ひよことねずみのまくひき(姫ちゃんばかり狙う最低なロリコン野郎に天誅です!)
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視界には攻撃モーションに入った小者が映る。しかし慌てる必要は無い。キティちゃんに心配は要らないとばかりにひよこフェイスでウィンクを送る。必要なのは適切なタイミングでスキルを使う事、それは俺が渡り歩いた5つのゲームで培った物を6番目のこの『PWO』でやるだけだ。
攻撃の当たる直前にスキルを発動させる。
「ア、アレはまさか『GSO』の最高位回避スキル『ハイパーセンス』?センパイじゃあるまいし、どうしてそれをケーくんが使えるの。いやさっきアガレスがケーくんの事をkainって呼んだ。それって…」
多分想像のその通りだよサーちゃん。俺は『GSO』でコレで逃げ隠れして運良く『LB 』のファイナリストになった事もあるから知ってる人がいてもおかしくない。
『ハイパーセンス』…五感を強化して攻撃を回避するスキルだ。このスキルを完璧なタイミングで使えば光学系装備の射撃を撃った後で回避する事も出来るぶっ壊れスキルだがリキャストが180秒と『GSO』の中ではかなり長いので下位互換のスーパーセンス、ハイセンスを併用しながら使用していた。副効果として感覚が強化されている時は思考も加速するので次の一手も打てるところが良いところだね。
小者の攻撃が当たるか当たらないかのところでケイ達の姿が掻き消えて攻撃の範囲外に現れる。驚愕に染まった小者の顔を見てざまあみろと思いながら右手を腰にやって相棒が無い事に気付き、此処が『GSO』の中ではなく『PWO』の中だった事を思い出し、この世界の相棒、『ひよひよ丸 嘴』に残りの全てをMPに転換して『施しの殻』を纏わせて押し出すようにして小者に投げる。小者のHPが点滅レッドゾーンまで追い込んだがまだ足りない。だから
「今だルーカさん、やっちゃえ!」
ハイパーセンスで強化された感覚で後ろで攻撃の機会を窺っているルーカさんに気付き最高の場面でバトンタッチする。
「任せて下さい。いっけーミーティアショット!」
ルーカさんの正に流星の如き一撃が先ず小者の胸に刺さったひよひよ丸に当たってそれを押し込んだ弾、『癒しの殻』でコーティングされた石の方は軌道が変わって小者の顔面にブチ当たってHPを完全に全損させる。




