ぜんらがろぼにのったら(どら猫ちゃんが乙女に戻る)
「ななな、何なのよアレ?全裸がロボットに変わったわよペティ!」
「あぁ~そうだねモードレーヌちゃん。正確には全裸の変態がモ○ル○ーツとかアー○ス○イブに似たロボに乗り込んだだけだよ。と言うかもうキャラ崩壊させたままで行くつもりなんだねモードレーヌちゃん。もしかしてクランの中で常に強気オレっ娘は想像以上にしんどいから止めるなら今だって思った?」
「そうよ!なんか文句ある!」
「ん~別に無いよ。ただ…」
「ただ、何よ?」
「ただ、これまで色々と庇ってくれてたクランマスターのケイさんには謝っておくのよ」
などと全裸のロボ、ストリートキングマッパー専用ストロングギア、カリバーEXMk-Ⅱ改ストリッパーの起動時間にモードレーヌとペティがこのようなやり取りをしている中でケイとトリスは
「チキショー、ストリッパーまで完全再現かよ!パーシーさんは鑑定、アリーさんは待機」
「ガーさん、レンさん、注意すべき攻撃はロケットパンチと特殊武装マグナムカリバー」
さっさと諦めて持ってる知識をフル活用して最善の対処を開始する。ケイは本来のストリッパーとの差異を知る為に救出部隊で一番鑑定のレベルが高いパーシーに確認させてこれまでに消費しているアリーのMP回復に努めさせる。トリスは見た目の特徴から同一だろう厄介な攻撃パターンをガウェインとレンにレクチャーしていく。
「読み取れたのはLv121で属性は不死、特殊能力は魔法無効、物理半減、貫通無効、衝撃脆弱、爆発脆弱です!」
「機械が不死になっていても魔法無効なら使えないか」
「いや、ストリッパーから引き摺り下ろして回復ポーションをブッ掛ければ効くのでは?」
「その手があったか!クソッ、久し振りに見たせいで咄嗟に思い付かなかった」
「それは俺も同じですケイさん。それよりも引き摺り出す方が面倒です」
「クソッ、ギャーくんのバカー!ルーカさんが攻略のキーポイントになるのに連れて行ったせいで俺達がピンチに陥るなんて!」
「彼女の隠密性と正確な狙撃があればあの急所であるコックピット上のメインカメラである頭部と胴体を繋ぐ首部分のケーブル帯に爆発物を射ち込めたでしょうね」
「ルーカさんが居ない以上身軽なパーシーさんかガウェインさんに直接爆弾を置いて来て貰うしかないけど」
「アレにはバリアが有りますから近付くのは難しいかと」
またもや理不尽ボスと戦うケイ達、勝機は一体何処に?




