みっしょんつーななつのざいりょうをにゅうしゅせよ(mission2 七つの材料を入手せよ!)
「それで何を持ってくれば良いんですか?」
まぁ材料を言われても分からないからwikiで調べないといけないんだよなぁ。
「引き受けて下さりありがとうございます。
それで材料となるのは聖水、キュコの果肉、タルメリックの根、リコルルの葉、ハープルの樹液、オレンシアの果汁、リジェの新芽の七つです。
採取道具は渡り人様は此方に来たばかりだと聞きましたので御用意させて頂きました」
それはありがたい。確かにジジイのへそくりのお陰で所持金が5万Lとなったけど出来れば無駄遣いはしたくなかったのでラッキーだ。
「聖水なら私が持ってるので差し上げます。足りないようなら教会のシスター達に言えば手に入れられるように言っておきますね」
エリーさんから聖水の入手した。これで残る材料は六つだぜ。
「残りは森で採取出来るなぁ」
チラッと攻略wikiを覗いていたせいでポロッと口から出てしまった。
「よくご存知で。お任せして正解だったようですね」
お婆さんが煽ててくるからテレちまうよ。
「いやこれは渡り人の情報網ってヤツのお陰です。それはさておき、残りの材料を取りに行くので聖水とお金を預けておきたいのですが?」
「それは構いませんがどうしてでしょう?」
「それは渡り人で言う『死に戻り』、俺達の窮地に神様が教会や神殿、寺院に引き上げてくる際には所持金やアイテム、経験値を失った上で一定時間の弱体化があるのでもしもの時の為ですよ」
「分かりました。ではお預かり致します」
お婆さんに所持金全部と聖水を渡す。
「じゃあ、私は此処でお別れです」
店の前でそう言ってくるエリーさん。
「どうもお世話になりました」
「こちらこそお父さんとお母さんが大変迷惑を掛けてごめんなさい。またどこかでお会いしましょう」
颯爽と手を振りながら去っていくエリーさんを見送ると自分も向かうべき南門の方向に一歩を進める。
やっとだ、やっと冒険者らしい事が出来るぜ!
スタートの変態筋肉神に始まって、変態二人組、腹黒神官、とんでも騎士に淫獣、濃いキャラに振り合わせるのももう終わりだ!
ここからは細々とこういう採取クエや単独で可能な討伐、ちょっとした生産なんかをしながらのんびりとやっていくんだ!
そのためにもこの強制クエを頑張って終わらせるぞー!
そうして意気揚々と南門に向かうケイであった。
通貨の単位 L=リーレ




