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(2)

私が一通り結論づけた時

ちょうど侍女さんがはいってきた。

侍女さんは大きい目をさらに大きく見開き

泣きそうな声で

「お嬢様目を覚まされたんですね‼︎」

と耳が潰れるかと思うほど大声で叫んだ。

その声が聞こえたのかバタバタと両親とお医者さんも来た。

なんと私三日以上も寝てたらしい。

両親は号泣していて、心配かけたな~

と少し反省した。(なんも悪いことしてないけどね‼︎)

ゲーム通りだとルビーのせいで両親も悲惨な目にあう。

こんな良い人たちにそんなめにあってほしくない。義弟は断罪する側なので無事なのだが、悪役令嬢の義弟というレッテルが貼られることになってしまう。

それだけは避けなければいけない。

ちなみにこの場に義弟はいない。

ずっと自室にいるそうだ。

目の前で元気だった少女が突然倒れたとなったらさぞトラウマを植え付けられただろう、へたに話したら傷をえぐってしまうかも。

そういう考えもあって大人達は彼をそっとしてるらしい。

しかし、私はその原因であるけど

さっそくあの子の部屋に行くことにした。目の前で倒れてトラウマになったかもしれないから謝りたいし、拒絶されたくない。

せっかく義弟ができたのだ。

可愛がりたいじゃない‼︎

義姉様ってずっと呼ばれたいじゃんという私欲のためにも起きてそうそう彼の部屋に突撃しに行った。


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