11/13 下剤が大変、大腸カメラ
11/13
ようやく検査の日。当日は食事が出来ない。移動が少しでも早く済むようにと今回は高速道路を使う。多少は短くて済んだ? 程度の時間だったが、信号がない分ストレスはなかったかな。
全部で10人がその日の大腸カメラを受けるそうで、その中の4人が同じ部屋となりました。付き添いがいるのは私だけ(外で待っているらしい)。元気な看護士さんの説明を聞き、2L近い下剤を決められた時間にゆっくりと飲んでいく事になります。
他の人が勢いよくガバガバ飲む中、母は味も嫌いだし、飲めないと。ゆっくりで良いよと私と看護士さん。
そして訪れる全員トイレタイム。
下着が汚れるだろうからと、初の介護おむつを使用してましたが、これは正解でした。
何度もトイレに行き、下剤を飲み終わったのは一番最後でしたが、看護士さんによる便のチェックでは一番早くおkが出ました。おかげで検査も一番。鎮静剤を使用してもらったので、終わってから2時間近く処置室で休むことに。その間に、私が先生に呼ばれて検査結果を聞きました。
「これから生検しますけど、大腸がんで間違いありませんね」
見せてくれた映像には、大腸をふさがんばかりのもっこもこがありました。
「大腸の一番奥、小腸との境目辺りに、腫瘍があるのが確認できました」
「ずいぶんありますけれど、これは腸をふさいではいないのですか? 排便は普通にできているようなのですが。下血もありませんし」
「この場所は、小腸で栄養を取っただけの水分がたっぷり含まれた便が流れますから、詰まる事はあまりないんです。そして無理やりに通るわけでもないので、下血もないんです。だから自覚症状は全くないんですね。まあこれだけ大きな腫瘍がありますから、大腸がんの肝臓転移で間違いないと思います」
「そうですか……」
「本人に告知はしますか? 私がしますか?」
「それを望んでいるのでします。私からも伝えますが、先生からもお願いできますか」
「分かりました。今日は鎮静剤で話が通らないでしょうから、次回の診察時に伝えますね」
「お願いします。それで、治療方法はどうなりますか?」
「転移があるので手術は出来ません。これは日本のどこの病院でもできません。抗がん剤治療一択になりますが、お歳もお歳ですし、緩和ケアを勧めます」
「本人の希望は、抗がん剤を望んでいるんですが」
「やっても無駄ですし、逆に寿命を縮めますよ」
「ああ、余命というものはどのくらいになりますか?」
「どのくらいを希望されますか?」
おい、希望したら生きられるのか? という疑問を持つ質問を返されました。
「本人的には、2年後にはガンの新しい薬が出来るらしいから、それまでとか言ってますけど」
「それは無理ですね。春も迎えられるかどうか。長くて6か月というところですね」
「そうですか……」
覚悟はしていました。自分が見たCT画像の記憶を元に、大腸がんの肝臓転移で画像検索などをしていたので、癌ならば長くはないなと。もともとが92歳。10年生存率は元気だとしても0に近く、5年生存率も期待できません。それでも1年もないのは流石に早いな、という感想でした。
また1週間後に生検の検査結果が出るので来てください、とのことで予約を取って終了。鎮静剤から目覚めたのを確認して、車で高速道路経由で帰宅。毎回帰りは早いです。そして今回はまたお寿司が食べたいというので、一度家に降ろして回るお寿司を持ち帰りして夕食となりました。車の中でも食べさせてはいます。
検査結果は、残念ながら癌である確率が非常に高いと帰宅後に伝えましたが、余命は言いませんでした。




