みんなでつくろうるるどのひやく(幼女と少女と少年との合作だ!)
「すみません。いつもなんとなくで作っているので上手く説明出来なくて」
そう言うお婆さんは薬のレシピ集であろう本を渡してくる。あっうん、やっぱりそうか。えっとこれはこの世界の古い言語で書かれているようでさっぱり分からん。多分、読めてもそこから正しい解釈を導き出さないといけないんだろうなぁ。だってこれってお婆さんの家の秘伝らしいから。
「ふむ、ルルド文字か。よし、俺が解読しよう」
おっと、MANATOくんがこの文字について知っているようだ。お陰で俺は解釈の方に専念出来る。
「甘蜜樹の蜜をひ…かけ…?所々読めん上に表現が曖昧だな」
「ん~それはハープルの樹液を煮詰めて濃縮するだと思う。但し沸騰させず、焦がさないように気をつけないと品質が落ちそうだね。これは料理を普段からやってる人間がやるべきだと思うけど二人は出来る?」
「俺達は食べるの専門だ」
「わ、私は、頑張ります!」
なんだか嫌な予感がするので俺がやる方が良いだろう。
「あ、うん。今回のコレは俺がやるから良いよ。料理については俺でよければ機会があれば教えてあげようか?」
「ぜ、是非お願いします師匠!」
「あ、うん。ちょっとずつね。ここなら失敗してもオッケーだしね。出来れば師匠は止めて欲しいな」
「はい、先生!」
「あっはい。もうそれで良いっス」
「うむ、そのぶきっちょを見事な料理人に仕立てくれると母も喜ぶ。このぶきっちょときたら食材をまな板ごと切り裂く、鍋をかき混ぜれば中身の大半が溢すような力加減の出来ない女だからな」
うわぁ予想以上だぞこれは。やる気があるから空回りさせないように出来る事、そうちょっと力を使う事をさせてあげよう。
「う、うん、次いってみようかMANATOくん。出来ればそうオレンシアの果汁についてが良いな」
うぉ、眼力が眼力が凄い!Akiさんの眼、キラキラしてるのに凄く圧を感じる。うん、なんとか出来る事を探すからちょっと待っててくださいな。
「し、ししょー!」
「う、うむ、オレンシアだな。しばし待て。後、妹よ。師匠は止めろと言われたばかりではないか。人の嫌がる事をするヤツはダメだぞ」
「うぅ、ごめんなさいケイさん」
「出来るだけで良いから気をつけてくれればそれで良いから。
MANATOくん、多分だけど太陽の果実に関する記述はある?」
「ん?おぉ、あったぞ。でもよくわかったな」
「ん~だってコレってブラッドオレンジにそっくりだからさ。さっきのハープルだってメープルシロップの作り方だったからね。という事はサラシとかも必要だな不純物を濾し取った方が良いし」
「ふむ、そういう物か。おっと、これだな。太陽の果実をつぶすぺちゃんこ?」
OK、この秘伝書作った制作側はプレイヤーにケンカを売ってやがる。良いだろう買ってやるよそのケンカ!絶対にルルドの秘薬とやらを完成させてやんよ。




