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自室に戻り小さな宝箱(俺にとって)を開け取り出した。
取り出した物は黒い球体で周りがモヤみたいなのが出てる。
ハッキリ言って禍々しい。
でも、気持ちを切り替えそれを地面に置き魔力を注ぎイメージした。
魔力を注いでいくと球体は形を変えて行った。
だが形が変わって行くのは良いのだがどうしてもスライムの様にしか見えないそれに少しイメージが変わりそうになるとそっちに形が変わりそうになり慌てて戻すを繰り返す事になる。
とても大変である。
だが、ある程度出来た所で事件発生である。
事件発生後俺は心から言いたい、扉の鍵は二度確認するべきである! と言う事を!
シアとミアが突然俺の近くで俺を呼び気をそらしてしまった。
そのせいであと少しで理想の俺が完成する筈が彼女達二人を見た事によりイメージが彼女達よりになってしまった。
そして間の悪い事にそれで完成してしまった、俺の外での肉体が・・・・・・・・・。
そして俺は心の中で号泣(実際潤みながら)二人にどうしたか聞くと、二人とも俺の身体を見て「わ〜」ってなってこちらから声がかかった事に気づいていない。
もう一度声をかけると気づいてくれた。
そして聞くとあの女神が俺を呼びに行くように言ったそうな。
そこでお気づきの方が居るかも知れないがどうも作為的な感じがしませんか?
あれだけ一人の時にする様に言っていたのにわざわざ子供の二人を寄越して来るんだよ!
偶然と言われればそれまでだし、鍵も確認していなかった俺の落ち度なのは解っては居るがなんか納得いかないんだよな〜。
取り敢えずこの事を置いといて二人と一緒に食堂へと向かった子供型俺を置いといて。
食堂に付くと女神はお茶(紅茶)を優雅に飲んでいた。
女神が俺に気づき笑顔でユキ達のプレゼントを渡した事を言ったが、俺には
(どうでした? 貴方の身体はちゃんと出来ましたか? まさか失敗してませんよね? あれれ~あれ程言ってあげましたのに仕方ないア・ホちゃんですね~。
新しいのはありませんからそれで頑張ってね〜♡)
と笑顔で言われているようで余計に腹が立つ! が我慢するんだ俺!
俺の様子を見て満足したみたいで直ぐに何処かに行った。
行ったのを確認したら、心の中で言いまくってやった!
声に出してないけど少しモヤが晴れた様な気がするが後でモンスターに八つ当たりしまくろうそうしよう。