(15)こんな魚を食べてみた エソ
今回の遊趣思録はエソについての話です。
魚の中には、例え味が良くても、見た目で敬遠されて、人気の無い魚がいます。
今回の主役、エソもそんな魚の1つです。
エソは、水揚げされても、チクワやカマボコの材料として扱われる事が多くスーパーマーケットなどの生鮮市場には、あまり流通しません。
ただし、漁協と直接取引をしている魚屋には、たまに売られている事もあります。
エソは、カマボコの材料として、イシモチと並ぶ高級食材なので、絶対に美味しいはず。
と言う訳で、さっそく買ってみました。
料理する前に、その顔を良く見てみると、細かく鋭い歯、いかつい顔、何だか子供が怖がりそうな顔をしています。
それでは、3枚におろしてみます。
身は、きれいな白身です。この時の、身の半分を刺身、もう半分を唐揚げにしてみました。
食べてみると、唐揚げは、ふっくらとした身で普通に美味しいです。
予想外の美味しさだったのが刺身です。
身に脂がある訳では無いのですが、独特の旨味を持っている様です。
私としては、刺身がオススメです。
エソを魚屋で見かける事はなかなか、ありませんが、もし売られていたら、迷わず「買い」の魚です。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。次回は、園芸の話をしてみたいと思います。




