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星から生まれ落ちたダンジョンマスター、ハーレムを作る  作者: 井戸に咲く藤


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53

投稿です

其れから僕の方の説明を求められたので包み隠さず本当の事を喋ったよ。

途中で口を挟んだりしていたが副ギルド長に黙らされてたよ、ざまぁ。

あ、当然あの方の話はしていないよ。

何となくあの神官服を着た人の玉が気になったので本当だけど全部は話していない感じて説明した。


説明が済むと、今まで動かなかった神官服を着た人がギルド長に近付き耳打ちしてから立ち去って行った。

彼が部屋から出て行きギルド長がため息を付き一言。


「信じたかったが仕方無いな。

朱の劉の三人をギルド長権限で本日を持ってギルドカード没収並びに追放する!」


と言った。

言われた三人はボー然とした後講義していたが結果は変わる訳も無く彼等は追放となった。

あ、後僕に対しての賠償金もあって二度と美味しいとはこの事だった。(額が凄いのは言うまでもない。)

全部済んで出て行く時に僕を睨んでいたのを見た時はまた取り乱しそうになるのを堪えるのに苦労した。

だって今にも殺しに来そうなんだもん、だけど場所が場所なので覚えとけよって感じだよ!


彼等が部屋から出て行くとギルド長が頭を下げ謝って来た。

僕は少し罪悪感があったので慌てながら頭を下げるのを止めさせて話をして僕達も部屋を出て行き帰りにローザさんとも話して宿屋に戻った。


宿屋の部屋に入りユキさんがあの方に連絡をした。

まだ僕はユキさん達みたいにご主人様とは恥ずかしくて言えないけど、ちょっと主様とは呼びたかったりはしているので現在特訓?しています。

ですので、今はあの方で許して下さいませ。


そうこうしていたら、ユキさんの連絡が終わったようで僕に話しかけられた。


「ご主人様にギルドでの事をお伝えした所、高い確率で復讐にやって来るだろうとの事。

十分気を付けるようにとおっしゃっていました。

ですが、私としてはご主人様が少し元気がない様な声だったのが気にはなります。

あの子達に限って何か有るとも思いませんし私の気のせいでしょうか?」


「あの三人に関しては了解です。

でも元気が無いと感じたのなら気のせいでは無いのでは?

えっと、あ・るじ様は何か言っては無かったのですか?」

と始めて主様と言ったのですが途中から恥ずかしくなって早口になってしまいましたが一歩前進です。


「そうですね、何も言ってませんでしたね。

危なかったり不味い状況は無さそうでしたから様子見でしょうか?」


「そうですね、あちらの状況が分からないのでそうなりますよね」


と呼び方に言及されなかった事に良かったとホッとしていると悪魔の囁きが聞こえた。


「其れよりも、主様ですか。

まだ照れているのが可愛らしいですね。

どのタイミングでご主人様に言えるのか楽しみですね」


と顔を僕に向け笑顔(男性なら確実に落とせる)を魅せて頂いたのですが僕から見たら(魔王様)としか思えなかった。


ユキさんから顔が真っ赤になっているであろう僕は顔を背けて逃げるしかなかった。

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