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06

投稿します。

(魔王視点)

玉座に戻ったら寝てた筈の彼女がいて、ビックリしたのを顔に出さない様にして一言

「おぅ、起きたのか」

すると何故か彼女は絶望した顔をしながらその場に座り込んだ。

(え?何故此の世の終わり見たいになってるの?どうしよう?)

取り敢えず話をして見ようと近付こうとすると、いきなり涙をうかべながら神様に祈るようにしてこう言った。

「殺さないで下さい。何でもしますから!お願いします」

こう言われて立ち止まり、そして一歩下がった。

そしてこう思った。

(うわ~完全に悪やん俺、どうしたらいいの?神様助けて!って今俺ダンジョンマスターで魔王やん頼むなら邪神かな~)

と途中から現実逃避しました。

其から適度に話をしようとしても話にならず、結果落ち着くまで待つ事にした。

因みに立ったままではなく途中から玉座の腕を置く所に座っていた。

落ち着くまで待つ事、十分位してようやく落ち付いたのか此方を伺う用に見てきた。

(やっと話が進む)

ばれないようにため息を吐き彼女に向き合い一言

「落ち付いたか?」

こう聞くと、

「は、はい」

と弱く返事を返して来た。

(此れなら大丈夫かな?)

「なら君は何処まで記憶がある?」

と聞くと、

「え、えっと~?」

と質問がわかっていなかったので、

「君が目覚める前までの記憶は何処まで覚えているのか?って事」

と質問の内容を具体的にすると、

「えっと、確か田舎から馬車に乗って町に行くために街道を進んでいる時に盗賊に襲われて馬車が揺れた所までです」

と一つ一つ思い出しながら話してくれた。

(なら其処から盗賊に捕まり俺の領域に来たわけか)

となっとくしていると、

「あ、あの此処は何処で貴方は何方ですか?」

って問いかけてきたので、

「ああ、此処はダンジョンの中で俺はダンジョンマスターや」

と言うと、彼女は固まった。

そして、震えながら

「貴方は魔王なんですか?」

と信じたくないって顔をしながら聞き返してきたので、

「残念ながら俺はその魔王であってるぞ」

と言うと後ろ向きに倒れて気絶した。

小さくため息を吐き(ま、仕方無いよな)と思った。

そして、そのままにして置けないので元の部屋に寝かしてから、自分の食事と風呂に入り就寝。

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