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星から生まれ落ちたダンジョンマスター、ハーレムを作る  作者: 井戸に咲く藤


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今週二度目の投稿です

(辺境伯の娘視点)

私はエナ・レシーナです。

一様聖女候補です。

何故一様なのかは分かりませんがお父様がそうだと言うのでそうなのでしょうね。

正直に言えば聖女にはなりたくありませんが、お父様お母様の為にはやるしかありません。


そんな私は今ダンジョンに来ています。

何れ来る聖女選定の儀の為に私は強くならねば行けないそうです。

私の周りには我が家の騎士数名が居てモンスターを刈っています。

そうする事でパーティーである私にも経験値が入るようになるそうです。

一様初級回復魔法は会得しているのですが其処からは芳しくありません。

ですのでレベルを上げ魔力アップに伴い会得させようとしています。


ですがダンジョンに入ってからも私のレベルが上がってはいません。

理由は分かりませんが多分私が無能だからでしょうね。

ええ私は聖女候補にはなってはいますが、期待されていないただの姉達の優秀さを際立たせる為の存在です。

そのことから解る通り候補には初級回復魔法以上で女子となっています。


何故初級以上かと言うと平民には初級なのに初級と分かって居ない本当の聖女が居る可能性があるからです。

昔の候補は貴族のみだったそうですが、その時本当の聖女はいませんでした。

いえ実際には貴族には居て無くて、平民の中にいたのですがその当時は貴族絶対主義で平民をゴミとしか思って居ない時代でしたので選定されず激情の時代になったそうです。


その時から少しずつ変えて行き今の様になったみたいです。

ですが今でも選民思想の貴族は居ます。

だって私の所がそうですから。

そのせいで私は無能と呼ばれ虐待に耐える日々が続いて居るのだから。

そんな私でもと思い努力したけど結果は残念ながら無能でした。


アハハ、どうしたら幸せはやって来るのかな?

・・・・・・・・・アハハ、こんな事思うなんてバカバカしいのにね。

そんな奇跡みたいな事起こるわけないのに。


そして今日も感情を殺して姉達や親の虐待に耐えるのでした。

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