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誤字報告ありがとうございます
修正していますので引き続きよろしくお願いします
次の日の昼前に姪がやって来た。
仕事があるのでは? じゃとそんな物知るか! こっち優先じゃ!
そして姪は同僚らしき人物を五人連れて。
え? 五人もいるの! 儂が固まっている間に妻は感動の再開を果たしていた。
復活して皆を応接間に案内して話をした。
当然儂は彼女達には礼をした、姪がお世話になっているからな。
それからも話をしていたら彼女達がとても良い方達である事がわかり改めてホッとしたのは此処だけの話じゃ。
昼を共にし、名残惜しいが別れの時間になった。
少し、いやかなり寂しくなるが生きていればまた会える事が分かったので此れで良い筈である。
何れ儂自ら姪達のご主人様には挨拶に行かないと行けないしの!
今から鍛えるか。
フッフフ待っておれよ~!
と思い彼女達が離れて行こうとする時に彼女達が何やら話をして直ぐに姪がやって来た。
儂は忘れ物か? と思っていたが直ぐにとんでもない物を置いて行かれた。
「伯母様、少し叔父様をお借りしますね?」
「ええ」「え、儂?」
と言われ姪と一緒妻から離れると彼女は爆弾を落とした。
「叔父様突然でごめんなさい。
話をしたくて、でも叔母様には聞かせたくは無かったので。
それで早速ですが王宮内の死体を見て父はどんな顔をしていましたか?」
と言われても直ぐに反応出来ず、儂は嫌な予想が頭に浮かんでいたがまさかな? と思いながらも聞かずにはおれなかった。
「な、なんでその事を知っているんじゃ? あやつと話した時も聞こえない様に話した筈じゃ」
と言ってはいるが頭の中は嫌な方ばかりがちらつく。
「はい、マルタさんと話ていたとは知りませんでした。
でしたら何故知っているかと言うと」
待ってくれ、それ以上は! と思っていても止める事が出来ずに一言。
「はい、私達が殺りました。」
聞きたくなかった事を聞いてしまった。
そして儂に一言問いかけられた。
「其れで、叔父様は私達をどうしますか?」
と言ったが儂はどうしたいのか? どうすれば良いのか?分からずに黙ってしまった。
其れを見た彼女がメモを儂に渡し去って行った。
そのメモには後二三日滞在する事と、滞在先が書いてあった。
妻には「大丈夫?」と聞かれたが、大丈夫と答えどうしたいのかを考えた。
次の日妻が言ってくれた言葉で考えが纏まり彼女達の宿に行き姪に会い彼女に言った。
「儂はお前さんがやった事に対して一切聞いていないし、儂がお前さんに何かする事もせん! 儂はお前さんの味方でいる事にした、だから安心するんじゃ!」
と言ってやったわい! バレたら首が飛ぶが構うもんか儂は、いや儂達は覚悟決めたんじゃ。
そしたら彼女が泣いたのであやしてやったわい! なんじゃまだまだ子供なんじゃな〜と思いながら気が済むまで泣かしてあげるのだった。
其れから二日後に彼女達はこの国から出発して行った。
さ〜て色々やる事があるがあの子の為にまだまだ生きて頑張るかの。
と言ってとても良い顔をして気合いを入れるのであった。




