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星から生まれ落ちたダンジョンマスター、ハーレムを作る  作者: 井戸に咲く藤


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投稿です。


朝起き食堂で朝食を作っていると、視線を感じたので入口を見てみると狐の子と目があった。見付かったと思い直ぐ隠れていたが、しっぽが出て隠れていなかった。

俗に言う「頭隠して尻隠さず(しっぽ)」だったので少し苦笑してしまった。

彼女に近づいて行き怯えないように声をかけた。


「朝ごはん食べるか?」


と聞くと、彼女が答える前にお腹の音が聞こえ彼女が恥ずかしがっていた。

微笑んで「こっちにお出で」

と言って椅子に座らそうとすると、此処で誤算が発生。

迷って座らないのであった。

俺はあれ?と思ってハッと気付いた。

彼女が奴隷であった事を。

分かったので、本当は嫌だけど命令したら素直に座ってくれてホッとしたが、こんな子を奴隷にした奴らの処罰が足らなかったと怒りが沸いて来そうなのを抑えて朝食を彼女に出した。

出しても許可がいる見たいだったのでその様にした。

本当にこんなのは嫌気がする。

彼女と一緒に食事をして終わり話をしてみようと声をかけかけたが入口の方から足音が聞こえたので止めた。

だが彼女にしては珍しいと思いながら入口に目を向けるとバッと現れ、


「ご主人様あの子が居ません!どうし・ま・しょ・う?」


と最初は焦っていたが俺の目の前に居るのが探している子だと気付いて途切れ途切れになっていた。

そして当の本人は椅子の上で入口にしっぽを向け踞っていて、しっぽはピーンと立っているのだった。


怖がっているこの子の近くに行き背中を撫で「大丈夫」と言ったら顔をゆっくり上げ俺を見ると抱き付いて来た。

其からも撫でていたが、一向に離れてくれないので抱き上げて俺が椅子に座りその膝に彼女を乗せた。


(うん、癒やされるそしてカワイイ。

だが私はロリコンでは無いはずーーーーーー多分!

だけどKAWAIIは正義であり、敵は殲滅じゃ〜。)


と脳内では暴れていたのであった。



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