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2.ルーウェン探偵事務所

いい匂いがする。

あったかくて、優しい、美味しそうな匂い。

お腹がぐぅぅ〜となるのを誘発するような匂い。


…あったかくて、優しい?

それどんな匂いだよ!!


自分でツッコミつつ目を開けた


「……ここ、どこ」


見えるのは見たことのない明るい天井。

鉄格子や、コンクリートで固められた冷たく暗い灰色の天井ではなく、明るい茶色の天井だった。


コトコトと何かを煮ている音が遠くでする。

美味しそうな匂いはそこからきているようだ。


「んぉ?起きたか?」


俺の顔を覗き込んだのは茶色と白が混じった髭を生やしたメガネのおじさんだった。おじさんと言うよりは、おじいさん、かな?

白衣を着たじいさんは背伸びをすると、その隣のソファで寝ていた男を起こした。


「んー……あ?…おぉ、起きたか?」


黒髪の毛先を金髪に染めた男がひょこっと顔を出した。


そうだ、この人のこと見て寝ちゃったんだった。


「あ、の、ここは?」


「ここはこいつの家じゃ。お前さん、どっこもケガはないようじゃが痛いところはないか?」


髭モジャのじいさんからそう言われるが痛いところなんてない。むしろ体は軽かった。


「どこも痛くは──ぐわっ──」


「あっらぁー!!!おきたのぉー!?ほらほら、お腹、空いてない?貴方丸1日寝てたのよっお名前言える?」


巨乳のお姉様から抱きつかれて、後ろ向きにベッドに倒れる。


「ちょっ重っ」


重い、と言おうとして、青い髪のお姉さんから発せられる暗黒のオーラを察知する。

いやいや、女の人に重いは失礼だった。


「まぁいいわ、シチュー作ったんだけど貴方も食べれそうならおいで」


にこっと笑う女の人。歳は20歳……そこそこに思うが、なぜか僕を撫でてくるわ頬を揉まれるわでスキンシップがかなり激しい。

なんかちょっと子供扱い?されてる感じがする。もしかすると思っているより歳はいってるのかもしれない。


「リオナには逆らわねーほうがいいぞ」


女性が離れたとたん、ボソボソと俺に耳打ちする黒金髪の男。

やはり女は怖いのだ。


彼女の言ったようにお腹がすいていた。

そりゃお腹がぐぅぅ〜となるくらいには



のそのそとベッドから降りる。

あ、れ?なんか…視界が低いような…

とてとてと女の人が行く方向へ付いていくと、テーブル近くにあった鏡に自分が写った。


………え?


まさか、と思って何度か鏡の前を行き来する。

いや、まさか、(2度目)


いつの間に長くなったのやら真っ白な髪は背中まで伸びており、筋肉のついていた体は…(成人男性よりは細かったが)幼児レベルまでしかも10歳そこそこの身長まで縮んでいた。


「あ、な、な、」


口をパクパクさせて自分の姿に指を指す。

その指も何だかむちっとした幼児体型そのものになっている。


「う、うそだろおおおおおおお!?????」




…………………

……………………………

…………




「だから、お前がオーラを体内に吸収したらその体になってたんだよ。俺だってなんでそうなったのか聞きてーわ」



呆れた口調で俺に言うグエンと言う男。


いい匂いを漂わせてるテーブルに座って、粗方の成り行きは先ほどこの男から聞いた。


身体が幼児体型になってしまったのでリオナが椅子に座らせてくれた。


しかし身体が一体どうなってこうなったのか全然わらかない。


いやわかるような気もするんだけどね…

きっと女神様がなにかしたに違いないんだけどね!

でもわかりたくない!断じて!!!

俺の年齢いくつだとおもってんだよ!?

これじゃあ始まりに逆戻りじゃん!!



