わたしに冗談なんて通じません。だから二度と婚約者面なんてしないでくださいね
超大国に生まれただけで人生勝ち組。この広い世界でそう言われるだけの高水準の文化と治安を持つ国。
王族も貴族もいるけど、身分の格差は他の国に比べたら少ない。
それでも、貴族のパーティーもあり、婚約者制度も昔と変わらずある。
また、他国の騎士と違い、国防に特化したそれは貴族として扱われる。
私、アンズ・ヤマダはそんな名門騎士の家柄の令嬢として生まれ育った。
16歳の私は騎士になるために超大国立騎士高等学園へと通っているのであった。
「なあ、ヤマダってちょっと変わってるよな?」
「顔はいいのにな〜。あれだよな、陰キャってヤツ? たまに独り言してるしな」
「なあリューヤ、お前の幼馴染だろ? ていうか、婚約者なんだっけ?」
騎士学園の教室、一時間目の授業前。どうでもいい会話が耳に入る。
私の婚約者リューヤ・カンザキがクラスメイトの雑談に答える。
「う、うるせえな! 別にあいつの話しなんてどうでもいいだろ? 俺が好きじゃないんだぞ? あいつが俺の事、好きなだけだ」
「ぷっ、わかりやすい男だな」「ああ、ツンデレも程々にしろよ」
と、そこでリューヤが私をちらりと見た。私は首をかしげる。今の会話で私を見る理由がわからない。……なんでリューヤ顔が赤いのかな?
「そもそもあいつの両親が俺の家に婚約者にしてくれって頼み込んだんだ。……まあ仕方ねえよな、ふん」
「おいおい、惚気けんなよ!」「羨ましいぜ」
私はたまにリューヤの事がよくわからなくなる。意味の無い嘘を付くからだ。
そもそも婚約したのは、小さい頃リューヤが『俺と将来結婚してくれ』と言ったからだ。
私は結婚の意味もわからず頷いたような気がした。
それに、リューヤは私に『アンズは俺の事が好きだ。いいか、そう決まっているんだ』と言われた。
私はどうやらリューヤが好きらしい。……私にはよくわからない。
だって、私には喜怒哀楽の感情なんて、判断がつかないように教育されたから。
愛情が無ければ一切の躊躇無く敵を葬ることが出来る。
怒りは判断力を鈍らせる。
悲しみは心を曇らせる。
楽しみは堕落を生む。
そんな風に言われて育った。そんな風に『処置』をされて育った。
それが超大国きっての最強の騎士を輩出するヤマダ家。歴史の転換期にはヤマダ家が必ず関わっていると言われるほど。
家族に愛なんてない。
人に対して好意を持っていたら、人を殺すときに躊躇してしまう。
前にその事をリューヤに話したら――
『おいおい、冗談はやめろよ。そんなわけねえだろ。大丈夫だべ、お前は俺の事が好きだ。べ、別に俺はアンズが好きなわけじゃねえぞ勘違いするなよ!』
と言われた。私たち家族は冗談を一切言わない。冗談が通じない。だから、あまり学校では人とか関わらないように生きていた。
だから、ポツンと学校で一人でいても、全然悲しくない。
机が汚されて倒されていても全然大丈夫。
知らない令嬢から『リューヤ様の優しさを無下にするクズ女!』と言われても意味がわからない。
リューヤが気が付いたとしても、見て見ぬ振りをしてたとしても気にしない。
だって――、どんな顔をしていいか教わっていないんだもん。
***
その日は教室の様子がいつもと違った。
HRが始まると、担任の先生騎士が誰かに連れ添って入ってきた。
「はい、転校生です。遥か西にある王国の第8王子レン・キサラギ君です。今回は病気療養のための留学なので、ゆっくり通ってもらう予定です。――リューヤ君ちょっとお願いです、レン君をあちらの席まで連れてってください」
「ああ、よろしく頼むぜ、レン! ……お、おい、大丈夫か?」
レンと呼ばれた男の子は声も発さずにただ頷くだけだった。
異様な雰囲気を醸し出している。生徒たちは本能的に未知の恐怖を抱く。
彼が席に座って、先生が授業の説明をすると生徒たちは日常に戻れた感じでほっと息を付いた。
「なあ、レンっていうんだ。王国ってあの帝国の西にあるんだろ? あっちの方の建物って超綺麗なんだよな。俺一回だけ旅行で行った事あってよ」
「レン君ってよく見ると、顔が綺麗ですわね。……あの、何か不便があればわたしくを頼ってくださいませ」
