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(ダンジョンマスター視点)


突然ですが、やらかしてしまいました。

何をと言えば眼の前で正座して命令を待っている、眠って居るはずの人造魔族の少女である。

眠ってるはず! で解る通り覚醒させてしまったのである。


ハハハ、だが弁明させて欲しいのだがわざとでは無い。

と言うのもどうやら運んでいる状態から既に吸われていて契約も済んでしまったもよう。


あ〜今日も空が綺麗だな〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



はぁ〜、どうしよう。

取り敢えずユキ達を待って決めるかな。

それとさぁエレナさんさっきから命令があれば何時でも殺るって感じの静かな殺気を閉まってくれないかな? 怖すぎてチビリそうなんだけど!

ユキさん達〜早く帰って来て〜。


多分実際は三十分位だと思うんだけど体感では三時間位は待った気分になったよ。

俺の近くで正座してるこの子が最初に目に入ったユキ達は先ず俺ではなくエレナを手招きして呼び話をしていた。


話が終わり俺の下に来た、笑顔なのに笑顔じゃ無い状態で。

漫画や小説では、「おっ、怖!」ですんでたけど実際だと「ひっ!あああ〜」と逃げ出したくなるんだね。


まだ救いなのがその状態を俺に向けられていないのがちょっとホッとしてる。

これが俺に向けられていたらと思うと、考えたくない。

多分、俺だと無言で真っ白になり漏らす。

因みに直接向けられているこの子はと言うと、パッと見は至って普通だが、額の汗凄いし少し震えてる。

何か足元モジモジしてないかい?


うん彼女の尊厳の為に見て見ぬふりだ。

と考えてたらユキからお声がかかった。


「御主人様? 御説明お願いします」


御主人様? の所でヒッと声を上げなかった俺を褒めてくれマジでユキは普通に御説明と言ったのに、俺にはご・せ・つ・め・いに聞こえるんだが! 逆らえないが逆らったらどうなるか解る圧である。

だから俺は言い訳する事なく答えました。


ユキ達に説明をするとユキが溜め息をついた。


「分かりました。

取り敢えずは御主人様を信用します」


と言いそしてこの子に視線を向けてニコっとした。

これを見た彼女は泣きながら首を縦に、もげるんではないか? って位振っていた。

言葉にはしていないが、『御主人様に無体(敵対)を働いたらどうなるか分かりますよね?』である。

この時の圧はレベル1の村人が行き成り裏ボスに出くわした位に思えた。

だからユキ達には絶対逆らっちゃ駄目だよ。

命がいくつあっても足らないから。

これから家のダンジョンの家訓にしようかな? ユキには逆らってはダメ絶対って感じで。


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