表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/180

第十三話 黒い稲妻の功罪

 『魔剣ベルヌーリⅡ』を得たリズウィのその後の活躍は目まぐるしかった。

 ここでリズウィは自らの武勇伝を語る。

 北方諸国タングスでの北部戦線総司令の救出作戦。

 南方諸国ドロントでの内乱平定。

 南部戦線最前戦のグラザの活躍。

 どれをとっても激戦であり、勇者リズウィの活躍によって戦況をひっくり返せたものだと語る。

 こうして、『黒い稲妻』という勇者のふたつ名は浸透していった。

 

「姉ちゃん、この魔剣と俺の相性がバッチシなんだぜ! これを扱わせれば俺は無敵だ。特に魔術師なんかに俺は絶対に負けねえ。どんな魔術師にも負ける訳はねぇーんだっ!!」

「・・・そう」


 リズウィの自慢にハルの反応はいまいち。

 まだ自分の素晴らしさが伝わっていないと感じたリズウィはここでとっておきの経験を語る。

 

「特にグラザの最前戦で対決した女剣術士との闘いは自分でも凄かったと思うぜ。それはもう死闘だったよ。死闘、解る?」

「・・・」

「その敵の女剣術士は『南国の虎』と呼ばれる手練れで、二刀流の長身剣術士だった。長剣と短剣を巧みに扱う奴で、何人もの味方がコイツに首を刎ねられたんだ。奴と対決した時、これは本当に虎だと思ったね。一瞬でも気を抜けば襲い掛かってくる猛獣」

「・・・」

「それでも最終的に俺は勝ったんだ。俊足の足で敵との合間を見切り、そして、左腕をスパンと・・・」


パシンッ!


 ここでハルは我慢できなくなり、リズウィの頬を叩く。

 

「痛てぇ。何すんだよ!」


 それほど痛いわけではなかったが、このときのリズウィは姉からの一撃が心に強く響く。

 

「この大馬鹿者。人殺しに加担して何を喜んでいるのよ!」

 

 そんな罵倒はリズウィを深く傷つける。

 それでもリズウィは怯む訳にもいかず、そうなるとその逆、怒りを露わにした。

 

「うるせぇ。俺にはこの世界でこうするしか生きる道はねぇーんだよ。強い者がすべてを手に入れる。成果の出せない弱い奴はすべてを奪われる。俺は奪われる側にはなりたくねぇ。この生活もすべてが俺の活躍のお陰。姉ちゃんがエストリア帝国で学生として遊んでいた頃に俺は必死に家族を養っていたんだよ!」


 これにはハルもキレる。

 

「黙りなさい!」


パシンッ!


 再びリズウィの頬を打つ。

 叩かれたリズウィもここでハルを激しく睨み返した。

 これは喧嘩に発展するか・・・誰しもがそう予感したが、次のハルの一言は・・・

 

「アンタが苦労したのは解っているわよ・・・でも、それでも・・・人を殺したり、傷つけて良い訳はない! 逆の立場を考えた事ある? 腕を奪われる側を想像した事がある? アナタが他人を傷つける・・・それはアナタの心が弱いから。弱虫だから。自分より弱い人間を傷つけたり、命を奪ったりできるのよ!」


 ハルは泣いていた。

 それはここで自分の言いたいことが、恐らくリズウィには伝わらない。

 彼女の悲痛はそんなもどかしさから来たものである。

 リズウィも姉の涙を見たのは生涯でこれが初めて・・・この時の姉の涙には並々ならない重みが込められているのは理解できた。

 しかし・・・

 

「だったら何なんだよ。私ならもっと上手くやりましたってかぁ? へん、やってらんねー!」


 不機嫌になったリズウィは近くのイスを蹴り、ドアを荒々しく開けて出て行ってしまう。

 

「ちょっと! リズウィ。待ちないよー」


 アンナがリズウィの事を心配して追い駆けて行く。

 それをハルは止めなかった。

 この時のハルは涙をポロポロと流し、身体を震わせている。

 そんな悲しみに溢れているハルを優しく抱くアーク。


「ハル・・・君はよくやっている。涙を流さないで」

「アーク、ありがとう。わぁーーっ! 私って馬鹿ね・・・隆二を怒らしちゃった。あの子が苦悩して生き抜いているのは解っているつもりだったのに・・・」

「いいや、ハルは間違っていない。今の彼は自分の力に酔っている。あの魔剣の力に魅せられているのだろう。このまま行けばいずれは大きな失敗を招く。君はそれを危惧したからこそ弟に間違っていることを伝えたかったんだろう? 君は弟想いだと思うよ」


