しすたーさんのおねがいゆいっと(濃い変態は忘れそうになると現れる)
「フフフ、やはり君はやってくれると思っていたよひよこさん。ひよこさん、貴方にはハーレム王の気質がある!」
だーしまった、また変なのに引っ掛かってしまったぞ!
ちくしょう、何で態々正門から出てしまったんだ?
よく見ればコイツは走れクロ助で逃げて行ったヤツじゃん。普通なら黒猫さんのトラウマが再発すれば半日は再起不能になるらしいのだが30分程度で復帰しやがったぞ。クソー何で中途半端にメンタルが強いんだよこの手の変態野郎は!
「その驚愕の表情はどうしてぼきゅが…んん、僕がトラウマから直ぐに復活した事に対してだね?」
うわぁ、ボクなんて短い単語を噛んだのに何事もなかったように続きを言いやがったなんてメンタルだ。
「いや普通に気持ち悪かったからだけど。何時もコッチ見る度に変な事を言ってるけどいい加減にしないとGMコールするぞ」
「き、気持ち悪い?」
「そうね、ケイさんの言う通りとても気持ち悪いわ。そうよね、鈴」
「うん、凄くキモい、だよね、稟」
おっと、双子からの援護射撃!キモ野郎にクリティカルヒットしたぜ。そのよろめく姿も芝居がかってキモい。
「ねぇ、このキモいのひよこさんの知り合い?だったら縁を切った方が良いよ。ね、稟」
「知り合いですらないようだけど、この手のやからとは付き合わない方が良いのは確かね。そうよね、鈴」
更にツインズの追加攻撃!あっ、キモいのがいじけて地面にのの字を書き始めた。
さて、どうやって追い払おうか?この手の変態は粘着質だからなぁ。どうせ俺に引っ付いていれば零れた女の子をゲット出来るとか思ってるんだろうけどウザい。俺にそのつもりは全くない上にこんなのが近くにいたらしんどいだけだからご退場願おう。
「あっ、あんなところに前髪パッツンの駄目イドが居るぞ〜!」
言った直後にタマさんと黒い集団の一部が現れる。
「ケイさん、あの駄目イドは何処ですか?」
「彼処、あの果物屋の木箱の後ろです。連れて行く際、この変な人もお願いできませんか?」
「コイツは……このキモいのは姫様とそのお友達に危害を加えるかもしれない超要注意人物!あるふぁーつー、えこーふぉーはこのキモ男を衛兵詰所に放り込んで色々と持っている証拠を渡しなさい」
「隊長、反逆者ぷちを捕らえました!本当に木箱の影に潜んでいました」
「くっ、助けてやった恩を仇で返して許さない!」
「それならミケさんに御礼を言っておいたから問題無いね。その方が君も嬉しいだろう?」
「くぅ、お姉様、どうしてですか?」
こうしてタマ捕物帳の序でに変態を撃退したのであった。