「あらあら、私だって学園の案内とか出来るわよ。ねえねえ、入る部活決まった? 決まってないなら魔法野球部に入らない? 私マネージャーなんだよ」
「あらあらあら、ギャルっぽいあなたたちには王子様の相手は無理よ。おほほっ、この私に任せなさい!」
初めは普通だった。少し怖そうに見えるだけの生徒、クラスメイトもそう思っていた。
でも、彼は少し変わっていた。会話が成り立っていなかった。
恐怖の反動は嘲笑の的へと変わる。
「あいつって少しおかしいよな?」「空気読めなくない?」「病気って心の病気らしいぜ」「何でも、肉親に裏切られて殺されそうになったとか」「でもさ、動き、ちょっとキモくて笑える」「髪ボサボサで陰キャって感じだな」「放置すりゃいいだろ」「なあ、ちょっと、あいつの真似しろよ」「あははっ、喋り方超似てるよ」「ほら、みろよ、あいつ、俺達が何してるかわかってねえよ」「いじる?」「やめろって、一応王子だろ?」「でも、見ててキモい――」
彼は空気が読めなかった。
彼は言葉がうまく紡げなかった。
彼は異常な能力を持っていると私は感じる。
彼はどこか欠落している。
それは何かわからなかった。
ただ、クラスメイトたちからからかわれているのを見て、何か無性に嫌な気分になった。
……ただの気の所為だと思うけど――
***
家の用事があって学園に登校するのが遅れた日。
魔法実習のため、訓練所に移動しているはずの授業時間のはずだった。
なのに、教室に入るとレンが一人で座っていた。教科書をじっと眺めていた。読んでいるわけでもない。ただ、見つめていた。
「……キサラギ君。この時間は訓練所に移動」
ゆっくりと顔をあげて首をかしげる。
「そうなのか? リューヤ君が教室で授業するって俺に教えてくれたんだ。彼は親切な人じゃないのか?」
「リューヤの評価は人によって違うから答えられない。とにかく更衣室で着替えて移動して――」
彼はおもむろに服を脱ぎだして、裸になり訓練服へと着替える。全身が――傷だらけだった。明らかに実戦で出来た傷痕。
「……あっ、そっか、人前で着替えちゃ駄目だったっけ?」
「別に気にしないから、いい」
レンは笑ったように見えた。でも、何か妙な感覚。私が鏡を見て笑顔の練習をしている時とそっくりだった。
***
『――緊急放送です。今朝、超大国が誇るヤマダ家の当主とその息子たちが、中央の役人を殺害しました。そして自由都市皇国方面へと逃走を――』
この日、私は本当の独りぼっちとなった。
いつもと変わらない朝だった。
ただ、いつもと違ったのは、家族全員が食卓に付いていたんだ。
私以外の家族は、別れの言葉のようなものを交わして一人、また一人、家を出ていった。
そして――ヤマダ家当主であるお父様の肩をそっと触れた。
『――アンズ、お前はこれからタナカ公爵家のジローおじさんが面倒を見てくれる。政治的な事や困った事はジローおじさんにお願いしろ』
それだけじゃなかった。私の身体を抱きしめた。こんな事生まれて初めてだった。
身体から何かが抜けていくのがわかる。
『いいか、俺はいまアンズの身体の中にある、ヤマダ家の呪いを解いた。……ここからはアンズ次第だ。感情を抑える必要ない』
『そんなの……習ってないからわからない……』
『いつかわかる、生きてさえいれば。いいか、お前だけはこの戦いに巻き込まれる必要がない……じゃあな、アンズ。愛してたぞ……』
笑った事がないお父様が初めて笑った。
愛しているって言われた……。
――感情を抑える必要ない? そんなの……習ってない。愛してるってなに? 歌劇や書物で理解しているけど、私にはわからないよ。
ジローおじさんの家には行かず、私は誰もいない屋敷に住んでいた。
お父様のよくわからない命令のせいで頭が混乱していた。機械のように同じ生活をしていたら大丈夫、そう思っていた。
学園での私の立場が変わった。
ただの大人しい生徒から――大罪人の娘となった。
この数日、これまでの嫌がらせの比ではない。暴言が吐かれ、教室では居場所がなくなり、先生さえも厄介者を見るような目つきだった。
でも、大丈夫、私は、感情がほとんどない。怒りも喜びも悲しみも――
ふと、お父様の顔が思い浮かんだ。
胸がキリリっと傷んだ???
なに、これ? 少しだけ苦しい?
