まだまだまきこまれたわけじゃない(ヤバい、受付さんがヒートアップしている!)
「まあ話くらいなら構いませんよ。
先ずは簡単に自己紹介でもしましょうか。
俺のプレイヤーネームはケイ、知らない間に勝手についた通り名はひよこさん。第三期ロットデビューのニュービーです。貴女達はクラン『ケットシー』の関係者ですか?」
「え?どうして分かったんでしょうか?」
おっと、保護者さんの警戒レベルが少し上がったぞ。
「いや、そのリュックとかポーチとかのモチーフってクランマスターの黒猫さんの分体でしょ?それに貴女のバックパックのロゴは『ケットシー』のクランマークですから十中八九関係者に違いないと踏んだのですがどうでしょうか?」
「おぉ~ひよこのおじちゃんスゲー!」
「俺が凄いんじゃなくてクラン『ケットシー』と黒猫さんのネームバリューが凄いんだよ。ちょっと調べれば『PWO』史上最短で1000億Lの準備金を用意して『商業ギルド公認商会第一号』の立ち上げ、『100Time 1HIT kill 』から始まる『エインヘリアルの落日』、ビリザキッド率いる盗賊クラン『アウトロー』が盟主の盗賊連合からの『商業ギルドのキャラバン防衛戦』、PKクラン『カラミティ』との『艦隊砲雷撃戦からのクランマスター同士による艦上一騎討ち』等々、枚挙すればキリが無いよ」
「ひよこさんはよく分かっていますね!キティちゃんのお父さんが黒猫さんだって分かった時はもう!」
ありゃ、黒髪ロングちゃんは黒猫の大ファンのご様子。これは将来はオジサマキラーにもなれそうだね。それでキティちゃん、黒猫さんのお子様はどの子かな?
「もう、あいさつは大事って言ったばっかりだよ。ごめんなさいケイさん私はこの世界ではキティって言います。青いドレスの子がハルルちゃんで赤い子がキッカちゃん。黒のメガネの子がネネネちゃんでこのお姉さんがレアさんです。私達も第三期ロットからのスタートですから一緒ですね。良かったら仲良くして下さい」
成程、姫ちゃんが黒猫さんの娘さんか。しかし、まあこれだけかわいい子が娘さんなら親バカだろうな。
「俺はミケさんやシロさんのフレンドになってるし、黒猫さんとは友達らしいから宜しくね」
「お父さんとおばさんたちのお友だちだったんですか?」
「そうは言っても今日、この世界で会っていきなり向こうからの申し入れを受けたから知り合いって言えるのかな?その辺はお父さん達聞いてくれ。
何だか俺のせいでクエストに行くのが遅れるみたいでごめんね」
暫く姫ちゃんと俺のごめんなさい合戦が続いた。




