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ひよこ男のVRMMO  作者: 黒猫傘
9. 作る。流行り病の特効薬を作る。
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ちわっくろねこびんっす(え?本当にあるって、マジで?あの人どれだけ手広くやってんの)

 何とか二人を宥めすかしながら道具屋へ到着する。その途中でひよこさんがまた違う幼女を連れてるなどと言った阿呆がAkiさんに「誰が幼女だ!」と空に打ち上げられた以外には特には問題無く到着出来たと思う。


 しかし、メリルちゃん以外に小さな女の子を連れていたことはないのだが………もしかして、前に夜一くんと別れた直後に会った兎人族の迷子の事か?でも、あの子は男の子だぞ?確かに可愛い感じで将来は男の娘って言われそうだったけどちゃんと男物の洋服着てたから間違ってやるなよ。


 おっと、話が脱線してな。さあ道具屋さんよ受け取るがよい。


「遅くなりましたが、言われたアイテムを揃える事が出来ました」


「ありがとうございます。これでミリィさんの薬が作れます」


 そう言うお婆さんだが手に包帯が巻かれていてとても調薬出来る状態ではないように思える。もしかしなくても地面に転がっているジジイを素手で殴り過ぎて拳を痛めたようだが、これも彼女なりの愛情表現だと思うので俺はツッコまない。ツッコまないったらツッコまない!Akiさん、何か言いたそうだが我慢だ!絶対構ったらジジイがつけ上がる。


「お婆さん、手は大丈夫ですか?」


 おっと、そっちに行っちゃったかぁ。それに手を出しちゃうとまた面倒事が俺に振り掛かってくるんだけどなぁ。


「えぇ大丈夫ですよお嬢さん。今朝、ちょっと転んでぶつけただけですから」


 そう言いながら手をさするお婆さん。


「あの、良かったら俺が調薬しましょうか?こう見えて貴女方の言う異界では薬師をしていますので作り方さえ分かれば完成させる事が出来ると思いますよ」


 こう言うしか無いでしょう。だってシークレットチェインミッション『流行(はや)(やまい)の特効薬の材料を集めよう』→『流行り病の特効薬を作ろう』[尚、このミッションは冒険神の試練ですから貴方に拒否権はありません。後、手伝って貰う事は許可しますがあくまで貴方主導で行わないとペナルティを課します。]


「ん、俺がさくっと作ってしまおうか?」


 そう言ってくれるMANATOくん。


「いや、それをやるとペナルティを食らうらしい。取り敢えずは手伝う程度に留めてくれ」


「じゃあ私も手伝いますよ」


 Akiさんも手伝ってくれるらしい。そうなると当然


「メリルもー!」


 そうなるよね。てかいつの間に膝の上に乗ってたんだよこの幼女は!


「あのケイさん、その子は?」


「このチェインミッションの発起人。この道具屋のメリルちゃんだよ。なんか懐かれてこっちが座ってるといつの間にか膝に陣取ってるんだ。じゃあ、お婆さんの言うことを聞いて一緒にお母さんのお薬を作ろうか?」


「わかったーメリルがんばる!」


 こうして初のクラフトミッションがスタートする。

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