トンネルの妊婦
この話はフィクションです。
現実とは関係ありません。
これは僕が中学時代からの友達と心霊スポットに行った時のお話しです。
ある夏の日、中学時代からの友達である優希と「心霊スポット行きたくね?」と話しをしていました。
僕らは心霊スポットに行ったことなど無かったですが興味だけは人一倍ありました。それから「あそこは?」「いやー、あっちのがよくね?」など話し最終的に「やっぱトンネルが無難でしょ」となり深夜にトンネルにドライブがてら肝試しに行くことになりました。
そして当日、優希の運転でトンネルに行くことになりました。トンネルに向かう途中「やっばwまじで行くのかーw」「いや怖すぎw」など談笑しながら向かっていた。
そうしてトンネルが見えてきたときトンネルの前の方に人影が見えました。僕が「あれ?人いるくね?」と行った瞬間おかしいことに気づきました。
だってここは人里もあるわけないような山奥で歩道すら無いのですから、すかさず優希に「ばか!Uターンするぞ!これやばい!」と言い優希も「は?なんなんだよ、やばすぎるだろ...」と、焦った様子で運転していました。
すると突然、優希が「うわあああああああああ!」と叫びました。何事かと「おい!どうしたんだよ!」と聞くと「後ろ!後ろ!」と言うので後ろを確認すると先程の人影であろう女が走って追いかけてきていました。
おかしいんです、だって車は80kmは出ているんです。追えるはずがないんです。
おかしい、車のスピードは出ているはずなのに
おかしい、あの女の走り方で早いはずないのに
おかしい、あの女の関節は違う方向に曲がっているのに
おかしい、どうして車と女の距離が縮まっているのか
おかしい、あれ?おかしい?別に普通じゃないか?
俺たちは3人でドライブをしているだけじゃないか
「夜のドライブも中々いいな」と優希は言う
「確かにまた3人でドライブしようぜ」と僕は言った
「お前はどうだった?」と聞こうと思い後ろを見た瞬間、気持ちが悪くなった。
違う3人でなんて来ていない、優希と2人できたんだ。
この女はなんなんだ、と思っていると女と目があってしまった。顔を焼けたようにただれておりお腹の方は血塗れで腕や足の関節は曲がってはいけない方向に曲がっていた。
すると女が「ああああああああああああああああ」と甲高い声を発したかと思うと気づけば僕は気絶していた。
目を覚ますと車の中にいた咄嗟に周りを見渡し、あの女がいないこなとを確認すると優希を急いで起こしその日は急いで帰った。
あの日からしばらく経ったとき、優希には彼女がいるのだが亡くなってしまったと聞いた。
歩いているところに車が突っ込んできて腹部に来るの部品が刺さったことによる失血死だった。
優希はその日以来、彼女の幻影を見るようになった。
そうして、しばらくすると優希から連絡があった。「彼女が見つかった。俺も行かなきゃ」そう言い残し行方不明になってしまった。
実は僕にも異変はあった。あの日以降、僕のお腹にはあの女の手であろう跡がくっくりと残っているのだ、まるで逃さないと言われているかのような掴まれたような跡が......
後に調べてみると、あのトンネルでは昔、妊婦さんが事故で亡くなってしまったそうだ。
だからなのだろうか優希は彼女を彼女との未来を持っていかれてしまった。
いつか僕にも彼女ができたらこのお腹の呪いで持っていかれてしまうのだろうか。
僕は今も怖くて女の人とは話せないでいる......
ご拝読ありがとうございます。
僕は今回が初めての小説なのですが楽しんで見ていただけたなら幸いです。