それに、今、私はこの学園で一人ぼっちだ。初めて感じる妙な気持ち。
それがひどく嫌で私は歯を食いしばった。
「……アンズ、ちょっと話があるんだ」
「あっ、リュ、リューヤ」
なんだろう、人の気持ちが流れ込んでくるようで少し怖い。リューヤは実際に少し怖い顔をしていた。
「なあ、俺達って婚約しただろ? もちろん、親同士の了承あったけどさ……、わりい、流石に大罪人の娘と婚約できねえって、親父が言ってんだ。あっ、俺じゃねえぞ俺じゃあ、親父だから、な、俺たちはもう別れような、だって俺はお前の事一度も好きって言ってねえし――」
早口の言葉が理解出来なかった。
ちょっとだけ理解できたのは、婚約破棄を言い渡されたってこと。
かろうじて出た言葉は――
「リューヤは私が好きじゃない。私もリューヤを好きにならない。婚約破棄をしたい」
「お、おう、そうだ。俺の事を好きにならなくてもいい。これは命令だ。だから俺は悪くねえ。じゃ、じゃあな、二度と話しかけてくんなよ」
恋という気持ちはわからなかった。好きっていう気持ちはわからなかった。
でも、リューヤと私は子供の頃からの幼馴染だった。
思い出が走馬灯のように蘇る。
一緒に遠足に行ったリューヤが手を引いてくれた。一緒に御飯を食べた。ボロボロご飯をこぼす私の面倒を見てくれた。学園で一人ぼっちになった時、リューヤは私のそばにいてくれた。常識が欠落している私をいじめる子息たちに立ち向かってくれた。
思い出の中のリューヤは笑顔だった。
反転――
リューヤは私にいつも命令していた。
好きになれって強要していた。
リューヤのために時間を作れと言われた。
気分が悪いと冷たい言葉と態度で私に当たり散らした。
今思えば、私が何も言い返さなかったりしていたから、好き放題していた。
私は……感情が無いはずだったのに……、
わけもわからない痛みで胸が苦しくなる。
「好きなれ、好きじゃなくなれ……。なに、それ。ひどいね……」
一人呟く。リューヤは廊下の先にいる。途中で知らない令嬢が駆け寄り、二人は仲良さそうに手を繋ぐ。
……湧き上がる衝動。
それでも、私はどうしていいかわからず、ただ、廊下で立ち尽くしていた。
***
気が付くと学園を抜け出していた。
宛もなく街を歩く。
超大国の最大都市のナイツブリッジ地区。高級ショッピングモールや劇場がある地域で、一度だけお父様に連れられた事があった。
一度だけ二人で観た事がある歌劇。『お父さんはその昔、公爵家のジローと組んでライムを刻んで(歌って)いたんだぞ』と言っていた。その時はなんの感情も抱かなかった。
私は公園のベンチに座る。
「多分、感情を取り戻したのはお父様の失敗。感情なんていらない。感情なんてなければ苦しくならないから」
「なら、もう一度感情を抑える呪いを身体に埋め込めばいい。……幸い、まだこの身体は感情を可能な限り抑えている。きっと、この先普通に生活していったらどんどんひどくなる。悲しい事、苦しい事が私に襲いかかる。そんな訓練していないから絶対に無理」
「だから……、だから……」
私は何時間ここにいたのだろうか? 私はもっと自分が強いかと思っていた。
なのに、ちょっとした言葉で気持ちが揺れてしまう。
遠くで誰かが歌っている歌が聞こえてきた。……歌。
何気なく、私は口ずさむ――
「――――――――――――、____」
心の中に溜め込まれていた何かを歌にする――
それはあの日お父様と一緒に観た歌劇の歌。本当は少し楽しかったけど、そんな答えをしたらヤマダ家失格だってわかっていた。
本当はリューヤが優しくしてくれて嬉しかったってちょっとだけわかっていた。だからこそ、私は信じていたんだ。
あっさりと切り捨てられて、私、悲しかったんだ……。
そうだ、悲しかったんだ!!!!
「―――――――――――ッ」
歌に感情を乗せる。気持ちを乗せる。悲しさを、喜びを、懐かしさを――
わからない事だらけだから歌にしないと感じられない。
「――はぁ、はぁ……」
ふと、気配を感じて顔をあげた。そこには――レンが立っていた。
レンは口を開けて私を見ていた。
目から涙を流している。なんで?
