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目を覚ますと私の部屋のベットだった

前世と違って明るくて、広くて、いかにもお嬢様って感じの部屋。

ていうかマジどうしよう‥

あのゲームでは、攻略対象が6人いる。

そんなにいるんだったら、1人ぐらいルビーが死なないルートがあるのもあるのではないか、そう思う人もいるだろう。

実際悪役令嬢はルビー以外にもう1人いる

でも彼女は最悪国外追放だけ処刑されることはなく、代わりにルビーが黒幕ということで処刑される。

つまりルビーはどのルートでも処刑から逃げられない!

このゲーム企画した人鬼では⁉︎

絶対死んじゃうじゃーん!

めっちゃくちゃ焦っても答えが出ないので、冷静に考えた結果、前世と同じように引きこもれば良いんじゃないかという結論に至った。

そもそも攻略対象に会わなければいいのだ。

よくそういって攻略対象にあってしまうというオチの小説があったが、そんな偶然滅多にないだろう。別に外に出たければ男装すれば良い。奇跡的なことに私は父に似て可愛い感じだが母に似てちょっと吊り目で中性的な顔立ちで身長も平均女子よりも少し高い。髪が短かったら可愛い系の男の子だとみんなが思うだろう。

実際男装してよく町に行くが皆、私を男の子だと思って接している。

まぁ、普通公爵令嬢が男装して町にいるのがおかしいのだが‥

だから、もし会ったとしてもまずバレることはないだろう、、、たぶん

義弟は、もう出会ってしまったのはしょうがない。義弟ができたのはとてもうれしいことだし。要に虐めなければ良いんだ

当初とやることは変わらない、めっちゃくちゃ可愛がろう!!

私はそう結論づけたのであった。


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