここからしばらく荒れます。

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