「はぁ…まさかこんなふうにされるとは…」


未だに信じられなくて手をグーパーしてみる

ちなみに成長できるか試してみたが出来なかった



ヒューリー(魔力暴走者)は何度かみたことあるが、お前みたいな例は初めて見たな。見たところナンバーズ落ちみたいだったし、あのまま放置するのもなんだしで家に連れてきたはいいけどどーすることもできねぇしな」


あとなんか放置したらいけない気がしたんだよな…と頭をボリボリかくグエン。


〝ナンバーズ〟一般的に政府に連れてこられた魔力持ちはそう呼ばれいてる。

〝ナンバーズ落ち〟は政府から逃げてきたナンバーズのことだ。


魔力は神様に与えられた恩恵だ。

基本的に光、闇、火、水、風、土の属性に別れていてそれぞれ特性なんかがある。

例えば光の女神の恩恵を受けた人は光属性、みたいな感じ。


神様を題材にした言葉もある。よく使われるのは創造力豊かな人や愛情深い人の事を光の女神の加護があるのだろう、とかそんな感じだ。

この言葉は神を身近に感じてもらうために作ったものの、あまり使われているところは聞かない気がする


まぁ光の女神は愛や慈悲の女神と言われてるけど実際はそうでも無いんだけどね


ほとんどのナンバーズは生まれた時初めて魔力持ちかどうかがわかる。

子供という生き物は死ぬ事も多いので6歳になると政府の作った教会で選定の義を受けることになる。

一定以上の魔力保有者であった場合、その親の合意に関係なく政府がその子供の権限を握り、政府に収容され、魔力をコントロール出来るように訓練を受けさせられる。

そうしているのは魔力暴走が起こると危ないからなのだが、一般人からは政府が人攫いにみえるようだ。

収容時にナンバーズは背中の腰あたりに小さく数字を刻印される


こう言った過程なわけだから先天的に魔力を宿した者は背中に刻印されたナンバーがその子供の第2の名前となる。

そうして出来た能力者はナンバーズと呼ばれ、忌み怖がられる存在かつ、可哀想な子供として認識されている。らしい。


ナンバーズ自体はこの世界の3〜4割程度。

神の愛し子であり貴重な存在ではあるものの、魔力暴走を起こして辺り一面を荒地にできるほどの能力があるため、一般人からすれば魔力保有者=化け物という認識があり、畏怖されがちなのだ。

たとえそれが自分の子供であったとしても、恐怖心がどこかである。

だから皆魔力保有者が産まれたら政府に渡し、コントロール出来るまでは家に帰そうとしない。そもそも連絡も取らないことの方が多く、自分の子供ではないと割り切られているのかも定かでは無い。


一般的にも神様がこの世界を創ったと信じられてはいるのに信仰が深まらないのは実際にその力を畏怖してたり、見たことがなかったりするからなのだろうか?

