2015年 7月20日
私は、夕食を食べ終わると自分の部屋に行った。
本を読んでいると、ノックして兄が入ってきた。
「おまえ、最近、元気なくない?」
そう言う兄に私は、言った。
「……ちょっと悩み事があって…。彼氏のことなんだけど」
「たまに、うちに遊びに来る、アイツか。アイツが、どうした?」
「あのね、先日、彼とドライブに行ったの、名古屋に」
「それで」
「彼の運転で栄に、車が到着して私達、コインパーキングを探してたの。私は、お洒落な町並みに浮き浮きしていた。そしたら、彼が、ふいに言ったの。
『目障りだ……』
私は、驚いて彼の顔を向ける方を見たら、ホームレスがいて、彼は、不愉快な顔をしていた……」
「……」
黙る兄に、私は、言った。
「フツー、そんなこと言わないよね。私、彼のこと好きだけど、そんなこと言う人は、ないかなって思うんだけど、お兄ちゃん、どう思う?」
お兄ちゃんは、私に言う。
「彼が本当に、そのホームレスを見て、そう言ったのかが、まず怪しいな……。
そんなに気になるなら、彼に直接、聞いてみれば?」
兄は、そう言って部屋を出て行った。
私は、兄に、そう言われて彼氏にメールした。
「明日の夜に、会えない?」
二時間後、返信があった。
「大丈夫だよ。ごはんも一緒に食べようよ♪」
私は、わかったと返信して、本をしまい、寝た。
夢を見た。
兄と彼が私を見つめている。
私も、二人を見ていた。
背丈、髪型、服装、全てが違う二人を一。
二人が、同時に私に向かって歩いてくる。
歩く速度は、一緒なんだな、と思った瞬間、
私は、目が覚めた。
まだ、24時前だった。私は、台所にいき冷蔵庫にあったオレンジジュースを飲み、トイレに行き、また自分の部屋に行き、ベッドに潜り込んだ。
なかなか眠れなかった。




