おしおきだべー(もうおすかー君は減給しちゃう?[本気で勘弁して下さい!by おすかー])
「スミマセン スミマセン ドウカ ユルシテ クダサイ。ワタシ アナタ サマ タチ ガ シショー ノ オトモダチ ダト シラズ 二 ブレイ ヲ ハタライテ マコト 二 モウシワケアリマセンデシタ」
頭を甲板に打ち付けながら謝ってくる『おすかー』氏。既に言語が片言になるくらい壊れちゃっている。
「何これ?」
「あ〜コイツ、ケイさんが大事なお客様だって言うのを聞き流してたみたいでサム先輩にシメられた後にクロ先輩がガチで雷(先程ヒエイの方に黒い雷が落ちてたけど関係無いと思いたい)を落とされたせいだ思います。直ぐに再起動させますので少々お待ち下さい。
おい、ポンコツ。これ以上ケイさん達に迷惑を掛けるようなら先輩達に報告するぞ!」
「ひぃ、止めてくれ!これ以上師匠を怒らせたらリアルに殺される!」
「いやまあ、会社をクビにするとか過激なのはミケさんとかシロさんの方だけど職場に居づらくなるのは間違い無い。分かったら普段からちゃんとするんだな」
「どうでも良いんですけど、貴方達が手伝ってくれる人なんでしょうか?」
もう面倒になってきたケイが無理矢理、話の軌道修正しに掛かる。誰でも良いと思っていたけど流石にこの似非チャラ男さんはないなと思うケイであった。
「いえいえ、こんなのでも一応は黒猫三獣士の一角ですから最前線でサム先輩の盾代わりに使われる予定です。お手伝いを立候補してくれた方々ももうそろそろ到着しますのでマミヤを案内致します。
じゃあ、おすかーは帰ってイイよ。というか帰れ」
「え?なんで?俺も一緒に案内するよ!」
「いいから帰れ。お前、自分がどれだけ好感度低いか理解してる?最低ナンパ野郎と一緒に居たいとは思わないだろうが。理解したら次の汚名返上の機会を待て」
そう言ってルドルフくんがパンパンと手を叩くと紫のネコミミローブを着た覆面集団が現れておすかー氏を連行していく。
「い、嫌だぁー!さ、再教育なんてし、死んじゃうから!は、離して!もう、仕事のストレス解消にチャラ男風ロールプレイなんてしないから許しt……」
その後、おすかーを見た者は居なかった(死んでも無いし、キャラデリしてないぞ!ルドルフのバカヤロウ〜!)
とまあ些細なトラブルもあったが補給艦見学ツアーは無事に終了した。
ある程度の材料もマミヤに届いたと連絡を受けた俺達は作業場に向かう。そこで出会った彼等は………