 ハルの行動を全て肯定したアークはこの先、自分とリズウィが対決してしまう予感がした。

 彼は己のためだけに剣を振るっているようも思える。

 それはブレッタ流剣術の教えから見れば、悪に落ちる一歩手前のようにも思えた。

 もし、彼が完全な悪となってしまえば、正義を信奉している自分との対決は避けられないだろうと予感した。

 

「春子ちゃん。隆二を赦してあげて。あの子は私達の生活を維持するために戦っているのよ。私だってそんなこと望んでいないのだけど、でも・・・」

「いい・・・解っている。でも、お母さんも解るでしょう。このままは良くないって」


 ハルの指摘にユミコも頷く。

 

「私に任せて」

「春子ちゃん、何をするつもり? アナタまで危ない事するのは無しよ」

「大丈夫よ。だけど、隆二(おとうと)の仕出かした後始末をするのが姉の仕事」


 ハルは母親を心配させないようにそう伝えるが、何かいいアイデアがすぐに浮かぶ訳でもない。

 結局、リズウィはこの日の夜、屋敷へ戻ってくる事は無かった。

 ここで怒りに任せて屋敷を飛び出していったリズウィだが、アンナが付いているので下手な事にはならないだろうと判断して、母親を安心させるハル。

 しかし、ハル達はこの件も含めてその後、緊急会議をする事にした。

 その日の深夜、彼らは個別に充てがわれた客間からひっそりと抜け出す。

 特に申し合わせていた訳ではなかったが、彼らには心話で念じればそれで伝わるのだ。

 ハルの開発した魔道具を装備した彼らはそんな秘密の連携行動が可能となっている。

 当然ここに集まった人達にシーラは含まれていない。

 シーラはエイドス村で同じ仲間として加わったが、それでもハルが信頼できる仲間になったという訳ではない。

 ここで屋敷の一室に集まったのはハルとアーク、ジルバ、ローラ、スレイプ、サハラの六名。

 

「みんな揃ったわね。ジルバどう?」

「うむ。やはりこの屋敷は間者だらけだな。特にリューダの技量は卓越しておる。しかし、それは人間を基準とした場合だ。今でも真面目に私の用意した幻体(ダミー)を見張っているようだ」

「いいわ。そのまま寝不足になって貰いましょう」


 ハルは意地悪に笑う。

 彼女達はボルトロール王国軍の情報局として優秀な逸材だろうが、それでも銀龍を相手に敵うはずもない。

 そして、ハルが本気になれば躱せる相手でもあったが、今はそこまでやる必要もない。

 彼らの対処はジルバに任せる事にした。


「それじゃこちらも隠ぺい魔法を仕掛けるわ」


 ハルがそう言うと、白仮面を被り白魔女に変身する。

 そうすると彼女の魔力が膨れた。

 そのままではこの膨大な魔力が勘の良い魔術師によって気付かれてしまうが、余剰魔力を隠ぺい魔法へ変換して放出する。

 そうするとこの部屋は別空間として隔絶された。

 こうしてハル達の会話は物理的、魔法的に遮蔽され、一般人が看破する事は不可能な空間となる。

 

「これで自由に話せるわよ。アクト!」

 

 ハルは久しぶりに夫を本名で呼ぶ。

 これまでは緊張の連続で、息が詰まる感じだったが、これで少しは精神的に楽になった。

 

「ああ、ハル。それでこの先どうするんだい?」


 アクトは白魔女になったハルの頭を優しく撫でた。

 そのサラサラとした銀髪に触れて久しぶりに彼女の感触を堪能する。

 

「そうね。まずは隆二をどうにかしなきゃね。完全にボルトロール王国一色に考え方が染まっているわ。あれじゃ、誰かから恨みを持たれるのも納得できるわね。彼の思い知らないところで色々と敵意を持たれている可能もあるわね。そういう意味でもあまり一人じゃいさせられないわ」

「なるほどね。それならば僕が同じ剣術士として、しばらく彼に付き添う事にしよう。黒仮面を装備すれば彼を陰からフォローする事もできそうだ。勿論、正体は内緒にしつつね」


 アクトの案にハルも頷く。

 

「ありがとうアクト。阿保な弟のフォローはアクトに頼りそうね。感謝するわ。私は・・・研究所の人間に接触を試みるわ。研究所の人間も人によってはどっぷりとボルトロール王国の考え方に染まっている予感がする。できるだけ早い時期に潜入して実態を調査するわ」

