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ひよこ男のVRMMO  作者: 黒猫傘
16.開店。ひよこさんの薬屋の開店。
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ひよこやのせつりつ(いきなりの大取引)

「くっ、殺せ!」


 工房を出た後、暴れるケーさんをネコミミ黒ローブの集団が縛りあげて御神輿のように運ばれて商業ギルドへと連行された第一声がコレです。ネタをブッコんでくるって事は意外に楽しんでいるのかもしれません。本当に嫌ならケーさんは逃亡しますから。


「ケイさん、さーちゃんやゆらちゃんなら乗ってくれますけど『ねえ』や私に期待されても困る。」


 そう言うのはシロさん。


「あっそうなの?クロさんも結構乗ってくれたから二人も遊びに付き合ってくれるかなって思ってやったけど巫山戯てゴメンね。」


「いえ、ケイさんが本当は嫌がってない事、此方を楽しませようとしている事が分かったので良かったです。」


「いやいや、適当にバカやってるだけだからね。それでそろそろ縄を解いてくれないかな?此処に来るのでまた変な噂が広がったのは間違いないけどさ。」


 そう言えば、冒険者ギルドから逃げたひよこさんを確保した『ケットシー』が再び姫ちゃんの供物にするって騒いでるおバカさんが居ましたね。勿論、御神輿ワッショイしてたネコミミ黒ローブの一部が確保して何処かに連れて行っていましたけど。


「ようこそ商業ギルドへ。どのような御用でしょうか?」


 この受付さん、この惨状を見ても全く動じて無い!


「この人達の商会登録をお願い。」


 ミケさんも何事もないかの如く縛り上げたケイさんを前に出す。


「登録費用は5000万Lですが宜しいでしょうか?」


「ケイさん、お金を送るからシステムウィンドウを出して。」


「だったら縄を解いてくれよ!手が動かせない」


「そうね。ケイさんの縄を解いて頂戴」


 漸くケーさんの縄が解かれる。ミケさんとコウさんがシステムウィンドウを操作してケーさんお金を振り込む。


「ん、確かに借りた。登録手続きを開始してくれ。」


「畏まりました。手続きを進めさせて頂きます。登録者はケイ様で宜しいでしょうか?」


「あ〜まあそれで良い。代表は俺、ケイ、副代表はルーカ、アルトリンゼの2名で、ってこれで全員だからクランも結成出来ないけどね」


「登録商会の代表をケイ様、副代表をルーカ様、アルトリンゼ様で登録致します。続きまして屋号をお決め下さい。」


「じゃあ、屋号は『ねずみさん』で」


「却下です!」


 私がケーさんの意見を退けます。


「え〜だったら『トカゲさん』?」


「あのその、恥ずかしいからゴメンなさい!」


 アリーさんも嫌がります。


「もう代表はケーさんなんですから『ひよこ』で良いじゃないですか!」


「そうです!それが良いと思います!」


「んじゃそれで」


「畏まりました。屋号は『ひよこ』で登録させて頂きます。ではどういった物を取り扱う予定か聞かさせて頂けますか?」


「取り敢えずは万事屋で登録しておいてくれる?んで先ずは薬屋『白ひよこの薬売り』、料理屋『黒ひよこの弁当売り』、雑貨屋『灰ひよこの小物売り』の商標登録を宜しく。」


「畏まりました。変更等や商業クエストの受注、発注が御座いましたら何時でもお越し下さい。他に御用は御座いませんか?」


「銀行口座を開設して欲しい。商店の運用の為の物と個人個人に一つずつ。それでこれから取引をするから証人になってもらえる?」

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