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ひよこ男のVRMMO  作者: 黒猫傘
11.スタート。漸く冒険者としてスタート。
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ひよこさんひめちゃんずをかんさつする(アレ~?何か違和感があるんすけど?)

「あっはい。それは良いんですがカズマさん、如何してバックヤードから出てきたんですか?」


 受付さんが登録用紙と羽根ペンとインク壺を用意しながらカズマに聞くと


「これから姫ちゃん御一行様とパヴェゼの森に採取の訓練に行くところなのさ」


 後ろを親指で指差すカズマ。


 姫ちゃん?何かのイベントかな?と思い、カズマが指差した方を見ると小さな女の子のプレイヤーが4人と保護者らしき女性が1人がギルド内に併設されたカフェテリアエリアでティータイムを取っていた。


 一人目は一番目立つプラチナブロンドのふわふわした髪をツーサイドアップにして前髪の一部が疑問符の様な形にはねていてぴょこぴょこと左右に揺れている金色の瞳をした白いドレスを着て腰にエストックを佩いている正にお姫様のような子。その手に抱き締めている黒猫リュックにそこはかとなく不安を感じるのは何故だろう?


 二人目は黒髪のストレートロングの可愛さの中にシュッとした鋭さが見え隠れしている将来は同性にもモテそうな気配がする。装備は青いドレスに銀のブレストプレートにガントレット、グリーブ。腰には細めの片手直剣を佩いていて、正に某騎士王様の様な格好をしている。そしてこの子も黒猫ポーチを持っている。


 三人目は茶髪のミディアムヘアをマッシュウルフにしてぴょんぴょんと跳ねている元気な子だ。格好は赤い羽付き帽子に赤いコート、その中は白い服と赤い革の胸当て、赤のチェックのミニスカートに白いニーハイソックスで武器は弓矢のようだ。この子は黒猫ウエストポーチ。


 四人目は髪型をシニョンにしてメガネを着けた、か弱そうな子。黒のブレザーに白いカッターシャツにリボンタイ、黒の膝丈のスカート、黒のハイソックスと学園モノの魔法使いの様な格好にローブコートと指揮棒のような杖の魔法使いちゃん。やはり黒猫トートを持っている。


 最後に保護者らしき女性、此方は完璧に近衛兵の格好で装備はタワーシールドにメイス。彼女は流石に黒猫型では無い。普通のバックパックを背負っている。但し、バックパックのロゴは白い子猫を咥え、三毛の子猫を背中に乗せて歩く黒猫。確かアレってクラン『ケットシー』のクランマークだった筈。


 つまり、彼女達は黒猫さんの身内か。成程、だからロリコンが湧いて出て来ない訳だ。あれだけカワイイ小学1年生くらいの女の子が4人も居るのに変態共が騒いでないから気になって見てしまったがこれで納得がいったぜ。


 さてと手続き手続きっと!

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