「うん、そう言うと思った。しばらくは互いに別行動となるね」

「我は何をすればいい?」

「ジルバはしばらく待機でいいわ。もしかすれば、ボルトロール王国を脱出するときに頼るかも知れないから、それまではシーラさんとラブラブしていてもいいわよ」


 そんな発言にあからさまに嫌な顔をするジルバ。

 

「どうしたのジルバ? まさかシーラさんとの関係は遊び?」

「遊びの何も、そもそも彼女とは種族が違う。互いに愛情感情など沸かない・・・」

「沸かないのに何故付き合うことを承諾したの?」

「私にもいろいろあるのだ。詳しいことは聞くな」


 そう言ってジルバは回答を拒否する。

 本当のところはジルバよりもシーラの方が上位に当たり、強い命令に従った結果なのだが、そんなことをハルに言えるはずもない。

 だからジルバが選択したのは回答拒否である。

 

「・・・解った。もうこれ以上聞かない」


 不思議と簡単に引き下がるハル。

 ジルバはここでも大きな力(・・・・)が働いたと思った。

 いかにもあの女(・・・)がやりそうな事だと思いながら、その直後にジルバ自身もそんな考えを忘れてしまう。

 

「ともかく、私の家族の状況はだいたい解ったから次は研究所ね」

「同郷の人々の内情を調べに行くんだね」

「ええそうよ。今日聞いた話からすると、ボルトロール王国にどっぷりと浸かっているのは隆二以上かも知れない。まずは自分の目でどうなっているかを調べたいの」

「・・・危険かも知れない」

「アクト、ありがとう。でもこれは私の決めた事、もう少し我儘を聞いて・・・」

「君がそう決めている事は既に解っている。勿論、僕の答えも既に定まっている。ハルのやりたい事は全面的に支持するよ。そして、バックアップもする」

「・・・うふふ、ありがとう」


 ハルはアクトにキスをする。

 感謝と愛情を行動で返した格好だ。

 そんなふれあいを見せつけられたエルフの親子は少しだけ居心地が悪い。

 

「ハルさん、アクトさん。仲睦ましいとは思いますが、子供も見ていますので・・・」


 ローラは多少遠慮しがちにそんなことを言う。

 しかし、ここで子供のサハラからは・・・

 

「私は全然気にしないよー。ハルさんとアクトさんが愛し合っていることは知っているし、私をいつまでも子ども扱いしなくてもいい」


 自分はもう子供ではないと子供らしい背伸びをしてくるサハラ。

 背丈はまだ子供の彼女だが、以前、銀龍により龍人族へ変化させられてから精神面で急成長したと感じさせてしまう。

 彼女なりにハルとアクトには幸せになって欲しいと気を遣っているようでもあった。

 そんなサハラには感謝を伝えるハル。

 

「サハラちゃん、気を遣ってくれてありがとう。でも私達も少しは自重しないといけなかったわね・・・」


 ハルはニコリと笑う。

 

「という訳で、明日から研究所に入れるようにお願いをしてみるわ。多分、研究所は極秘匿(トップシークレット)の施設だから、許可が下りたとしても私一人しか入れない可能性が高い」

「そうだろうね。白魔女の君には心配無用だと思うけど、それでも気を付けて」

「大丈夫よ。それでも私が本当に危機の時は黒騎士様が助けてくれるのでしょ?」

「ああ、呼ばれれば、すぐにでも駆けつける!」

「ありがとう」


 三度目の感謝を伝えるハル。

 ここでまたイチャツキが始まってしまうかと思ったところで、タイミング悪く割り込みが入った。

 

プルプルプル


 ハルの装着していたハンズスマートXA88が反応した。

 それは装着者のハルにしか解らないサイレントモードだ。

 誰からだろうと思い、直後に現在この世界でこのXA88に連絡を入れてくる相手などごく限られた人物だと思い直す。

 

「魔法で隔越空間を作っても電波は通るのね。興味深いわ・・・エクセリアのレヴィッタ先輩からだ。一体何だろう?」


 ハルはXA88の表面を指で触れて応答の意思を示す。

 そうすると携帯電話と魔法通信を組み合わせたXA88の通話機能が起動した。

 

「あっ! つながった!! ハルちゃん、元気? レヴィッタよ!」


 呑気な女性の音声が全員に聞こえる。

 ハルが魔法技術と元の世界の科学技術の両方の技術を用いて通信機器を作り出している。

 これは非常に高度な技術なのだが、ここでそれに興味を覚える人物は居合わせていなかったので余計な技術論に発展せず、普通の魔法による通信だとして会話が進む。

 

