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星から生まれ落ちたダンジョンマスター、ハーレムを作る  作者: 井戸に咲く藤


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投稿します。

暑い日々が続いていますので体調には充分気を付けてください。

次の日はダンジョンの拡張をした。

これまでと違い罠に引っかかると入れる鬼畜部屋を作成。

まあ、敵はまだ来ないがこの部屋を使ってレベリングをする為に作りました。

中には下位のモンシターが沢山出る様に設定。

俺達が使う時は俺が操作して数を調整すれば良いしな。

だが此れには一つ問題点があって、それは俺には経験値が入って来ないと言う点と彼女達の経験値も半減すると言う点の二つがある。

俺の経験値が無いのは自分のモンスターであり、敵では無いということだからである。

そして彼女達の経験値が半減する理由は彼女達が俺の配下だからである。

どの程度の半減かと言うと大体正規の半分位になる。

だけどある程度安全な環境でのレベリングになるので、此も仕方無しと思っている。


モンスターの配置も済んだので次はシアの武器を作ろうと思う。

最初の頃より良い物が作れるようになっているので、ちゃっちゃと作っちゃいます。

出来たのが、


【椿の短刀】

ランク A-


を作成してシアに渡した。

武器の練習がてらダンジョン拡張したレベリング部屋に俺とユキそしてシアの三人で向かった。

部屋につきモンスターを操作してシアのレベリングを行った。

因みに、小型のマスター用機器で操作可能。

その辺は便利!

途中から複数のモンスターとの戦闘や三人での戦闘等々を行ったがどうやら俺が入ると全員の経験値が入って来ない見たいで数回やって後は彼女達に任した。


休憩や昼食を挟んでまた再開使用と思って居たら此処で侵入者がやって来た。

今回は狼が一匹だけだった。

俺が(今までと少し状況が違うな?)と思ってその狼を見てみると後ろ足を引きずって歩いていた。

その他にも所々怪我しているのか、毛皮が黒くなっている。(最初汚れてるだけかと思ったすまん。)

その狼は洞窟の隅迄行くと体を横たえて休んでいる様だった。

今までなら殺って経験値+DPとなるんだが、さすがに可哀想になる。

こんな時は彼女達に相談しよう。

有難い事に俺の変化に気付いて静かに待ってくれてるみたいだしな。


では早速。

「実は侵入者が来たんだが今までと少し違うから意見が聞きたい」

「はい、構いませんが違うとはどういった感じなのですか?」

「其が侵入者は一匹の狼何だが怪我をして此処までやって来たみたいなんだ」

「成る程、それでその狼を保護するのか殺って仕舞うのか迷われているとの事ですね」

「そうなんだよ」

「私としてましてはご主人様のやりたい様にされましたら宜しいと思います、貴方はどうですか?」

とユキはシアに聞いた。

「私もご主人様に従いますが、個人的には助けたいです。ごめんなさい」

「そうか、だが何故謝る?」

「ご主人様に従うのが奴隷であり意見を言うなんて持っての他なので」

「まったく。そんなの気にしなくて良い、なら命令な。此れからはどんどん意見を言ってくれ」

「わ、分かりました」

と少しの戸惑いと嬉しさが見えていた。

「俺としても今までと違うから助けてやりたいとは思うのだが治して襲って来たらって思いもあるからな~」

「でしたら治して少し様子を見るのはどうでしょう?襲って来たら私が改めて殺ります」

とユキが、最後の方は恐かった。

「よ、良し其れなら一度助けて見るか!」

と狼を助ける事にした。

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