ナンバーズは神への信仰力によって魔力量やスキルが変わってくるため一般人よりも信仰度が高いように思う。


一般人にも神様を称えて祈りを捧げてもらわないといけないんだけど

これがなかなか上手くいかなかった

教会を作っても本当に困った時の神頼みみたいな人しか来ないし


っと自分の中で話が逸れた

信仰度に関しては後々考えるとして

今は目の前の問題だ



「で、俺を放置するには心もとないから監視がてら捕まったって訳?」


「監視は監視だが捕まったんじゃなくて保護してんだよ、ほーご!子供のくせに考え方ねじ曲がってんぞお前」


いや、子供じゃないし。なんならこの世界が出来るより前から存在してるんですけど。

心の中で反論しておいた。実際今の身体でそれを言っても説得力がないし、神の使徒なんて言っても信じて貰えないだろう


「ちょっとー!ご飯時にそんな話やめてもらえる!?もっと和気あいあいとした雰囲気で食べてよね!私の料理が不味くなるじゃないの!」


カーーーン!という高い音を鳴らし、リオナがグエンの頭を調理器具らしきもので叩いた

グエンはあだっ!!と言いながら頭を押さえる


結構痛そうだ


リオナに頭が上がらないのはグエンの方だなこれは。うん、リオナ優勢、加勢するならリオナにしよう。


グエンはここ、ルーウェンという探偵事務所の所長をしているらしい。表向きは何でも屋もとい情報屋だが、仕事のほとんどはヒューリーの保護もしくは情報提供だという。


ヒューリーは後天的になんらからの影響によって魔力やスキルを獲得した者が、その膨大すぎる力をコントロール出来ずに暴走してしまう。

その暴走で民衆に危害を加えることなく鎮める (大抵は勝手に力尽きて死ぬんだけど、爆発なんか起こすと大変なのだ) ことらしいので、保護できたことはないらしい。


グエン達にとって俺はヒューリーもしくはナンバーズ落ちとみなされているようだ


俺の場合暴走した訳じゃなくて無意識に結界を張ってしまってたわけなんだけど。

そして無意識下なので俺のせいじゃないと思いたい。


俺はテーブルに並べられたお皿に目をやる。

テーブルには白いスープの中に色とりどりの野菜が1口大より少し小さいくらいになって入っている。


初めてみる食べ物だった。

シチューと言うらしい。

とても美味しそうな匂いがした。暑いのかスープから湯気が立ってる。



俺はグエンに視線を戻す。


「俺を政府に渡すの?」



グエンは俺の前の椅子に腰掛けて、首を傾ける。



「お前、名前は?」



────ブランシュ────



僕を呼ぶあいつの声がよぎった。



「………名前は、、」


「うっ可哀想にっっっ名前も覚えてないのね?そうなのね?ううっ」


ちょっとあいつを思い出して耽っていたら隣に座っていたリオナが泣き始めた。

いや、誰も名前を覚えてないとか言ってないんだけど!??


このリオナという女性は少し感情的になりやすいようだ。

まぁこの巨乳に抱きつかれるのは悪くは無い。見ず知らずのしかもナンバーズである俺をここまで可愛がるのはむしろすごいと思う。


ナンバーズは6歳で政府に行き、それ以降は数字で呼ばれることが多い。そのため確かに元の名前を呼び合う事は少ないが……名前はある。ブランシュという名前が!


ちなみにナンバーズとしての俺の番号は2だ

2番とかNo.2と呼ばれることもある

古の科学の世界の頃に付けられた名前だ

ナンバーズは、俺たちが過去そうして名前を得たから取り入れているだけだった



「名前ないと不便だよなぁー…」


カシカシと頭をかくグエン。


なんか勝手に名前覚えてない説で通ってるんだけど…

自分としては都合がいいけどさ…


ブランシュなんて呼ぶのは5人の使徒達だけだし

政府ではブランや、2番で通っていた。でも俺ってナンバーズの中では有名だからな

今は抜け出してきたわけだし速攻政府に渡されても困る

どんな顔して会えばいいかわかんないし…

ゲームも投げ出して来ちゃったようなもんだしなぁ


「グエンが付けてやったらええんじゃぁないか?どーせお前さんとこで面倒見るつもりなんじゃろ、まぁワシには関係ないがな」


名前を言うかどうか考え込んでいると、白ひげのヤナガワじいさんが口を開いた。


俺を診てくれたのはこの人らしい。

どうやらお尋ね者の治療などで荒稼ぎしているらしく、腕はいいが報酬は高い、いわばやぶ医者とも呼ばれる闇医者との事だ


俺は治療自体はほとんど無かったが眠りこけていたので様子を見にちょくちょく来てくれていたらしい


「たぬきジジイが簡単にいってくれるなよな」


ん?ここで面倒をみる???


