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星から生まれ落ちたダンジョンマスター、ハーレムを作る  作者: 井戸に咲く藤


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投稿します

(朱の劉 荷物持ちのエリシア視点)

僕は田舎育ちだった。

昔は人族の父とエルフの母と一緒に暮らして居た。

楽しく家族力合わせて毎日を過ごして来た。

ある日母がエルフだと言う事がバレて私達は夜逃げすることとなった。

母がエルフだと分かる特徴は魔法で誤魔化していたし、私達も外では話して居ない。

だけどバレてしまった。

私は元からエルフの特徴は出ていなかったので普段通りにしていればバレることは無かった。


誰にバレたのか分からなかったけど、お父さんが村の人達の様子が可怪しい事に気が付いて調べて分かった。

分かってからは直ぐに家族で夜逃げして安住の地を探す為の旅をした。

そして別の国に入りまた旅をして住める土地を探した。

そんな日々を過ごしやっと見つける事が出来、その村に住む様になった。

その村でもお母さんの種族は秘密にして過ごした。

余り裕福では無かったけど家族皆で楽しく過ごせた。

そして僕も働く年に成ったので親に頼み冒険者に成ることを相談した。

最初は心配して反対していたけど僕の真剣さに推し敗けて許して貰った。

でも定期的に手紙を送るを条件にしてだけどね。


僕が何故冒険者を選んだかと言うと、僕でもお金を稼ぐ事が出来るから。

稼いでお父さん、お母さんに仕送りをして少しでも楽して欲しかったからね。

大変だったのに僕を大切にしてくれたから、今度は僕がしてあげたかった。

僕の想いは言ってないけど、多分バレてるだろうな~とは思うけどやっぱり言いたくは無いんだよね、恥ずかしいから。

そんな感じで村を出て街に行き冒険者になりこつこつ依頼をこなして行った。(最初は色々あった)

そうして今のパーティに入った。


リーダーの目が嫌でちょっと逃げながら毎日を過ごした。

パーティを離れようかとも思ったけど一人よりも稼ぐ事が出来るし、他に知り合いのパーティも知らない私では

騙されそうだと言うのも理由であった。

リーダーさえ我慢すれば害が無いのが助かりでもある。

そんな日々を過ごして居るとある日ダンジョンが現れた。


僕達がダンジョンにて失敗して色々有り、扉の外から中の三人の話を聞き自分の部屋に入り荷物を片付けながら涙を流した。

僕は何処で間違ったんだろう?と自問自答していたが答えが出る訳もないので、気分を変え最後になるだろう両親への手紙を書き出した。

だけど、どうしても【サヨナラ】が書けなかった。

黙って居なくなる事に胸の苦しみと涙が溢れ出すけど、ぐっとこらえて【心配しないでこっちは頑張ってるから、お父さん お母さんも体に気を付けて頑張ってね】と最後に書いて手紙を終えた。

後はギルドから手紙と仕送りのお金を送れば終わりである。


次の日に三人が話し合いで決めた事をギルドマスターに意見しに行くついでに僕は受付係に手紙とお金を村に送って貰う手続きをした。

何時も定期的に行っているのですんなり手続きも終わった。(何時もの受付係にだから当然だけどね!)

僕の用事が終わり結果を後の二人と待っていると、マスターとの話が済んだリーダーから意見が通った事を話しだした。

二人は嬉しそうだったけど僕は嬉しく無かった。

ギルドマスターが反対してくれる事を願っていたのに叶わ無かった。

神様に見離されるとはこの事を言うのだろうか?と思った。

次に生まれ変わる時は、幸せであります様にと願うのであった。


(????)

捨てる神の玩具あれば、拾う神の玩具有り。

実を咽ぶまで後す・こ・し♡・・・。

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