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作者: U―1

孤独が心を満たすことはない、

満たすのは孤独感。

孤独に浸りたいと想うのは

孤独感を知らないからじゃない、

ただそこに虚無しかないだけ…



空虚な世界には虚無感すらない。

あるのは空だけ。

色は白、時々黒。


空を仰ぐことはきっと無い。

空があることを知らされてないから…

空を仰いではいけないから…

そこには海が在り、宇宙が在り、時間が在るから。


密かに仰ぎ見ることは許される。

見ることは知ることだから。

知ることは悟ることだから。


見たいのなら見ればいい。

孤独色に染め上げられた虚ろな眼差しで。

知りたいのなら知ればいい。

空の色が答えなのだから。


悟りたいのなら悟ればいい。

知ることを知ることが悟ることなのだから。



確かなことは一つだけ。


空虚な世界には空がある。

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