あいるびーばっく(私は帰って来てしまった。)
気づけば15000PVを超えていました。自分の駄文をこんなに沢山見て下さりありがとうございます。誤字脱字、やってほしいネタ等ありましたらご意見下さい。只、自分はチキンハートなのでオブラートの包んでいただけると嬉しいです。
この後の衛兵と変態の攻防は後日、掲示板で知ったのだが何だか凄かったそうだ。
ヤツのサブジョブのひとつが狂戦士だったそうで追い詰められたヤツが狂化した後、衛兵団が劣勢に追い込まれたらしい。
その時に魔皇少女と狂錬金侍と畏怖される二人組の兄妹有名プレイヤーによって…いや、魔皇少女の怒りのグーパン一発でダウンさせたらしい。
その直ぐ後に騒ぎを聞き慌ててすっ飛んで来たヤツの飼い主であるクラン『白馬騎士団』の団長が賠償金を支払い、ヤツに制裁を加えると言う事で話がついたらしい。ちなみに団長さんの容姿は勿論、可愛い幼女である。
ハァ、なんか現実逃避している間に道具屋『プロミネンス』に到着してしまったよ。顔が強張っているのを見てエリーゼさん、いやエリーさんが先行して道具屋へ入ってくれる。
そこで何か会話をしてからエリーさんが俺を中に入ってくるように言ってきたので仕方なく中に入る。目の前には土下座の形で簀巻きにされたジジイがお婆さんに後頭部を踏まれて額を地面に擦り付けられてる。
「この度は主人が御迷惑をお掛けてして大変申し訳ありませんでした。この通り主人も反省していますのでお許し頂けると幸いです」
「モガー!ムガー!ウガー……グキョッ!?」
どうやら猿轡までされているジジイが抗議の声をあげそうになったその時、お婆さんが手に持っていた杖を逆さに持ち替えて持ち手の部分でジジイのテンプルを打ち抜き物理的に黙らせる。
うわぁー、アレはヤバいんじゃないか?結構いい角度で入ったから確実に意識は刈り取っているんじゃないのか?などと思わなくもないし顔にも出ているだろうが、しかし、無視してお婆さんに話し掛ける。
「この子の話で俺に何か用があるって聞いたんですがご用件は何でしょうか?」
背中で眠っているメリルちゃんを渡しながら問う。
「あら静かだと思ったらこの子ったら寝てしまったのね。どうもすみませんでした。
お話と言うのはこの子の母親の病気の薬の材料を集めて来て欲しいのです。ここ暫く薬関係、特に回復薬の類いが品薄の状態が続いていまして冒険者ギルドの依頼もそちらを優先させているようで病気の薬の材料が中々入ってこない状況なのです。ですから渡り人様に是非お願いしたいのです」
「俺は此方に来たばかりで弱いですから他の方に頼んだ方が良いのでは?」
「材料自体の採取難易度は低いのですが街の外へ出て行かない行けないのでです。
本来であればこのジジイに行かせるのですが長時間の戦闘では途中でポンコツの役たたずになるは大事な材料を焼き払うはで使い物にならないのです。
ならば見ず知らずの子供を助けてくれた優しい渡り人様にお願いした方が良いと思いました。
遅くなりましたが此方のお金はお返しします」
ジジイに取られたお金を返してくれるお婆さん。
「あぁどうもありがとうございます。ん?あの、自分が失ったお金よりも結構多いんですが?」
「それはメリルを助けてくれたお礼です。えぇ、主人は常日頃からメリルの事を大事に思っていますから恩人にへそくりを全て差し出すくらい問題はありません」
つまりはこのジジイのへそくりで手打ちにして欲しいと言う事ですか。
「そうですか。分かりました、ありがたく頂戴します。それと依頼の件もお引き受けします」
だって、お金を受け取った時点でシークレットミッション『迷子の少女を送り届けよう』ミッションコンプリート!
続けてシークレットチェインミッション『流行り病の特効薬の材料を集めよう』[尚このミッションも冒険神の試練の一環ですので貴方に拒否権は御座いません。]と出ているのだから。




