表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
遊趣思録  作者: 釜沼商店
4/20

(4)釣りの雑魚達の話 その1

今回は、釣りに付き物の雑魚の話です。

雑魚なんて、どうでもいい、釣りたくもないと、思っている方も多いと思います。

でも、雑魚もいい所があるんです。

ちょっと気になり始めた方、どうぞ覗いて見て下さい。

雑魚への価値観が変わるかも知れません。

今回から、何回かに渡って、釣りでの雑魚の話をしようと思います。

釣りでは、狙っている目標以外に釣れてしまう魚の事を外道といいます。

釣り場所や釣り方が変われば、当然ながら、釣れてくる外道の種類も変わってきます。

高級魚の場合もあれば、雑魚扱いされる、一般受けしない魚もいます。

雑魚扱いされる魚は、釣れても、喜ばれる事もなく、捨てられるか、リリースされてしまうか、どちらかが多い様です。

なぜ、嫌がれるのか。

その理由は、いくつかあります。

まず、体に毒を持っていて食べられないという理由。

これは、フグが当てはまります。

フグの中には、体に毒がない種類もいますが、素人が捌くのは、危険でどうにもならないので、釣れても海にお帰り頂きます。

2つ目は、体にヌメリがあるという事。

これは、メゴチ、ギマ、ヒイラギが当てはまります。

この魚達は、粘液を持っているので、直接触ると、手がベタベタになります。

3つ目は、エサ盗りが非常に上手いという事。

これは、ベラ、スズメダイ、カゴカキダイが当てはまります。

エサは、かすめ盗られるわ、釣れても小さいわで、まず、厄介者扱いされる魚達です。

4つ目は、ヒレに毒を持っていたり、毒針を持っている事。

これは、ゴンズイ、アイゴなどがそうです。

夜釣りに付き物のゴンズイは、結構、厄介者扱いされています。

こんな訳で、嫌がられてしまう雑魚達ですが、実は、食べてみると、とても美味しい魚も多いのです。

また、日本各地で評価が分かれ、その魚専門の釣りや漁もある位です。

次回では、これらの雑魚を釣った話と食べてみた感想を話したいと思います。

次回は、ヌメリが嫌がれる魚、メゴチとヒイラギについて、話したいと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