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投稿します。
彼女達との打ち合わせが終わり部屋に戻って彼等の様子を見るとちょうど荷物持ちの彼女を他のメンバーが切り捨てる所だった。
前後の話は分からないが完全に此処で囮にするようだ。
其れを見て「あ〜やっぱりこう成ったよ!」と思った。
更には俺のフラグ回収ありがとう御座います!じゃねぇよクソが!と吐き捨ててしまった。
こんなの当たるなよ~俺呪われて無いよな?悪い予感が現実になる特殊能力とか無いよな?と本気で考えるのだった。
項垂れている間に状況が変わり彼女が迫りくる敵を倒して行っていたが遂には膝を付いた。
そろそろ行くか!って思っていたら彼女がナイフを自分の心臓当たりに持っていったので、俺は慌てて彼女の元に行きナイフを止め彼女に言った。
「お前の生はまだ終わっていない!
生きたいなら俺のものになれ」
(当然格好つける為に慌てているのを隠してだがね。
内心はバクバクものです。
間に合って良かった)
だが答えを聞いている暇はなく敵が来ているので切り捨て彼女を抱えて入口まで運び、下ろそうとしたら彼女が気絶していた。
「え〜気絶してるし!格好良くドヤ顔したのに恥ずかし過ぎる。・・・・・・・・・ハァ~どうするかなぁ?まぁ取り敢えずユキ達呼んで処理とレベリングするか〜」
入口の隅に気絶っ娘を下ろしてユキ達を呼んだ。
彼女達を呼び彼女達が来て俺の様子を見て一言。
「ご主人様の予想道理に成りましたね」
と仕方がないご主人様ですね?とした顔で言われてしまった。
その姿を見て顔を背けて「あぁ、予想を裏切ってくれなかったよ」と言った。
そして部屋の様子を見てキラキラ?していたシアが、
「ご主人様〜あれ等殺っても良いのですか?」
と物騒な事を言った。
何処で間違ったのだろうか?と目元を抑えながら、
「君達のレベリングに丁度いいと思うから殺って貰えるかな?」
と返すと、
「承りましたご主人様!」
「やった~ありがとうなの、ご主人様!」
「ワオーーーン!」
三者三様の肯定だった。
此れを聞いた俺はモンスターが可哀想だと思い家の娘達がすいませんと言いたくなったのは此処だけの話だった。