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麗爛新聞 三月号 編集後記

別れの時。それは旅立ちの時でした。


思えば遥か遠くの記憶。私の中で、今それは大変良き思い出となっています。


これは、私一人では成し得なかった事なのだと思います。


良き仲間に恵まれ、良き時を過ごせたから、この寂しさに似た物悲しさを、前向きに――雛が巣立った後の巣の様に、希望を満たした器として捉える事が出来たのだと思います。


こう思えた事に、幸運を感じざるを得ません。


だからこそ、この想いを伝え続けて行きたい。


こんなにも、素晴らしい世界に生きているのに、辛い記憶だけを覚えているのでは勿体ないですから。


綺麗事にも聞こえると思います。実際に、綺麗事でしかありませんから。


世界の綺麗さを、精一杯に伝えようとしているのですから。


だから、綺麗事でも良いんです。


私はこの活動を続けて来て、希望と幸せを得る事が出来ました。


皆さんが同じ経験が出来るかはわかりません。保証も出来ません。


でも、前向きに生きたいと思う人を応援したいと思っています。


後悔したくないと考える人の思い出作りを支えたいと思っています。


これは――私が胸を張れる、心からの祈りです。


ある人が優しさと言ってくれた、私の精一杯の気持ちです。


どうか、これからも学園中に――願わくば、世界中に届きます様に――。







麗爛新聞 三月号 終


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