思わずもう一度グエンを見た。

目が合う


「まぁ、そうだな、実際ここはそんなに広くはないが、お前みたいなガキでも雑用くらいできるだろ」


「ま、マジで言ってるの?」


たしかにさっき保護するとか言ってたけど……本当にヒューリーとかナンバーズとか思っているやつのことを家に置く奴がいるなんて馬鹿なのかな?

爆発したら死ぬぞ?


「いやか?」


片眉が少しあがって俺を見る


「いや、俺が言うのもなんだけど俺ってめっちゃ怪しくない?それに俺のことなんにも知らないのにさ!そんな簡単に家に置いていいのかよ!?」


一息で詰め寄ってしまう

だって、そんなの、変だ

まずは警戒するのが普通だろう


「あら、そんなこと言ったら私やグエン、ヤナガワ先生だって君からしたらどこのどいつかも分からない人達の集まりよ?」


リオナがヤナガワ先生のためにシチューを注ぎながらにっこりと笑った。


「私は施設育ちだし、グエンのことはクズの情報屋ってことくらいかしら、あとは家事全般の能力が皆無?あ、一応オーラも扱えるわね。ヤナガワ先生なんて闇医者なんだから素性なんてへったくれもないわよねぇ」


保護と監視目的なのは間違えないにしても...


というか、なんかとんでもないことをくちばしらなかったか?

え、グエン魔力操作が出来るのか?

一般人なのに??魔力量的には一般人とさそほど変わりない。強いて言うなら少し多いくらいか。


「ま、素性はなんであれ俺の事務所に住むってことはちゃんと仕事はしてもらうぞ」


リオナが嘘を言っているようにも見えないし、グエンも特に指摘をする訳でもなかった。

そもそも俺の魔力結界の中に意識を保って入って来れていたのも魔力を自分に纏わせていたからなのか。


グエンが魔力を纏えるのであれば、魔力を増やす事も出来るかもしれない。

ここにいれば暫くは政府からも身を隠せそうだと言う打算もなくも無い。


神の信仰を深めることそれが俺の使命

一般人に広めるためにはこうして少しでも一般人と触れ合って、どうしていけば信仰が深まるのか考える事も必要なのかもしれない


「…ほんとに…いいの?」


少しの逡巡の後、結局出てきたのはこんな言葉だった


「お前が嫌じゃなければここに居ていい」


「君が美味しいと思うご飯、いつで作ってあげるわよっ!」


「お前さんが怪我した時には治療してやろう!格安でな!」


グエンが笑う

リオナが腕を見せて力こぶを作る

ヤナギタのじいちゃんはふぉっふぉっふぉっと笑って今後の治療とかいってちゃっかりしている


なんかこの人たちといると拍子抜けするというか、こっちがバカバカしくなってくるな。

危機管理能力大丈夫か?と聞いてしまうくらいには


「はぁ……俺は政府から飛び出してきたんだ。だから俺を連れ戻しにナンバーズの奴らが来るかもしれない。それよりもっと上のやつとかもだし…その…だから…迷惑をかけると思う」


逃げ出したことを告白した

俺にも罪悪感はある。

こんなに優しい人たちに迷惑をかけたくなかった。


「お前政府に戻りたいか」


グエンが鋭い目で俺を見据えた

僕は首を傾げた


戻りたい?

あの場所へ?


きっと、探しに来るだろう。

俺はあいつの相棒で、闇の神の妻だから。

闇の神は光の女神をアイシテルから。


俺はあいつを1人にはしたくない。


でも…ここにいたいと思った。

ここはこんなに暖かいと知ってしまった。

帰らなきゃ行けないけど帰りたくなかった


「お前がここに居たけりゃ居ていい。追い出したりしない。迷惑なんて思わなくていい。俺は全人類が普通に暮らせる場所をつくりたいんだ。情報屋もそのためにやってる」


「普通に暮らす…?」


普通とはなんなのだろうか

この世界はもしかして変なのだろうか?

俺の普通は間違えているのだろうか?


