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2015年 7月31日

兄の葬式も無事に終わり、私は、自宅に戻った。


お父さんとお母さんも一緒に帰ってきたが、二人は、すぐに、何処かに行ってしまった。


一人、家にいる私一。


玄関のチャイムが鳴った。


私は、玄関に行く。ヒロくんがいた。


私は、彼に言う。


「葬式も出てくれて、ありがとうね」


彼は、しばらく黙っていたが口を開いた。


「どうして、悲しそうじゃないんだ?お兄さんが亡くなったのに……」


それを聞いた私は、カーッとなって全てを彼に話した。最近のこと、全てを一。


全てを話終えると、彼は私を抱きしめた。


彼は震えていたが、私は、嫌なことをゼンブ忘れて彼を抱きしめ返す。


彼が言う。


「絶対、きみに悲しい想いを、淋しい想いをさせないから、


俺と……」



【エピローグ】


誰かが言った。


恋人同士は、結婚するまでは、夢の中にいると。


厳密には結婚式まで。



成田離婚って言葉が流行った時代があるらしい。


でも、それは私の時代ではない。


だけど、歴史は繰り返すって誰かが言ってたから、また、そんな言葉が流行る時代が来るかも一。


私は、祈る。


それが私の時代では、ないことを一。


私の子どもの世代にも流行らないことを一。



兄が言っていた。


兄は、バツイチだった。


兄は、私に言った。


「俺とアイツは、成田離婚、寸前だった。でも、しばらく一緒に生活したさ。


一緒に、いたんだ。一緒に生活することは、生易しいことではない、ってことを俺は、彼女から教えてもらった」

(おわり)

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