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話が終わりカーミラちゃんが少し考えて僕達の方に顔を向け、
『すみません、そしてありがとう御座います。
この子を助けて頂いて。
この子が決めたのなら私が反対する訳にも行きませんが、私はこのまま捨てて頂いて大丈夫ですよ。
私には余り時間がありませんから、其れにこの子の足枷にはなりたくはありません』
と言った。
直ぐにミナちゃんが「ヤダ!お母さんも!」と涙をみせながら何度も何度も言った。
その姿を見ながら頭を撫でて困った顔をしていた。
其処にユキさんが、
「私達のご主人様に会って見て其れからでも良いのでは無いですか?
貴方がこの子の足枷になるのかならないのかはまだわかりませんよ」
其れを聞いたカーミラちゃんは少し考えてからユキさんを見て
『分かりました。
娘共々よろしくお願いします』
と頭を下げた。
其れから僕達は家にある物をアイテム袋に入れた。
やっぱりご主人様の袋の容量可笑しいよ!
幾ら彼女達の物が少ないとは言え最低現生活するのに必要な物が全部入るってなるとこの袋の金額はどうなるんだろうね?
因みにアイテム袋五十㌔入るので金貨百枚が相場だと前に聞いたな~。
あ、後食料とか買い込んだ物も入っての事で、それだけ入っているのにまだまだ満タンまで行かない。
ご主人様やり過ぎじゃないですか? 凄く怖いですよ!
まさかとは思いますが私達のポーチも同じ容量だったりして〜・・・・・・まさかね~(ぶるっ)考えないようにしよっと。
そんなこんなで荷造りが終わり、石を彼女達に持たせて発動させた。
直ぐにご主人様に連絡したら、
「二人共無事に来たから心配無用だ。
後はこっちでやるから二人も気を付けて他の娘達と一緒に無事に帰って来いよ」
「はい、それではご主人様二人をお願いします」
「はいよ~」
それで通信が切れた。
「後はご主人様に任せて大丈夫ですね」
「はい、ご主人様ならきっと何とかして下さるって確信を持てます」
「後は私達もあの娘達を連れて帰るだけですね」
「はい」
と二人で話しながら宿屋に帰るのであった。
あ、帰りでもバカはいましたが当然行きの運命を辿りましたよ。
帰りは僕も参加しましたよ。
掃除するとスッキリしますね。
やっぱりご主人様以外はゴミクズだらけですね!




