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其れから数十分後辺りいたモンスターは一掃された。
此処で一般的な冒険者が居れば彼女達を化け物の様に見るだろう。
何故なら幾らこのダンジョンのモンスターよりも罠で召喚されたモンスターの方が弱いとはいえ、二人と一匹で罠の魔力が尽きるまで湧き続けるモンスターをたかが数十分で終わらす異常さに。
更には弱いとはいえCランク冒険者が逃げ出す事態なのにである。
だが此処に指摘する冒険者はいない。
一人だけいるが彼女は気絶してこの現状を見ていない。
それが彼女にとっては良かったのかも知れない。
それ程冒険者としてやって来た彼女には非日常なのだから。
彼女達の戦闘?蹂躙?が終わり取り敢えず戻って来た面々は気絶した荷物持ちの娘を空き部屋のベッドに寝かした。
ユキに監視は?と聞かれたので必要無しと言い部屋を離れて別れた。
別れてから彼女達から武器を預かりメンテの為に鍛冶部屋に行きメンテをした。
メンテが終わったが夕食にはまだ早かったので新たな武器作りを行った。
出来た武器は
【クナイ】×10
ランク A-
【鉄の大鎌】
ランク B-
を作成した。
クナイはユキに渡すつもりで頑張ったら上手く出来た。
剣や小刀、短剣等は練習の結果 A-の武器が主流になった。
その内 A、A+が出来る様になれば皆の武器を替えようと思う。
そして悪魔といえば大鎌でしょう!ってノリで作れば B-だった。
練習不足だと分かっているが刃物で A-を作れているから B+は出来る筈って意気込んでやれば結果 B-。
武器としては使えるから俺が使うんだがやっぱり悔しい!
もっと練習して Aを目指す!
と意気込んでいると、扉の外からシアが、
「ご主人様、ご飯ですよ!」
と声がかかった。
改めて時計を見ると夕食時間になっていた。
俺は慌てて彼女に、
「直ぐに行く!」
と伝えると彼女は、
「分かったのです」
と言い離れて行った。
本当は早めに終わり風呂に入って出て夕食ぐらいの予定が熱中しすぎて予定が狂った。
此れから風呂にって訳にも行かないので自分の部屋に行きタオルで身体を拭き、そして着替えた。
着替えが済、急いで食堂に向かった。
食堂の入口で「遅れてすまない!」と一言伝えてテーブルを見ると、一人多かった。
その一人に、
「目醒めたのか、体調は大丈夫か?」
と聞くと、緊張しながら
「は、はい大丈夫です。
助けて頂きありがとう御座います」
と言ったので、俺は
「気にするな」
と一言言った。
其処にユキが
「先ずは、お食事にしませんか?」
と言ったので
「そうだな〜腹が減っては戦はできぬって言うし、先ずは食事にしてから話しをしよう。
当然君も食べるだろ?
あ〜遠慮無しな!」
彼女も食べる様に進め、彼女が遠慮しそうなのをぶった切りにして強制にした。
楽しい食事が始まった。
途中で助けた彼女が泣きだしたのにはびっくりしたが、嬉し涙を流しているのを見て(今日のは美味しいだろうがしょっぱくもなりそうだ)と彼女を見ながら思うのだった。
だが何時も女を泣かしている事が心の中でグサグサ刺さるので止めて欲しいです、マジで!
そして此れだけは言わして欲しいのだが、泣かしたい訳では決して無いことだけは強い口調で言わせて貰う!
そんな俺の気持ちとは違い他の皆から俺達二人を見ながら微笑ましい笑顔をしているのだった。