「おお、聞こえるぞ。久しぶりだな、レヴィッタよ」

「あら? その声はジルバさん?」

「そうだ。我らは今ちょうどハル殿の両親の屋敷に集まっており、秘密の会議中である。目の前にはハル殿もいるぞ」

「ええ! 良かった、ハルちゃん。お父さん、お母さんと無事に再会できたということでいいのよね」

「そうよ・・・ただし、良かったかと聞かれれば、少し微妙な状況だけど」

「そうなの? まぁ、詳しい事は今聞かないわ。私の魔力ではあまり長い会話はできないから・・・」

「解った。今は私も手短に会話を終わらせたいし」

「じゃあ、こっちからの要件を手短に伝えるわね」

「お願い」 


 ここで一瞬どう伝えるかレヴィッタの言葉が詰まり、そして、しばらく間を置いてから通話が再開する。


「・・・エルフの特使がスケイヤ村に現れたの。どう対応を進めればいいか、指示が欲しいの」

「エルフの特使?」

「そうですよ。辺境からやって来たと言っていたわ。とても綺麗な人達・・・でもちょっと傲慢かも?」


 自分が感じた事を遠慮なく伝えるレヴィッタ。

 その会話に同属エルフであるローラが反応した。

 

「エルフの特使が遂に辺境を超えてきたのですね? その特使のリーダーは誰ですか? 要件は何だと言っていますか?」

「リーダーの女性はシルヴィーナという名前です」

「シルヴィーナ!? それはあり得ない。私の妹の名前ですが、彼女は白エルフの巫女の職務から逃走したのに・・・」

「それならば、その人物はシルヴィーナさんで正解となりますね。『自分はエルフの姫だ』と言っていましたよ。とても偉そうな態度で私達に『人間相手に貿易をしてやるから繊維物を買え』と強く要求してきて、高い値段を吹っ掛けられて困っています」

「・・・?」


 訳の解らないローラ。

 

「それにシルヴィーナって女エルフはローラさんにとても似ていました。彼女がローラさんの妹だと言われれば私は納得できます」

「その口調だとレヴィッタさんはシルヴィーナと会ったんですね?」

「ええ。エクセリア国でエルフの存在を知っているのはハルさんの仲間だけだと言われて、泣く泣く私が駆り出されてスケイヤ村まで行きましたよ」


 レヴィッタが嫌々で会いに行かされたのがよく解る態度である。

 

「現在のシルヴィーナは逃亡している身です。とても外交を任せられる立場にはないはず。これは何かありますね・・・」


 うーんと悩むローラ。

 それにジルバが応えた。

 

「なるほど。それならば、我が翼を貸してやろう。隠密魔法と幻影を使えば、ここから人知れずエクセリア国へ飛べるぞ」


 そんな提案にどうするか迷うローラ。

 

「いいじゃない。別にここにいてもしばらくやることは何もないわ」

「ですが・・・私達エルフの事情だけで帰るというのは・・・」

「別に構わないわ。これは今後のエクセリア国の・・・いや、これは全人類とエルフの交流に関わる重要な第一歩よ。ローラさんが一度帰って、この二つの種族の正しい交流の道筋を作ってもらった方がいいわ」


 ハルは自分の事よりもローラ達エルフの交流を優先せよと言う。

 

「我もハルの意見に賛成だ。私の力を以て後々に強引に解決する事も可能だが、ここで話が変な方向に(こじ)れれば修正も面倒になるだろう。今、出発すれば、明日の朝にはエクセリアに着ける」

「・・・解りました。それでは銀龍様に甘える事にします。我らエルフ種族の些細な問題でお手数をお掛けして申し訳ございません」

「気にするな」


 シルバはそう言って快諾した。

 

「だそうよ、レヴィッタ先輩。ローラさんが一旦そちらに戻るわ。エルフとの交流事業はローラさんに任せてください」

「ありがとう。ハルちゃん、ローラさん。恩に着るわ。人類対エルフの将来に私が関わるのは重過ぎるしぃ・・・」


 レヴィッタはそれで安心できたのか、これで魔法通信が途絶えた。

 きっとレヴィッタ側の魔力が尽きたのだろう。

 現在が隔越空間の中にいるから、余計に魔力を消費したのかもしれない。

 そんなことを考えるハルであった。

 

「という訳で、我とローラは一旦ここからエクセリア国へ飛ぶ。幻体(ダミー)は残しておくから、ここの連中の目は適当に誤魔化せるだろう」

 

 こうして、彼らは研究所に侵入するハルと、一旦エクセリア国に戻るジルバとローラ、そして、この屋敷で待機するアクト、スレイプ、サハラの三つに分かれる事になる。

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