「そうよ。こんな風にみんなでご飯食べて、笑って、戦いなんてない世界。皆が幸せな世界を私たちは作りたいのよ」


戦いがない世界?

そんなの無理だ。

だってヒトは争う生き物だ

どんな時代も平和なんてすぐ壊れる


「まぁ戦いがないなんて夢物語かもしれねぇが…せめて自分の周りくらいは守ってやりてぇし笑って欲しいだろ」


頭をかきながらグエンがそっぽを向いた


暖かいご飯に布団

大好きな人達の笑顔

一緒にいたいと思うこと

生きたいと思うこと

誰も戦わない平和な世界



……俺は、皆で自然豊かな所へ行って皆でピクニックというものをしてみたかった



俺はなにをしてたのだろう

それは理想だった

はるか昔に自分が望んだ未来だったのに


今は、皆、バラバラで

結局争いあっている

でもそれは神が決めたゲームだから仕方ないのかもしれない


でも、、


グエンをみた

もう俺の瞳に迷いはなかった



「俺はここにいたい。平和な世界を作りたい。その為にはやらなきゃ行けない事がある。...政府には戻らない。......だから、、ここに居させて欲しい」


ギュッと目をつぶった

いていいって言ってくれてるのに不安になる


「おう、スオウ!これからこき使ってやるから覚悟しとけ」


ぐしゃぐしゃと頭を撫でられた


当たり前だとでもいうように、このヒト・グエンの笑顔は心の中をじんわりと暖かくしてくれた


こんな感情はじめてだ


「……ねぇところで、そのスオウってもしかしなくても俺のこと?」


「あぁそう、お前の名前。今日からお前はスオウだ。よろしくな」


スオウ…?

この白髪に似合わない名前だ

むしろ3番とかの方が似合いそうな名前だな


「スオウ…」


「まぁ1度匿った奴を追い出したりしねーから心配すんな、スオウちゃん?」


ポンポン。と俺の頭を優しく叩く。


「こ、子供扱いするなよなっ!こうみえても俺はお前より年上だ!あと俺は一応男だっ!」


頭を抱えながらキッ!歯向かった


「はいはい、ほらシチュー食べねぇーと冷めちまうぞぉー」


「スオウちゃんっ!まだまだいっぱいあるからねっ」


「わしも今日はここに泊まるかのぉ」


三者三様に言葉が返ってくる

皆優しい笑顔だった


「ヤナガワ先生は食べたら帰ってくださいよ!この家狭いんだから先生が寝るところなんてないんですからね!」


「わしには優しくないのじゃの…とほほ」



この家はなんだか暖かくて優しい。


それにリオナの作ったこのシチューっていうスープはとても美味しかった。

世の中にはこんなにも暖かくて美味しいものがあったのか。

政府を作った俺達は、食事は取れればいいという考えだった為、こんな美味しい物は食べたことがなかった。

ほかの使徒やナンバーズにも食べさせてあげたい。


とりあえず難しいことは後にして俺は今日の幸運を抱きしめてシチューを頬張ることにした。







こうして俺はグエンの探偵事務所に所属することになったのだった。


それにしても

丸1日寝てたのに政府のお使いがこないなんて不思議だ

俺が出てくる時に騒ぎを起こしてしまって戦力がないからか?


クレアシオンは絶対すぐに捜索すると思ったんだけど、考えすぎだったか

もしくは闇の神が我慢しているだけなのか

それとは別になにかが起こっているのかもしれないな?






.


1話と打ってかわってややほのぼの回でした。

主人公の仮の名前はスオウです

基本的には白いイメージの主人公

ブランシュやブランは文字通り白です。

グエンにとっては出会った時の印象が強かった、それだけです。特に意味は有りません。

美味しいものを食べるのもはじめてだったスオウ。過去の世界では食べる事も必死だった為、既にここで常識が歪んでいます。これから色々な美味しいものに出会ってくれたらいいな〜と思います。

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