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麗爛新聞 十一月号 編集後記
まず、退任された生徒会役員の方々に、この場を借りて御礼を申し上げます。
今まで本当にお疲れ様でした。
そして、今日までの麗爛を守って下さり、ありがとうございました。
あなた方のご活躍により、麗爛学園に新たな息吹がそよごうとしています。
それは力強い荒波の様で、はたまた水面に浮かぶ漣の様で。
そう、良くも悪くも、波なのです。
波を大きく勢い付けるのはきっと、新生徒会長たる天城マリアさんだと思います。
しかし、その波の根源は私達生徒、一人一人なのでしょう。
一石を投じる――声を上げるのは、あくまで私達なのです。
何も、大岩を投げなくとも良いのです。
非力であっても、小石を一つ投じれば――きっとそれは、波紋を創り上げるでしょう。
頼もしい力が出来ても、それに頼り切らない言葉を発する。
そんな、自分らしさを失わない学校生活を送っていきましょう。
麗爛新聞 十一月号 終