「……君は……なぜ泣いてる?」
「えっ?」
私は自分の顔を手で触った。何かが手に触れた。もう一度レンの顔を見ると、彼も自分の手で顔を触れていた。
「俺も泣いてる? そっか……、ねえ、あそこのカフェで美味しいコーヒーが飲めるんだ。一緒に飲まない?」
***
私は数週間学校を休んだ。
超大国内のヤマダ家騒動は落ち着きをみせ、私は公爵家に引き取られて再び学園に通うことになった。
「ふん、安心しろ、この俺様ジローがてめえの面倒見てやるよ。……あん? 言葉使いが悪い? はっ、ここはおれんちだブロウ。ならどうしようが構わねえや。なーに、仕事の時は切り替えっから安心しろや。それに俺の魂のブロウ、ヤマダイチローだってきっと生きて返ってくるぜ、あいつと息子たちは不死身だろ? ヤマダだろ?」
公爵家のジロー様は超大国の中枢にいる人物。
そんな私を引き取ったという事実が一瞬で広まった。ヤマダ家の追放はどうあっても免れないけど、私だけは公爵家の庇護の下、超大国で暮らしていけるようになった。
「それにしても、あのレンっていう王国のキザ野郎は相変わらず常識外れなのか?」
「うん、レンはちょっと不器用だけど純粋な良い子だよ」
「そっか、いい友達が出来たな。おじちゃん嬉しいぜ! また歌劇に招待してやろうな!」
「ありがと、ジロー様。今日から学園に行ってくるね」
「おう、行ってきな!!」
以前の私では家族の愛情というものはわからなかった。今はほんの少しだけわかる。
一般人よりも鈍感だけどね。
子供と大人の見ている世界は違う。
私とヤマダ家は超大国内で触れてはいけない存在となった。ジロー様が尽力してくれたのと、お父様が残した数々の仕掛け。
大人たちは私を犯罪者などと決して言わない。知恵がある子供達もそんな事を絶対に言わない。
私を侮辱する事は公爵家の侮辱となるからだ。
あんまり人の力を借りるのって嫌だけど、ジロー様いわく、子供は大人の助けを借りろって言ってくれた。
「ちょっとだけ緊張する……。ふふっ」
言葉にすると少しおかしい。緊張するなんて初めてで本当にドキドキする。
私が登校しても誰も見むきもしない。
触れてはいけない存在。話しかけてはいけない存在。どうでもいい存在。それでも、陰口は勝手に耳が拾ってしまう。
私は自分の感情の使い方が少しわかってきた。
いらないものは鋼の意思で感情を排除すればいい。
必要なものはちゃんと感情と向き合って、考えて、悩んでいけばいい。
自分の意思で感情のコントロールをする。
それを学んだ。
教室に付くと、クラスメイトたちがざわついていた。
「おいおいおい、あれが陰キャのヤマダか!?」「おい馬鹿野郎! 今はタナカ様だろ!」「公爵家……いまだに強い力を持つ恐るべし貴族」「誰か話しかけろよ」「なんか小綺麗になってる……」「うわ、可愛い」
私は雑音を気にせず席に座る。一人ぼっちの孤独じゃない。
――孤高でいればいい。
それが私の学園での過ごしかたの答え。
孤独が心の強度を高めてくれる。
孤独が人間の強度が上げてくれる。
ふと、誰かの気配を感じた。
顔を上げて教室の入口を見ると――
「アンズ……、俺、お前の事信じていたぞ。ははっ、ていうか、俺は親父を説得してアンズとまた婚約出来るようにしたんだ! アンズ……綺麗になったな……」
「おっ、リューヤ良かったな。公爵家なら棚ぼただな」
「マジで羨ましいわ。アンズはリューヤに惚れてんだろ? もうツンデレはやめろよ」
私は邪魔な人たちをかき分けて奥にいる友達の前に立つ。
「おはよ、レン。……昼休みは中庭に行こうか?」
「いい朝だね、アンズさん。今日のお弁当はハンバーグだ。くくっ、楽しみにしててくれ」
「ん、ありがとう。その笑い方は少し変だから私以外にはやめたほうがいいかも」
「なるほど、了解した。人生は勉強の連続ですな。しからば、のちほど落ち合おう」
私達はそのまま自分たちの席に付く。
「おい、ちょっと待てよ、無視すんなよ――」
私はリューヤに手を掴まれた。
「あの、痛いから離して」
「いやいや、俺のアンズの仲だろ? なあ婚約破棄したの怒ってるのか? あれだろ、お前感情無いとか言ってただろ? なら、もういいだろ……。また俺の事好きになってくれ。それでみんな万々歳だ」
「……この手を離して。これは警告……」
「ひっ――な、なんだよ、そんなに怖い顔すんなって。俺達って愛し合っていただろ?」
今まで生まれた事がなかった感情が頭を支配した。
怒り、悲しみと諦めが入り混じる。
「あの、私達って婚約破棄してるから。それだけは絶対にお忘れなく。それに、もうあなたの事なんて信じない、絶対にっ」
「ば、ばか、あの時の婚約破棄は冗談だって。ははっ、冗談通じないのかよ」
すごい、人ってこんな風に煽る事が出来るんだ。
私は人を殺さない程度の力で手を軽く振った。
パチンッという音が教室に鳴り響き――ドゴンッと黒板に身体がぶつかるような音も鳴り響いた。
「冗談なんて通じないよ。だから、二度と婚約者面しないで」
「……う、うぅ……俺、本当に、アンズの事、好きだったのに……」
静まり返る教室。
「いまさら好きって言われてももう遅いよ」
レン様が、一人だけ空気を読まず笑いながら手を叩いていたのであった――
それがちょっとおかしくて私もつられて微笑んでしまった。
今回は本能で書きました!
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