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第十話 フーガ魔法商会での出会い

2022年10月28日 14:30


申し訳ありません。第九話と重複して第十話を掲載してしまいました。

現在は正しく第十話を投降しております。



「どうだ? そろそろ完成したか?」


 揚々な声で女性陣に仕上がり問うのはカザミヤ博士。

 ここはエクリセンの街中に建つ魔法商会の建屋の中、現在は『フーガ魔法商会』という立派な看板が掲げられている。

 その商会で現会長職になったカザミヤは金髪碧眼の姿をしていた。

 カミーラの開発した変化(へんげ)の魔道具を装着していたからだ。

 元々の黒目黒髪の姿のままでは悪目立ちしてしまいエクセリア人には受けが悪かったためである。

 巷では黒目黒髪の人達がボルトロール王国より亡命してきたと噂になっており、エクセリア市民は彼らをボルトロール人と同等だと認識し、忌み嫌らわれているためである。

 国の上層部では平和を認めて、ボルトロール王国と和平を結んだが、それを簡単に認められない市民も多い。

 そんな人達にとって黒目黒髪の人々は八つ当たりの材料として都合良すぎたのだ。

 カザミヤ陣営も当初はこの偏見に苦労したが、カミーラが変化(へんげ)の魔道具を作ってから事態は好転しつつある。

 そして、落ち着きを手に入れたカザミヤ達は次に己の出資した商会でどのようにして利益を上げるかと考えている。

 真っ先に考えたのが国家へ取り入る事だ。

 民間相手にチマチマと小額取引で稼ぐことなど、カザミヤからしてそれは非効率な仕事だと思っていた。

 ボルトロール王国では国家相手に兵器開発で荒稼ぎした実績が彼の記憶に残る。

 

「ここはガツンと兵器開発だ。最新式ではないが銀平五型の兵装でも提供すれば、エクセリア国は満足するだろう。もうできているだろう? ミスズよ!」

「それが・・・まだ・・・」


 ミスズは夫からの問いに目を伏せて答える。

 設計図と製造法の書かれた書類(レシピ)は研究所より密かに持ち出していたが、それを元にこちらの魔術師に指示しても、上手くできないのだ。

 鎧に刻まれた魔法陣が正しく機能しない問題に直面していた。

 その原因がいまいちよく解らない。

 

「ボルトロール王国の研究所ではこれで上手くいっていたのですが・・・こちらの国の魔術師では魔力が足りず、術を完結できない事も多く・・・」

「言い訳は聞きたくない。君は技術者だろう? ならば、上手くいく方法を考えろ! 今は時間が勝負だ。ハル達に先を越されれば、我らの立場は無くなるのだぞ!」


 カザミヤは苛いてそんな暴言を吐く。

 自分の第三夫人に対して厳しい対応を取る事も、カザミヤ自身が焦っている事に他ならない。

 

「アナタ。ミスズをあまり責めては駄目。ボルトロールの研究所は国家で最高の魔術師達を集めたエリート集団だったわ。こんな田舎国家の魔術師にすぐ真似できて堪るものですか!」


 カミーラは魔術師のレベルが違い過ぎると結論付ける。

 それが最も納得の行く理由なのだが、カザミヤとしても「ハイそうですか」と簡単には納得できない。

 

「ならば、もっと実力のある魔術師を雇えばいい。この商会で元から雇われている職員がだらしないのだ。あれほど高い金で雇い続けてやっているというのに・・・」


 不満なカザミヤ博士だが、この商会に雇われていた魔術師のレベルは中堅である。

 カザミヤ達の求める魔術レベルが高過ぎるのだ。

 

「ともかく、何かいい方法を考えなくては。このままで私の野望が達成できない・・・」

「アナタ・・・銀平五型の兵装はレベルが高すぎるのよ。せめて四型、いや、三型ぐらいにしないとココじゃ作れないわね」

「むうぅぅぅ、そうなると三世代前まで舞い戻るのか・・・効率が悪過ぎだ」


 嘆くカザミヤだが、魔法に関してカミーラの見立ては正しい。

 ただし、三世代前の兵装を作るとすれば、カザミヤが当初想定していたよりも時代遅れの兵器となる。

 果たしてそんな商品で商売になのるかと危惧する。

 

「大丈夫よ。そもそも魔法付与の掛かった兵装なんて元から高価でそれほど普及していないわ。魔剣だって研究所存在以前は高級兵器で一般兵に持たせる事なんて夢物語だったのよ、だから・・こんな国、銀平三型でもボルトロール王国よりも三倍の値段で買ってくれるわ」


 カミーラは心配するなと言う。

 こちらの世界の常識はカミーラの言う事が正しいと思うカザミヤであったが、それでも彼は自分がハル達よりもレベルが上である事をエクセリア国の上層部に示したかった。

 それでも背に腹は代えられない。

 

「解った。三型で進めるしかないな・・・だが、五型、いや、最新の六型も諦めきれん。試作でもいいからこちらも並行して開発を進めるように」


 カザミヤからはそんな指示が出されるが・・・

 

「そ・・・そんな、今でも絶望的なのに・・・」


 現実に打ちひしがれたミスズからはそんな泣き言が漏れた。

 真面目で今まで文句を言った事のないミスズにしては珍しい反応である。

 カザミヤは彼女が素直に「はい」と言ってくれるものと思っていたのに、当てが外れた。

 

「ふん。ミスズよ。お前はそれでも技術者か? なんとかする方法を考えるんだ。いいな!」

「そうよ。アナタなんてこれしか能の無い女なのだから、頑張りなさいよ!」


 カザミヤとエリはミスズに冷たく当たる。

 ふたりから見てミスズとはこの方面にしか役に立たない女性だと思っている節があるのだ。

 魔術師として同じ技術の立場にあるカミーラだけはこれがどれだけ大変な事か解っている。

 しかし、夫のカザミヤが焦っているのも理解できた。

 

「ミスズさん、厳しい事を言うけど、ここは私達の頑張りどころよ。私もサポートしますからこの困難な仕事を乗り切りましょう」


 カミーラはそう励まして、意気消沈するミスズを伴って研究工房の奥へと消えて行く。

 こうして会長室にはエリとカザミヤだけが残った。

 

「本当に彼女に任して大丈夫?」

「大丈夫とは思えないが、現在、この魔法技術を解るのはあの二人しかいないのだから、頑張って貰わねばならぬ」


 本当はガザミヤ自身も技術者を自負しているのだから、手伝うのが筋なのだが、それはしない。

 ガザミヤは今の自分の立場は経営者だと思っていたからだ。

 経営者とは交渉の要、この後に念願だった国の使者と会談する予定が入っていたためである。

 そして、その時はやって来た。

 

「会長。ダラス商会の会長が到着されました」


 買収した商会の職員よりそんな連絡を受けて、顔色を変えるカザミヤ。

 念願の国家権力に近い商会が交渉役として来訪してきた。

 

「おお、国王はダラス商会を通じてならば、話は聞くと言っていたからな!」


 喜々として、来訪した商会の会長を応接室に通せと命令を下すカザミヤ。

 期待を込めて商談の交渉を進めるガザミヤであった・・・





 

 

「なんだと! 兵器は買わないと申されるのか!?」


 驚きと意外な言葉に我が耳を疑うカザミヤ。

 

「そうです。現在、エクセリア国は兵器を必要としておりませぬ。国から購入の意思はないとお考え下さい」


 相手のダラス商会の会長は淡々と決定事項だけを述べる。

 そこにカザミヤが食い下がってきた。

 

「我々は東西随一の技術を誇っており・・・」

「いいや、そこはありません、会長殿。あなた方が高い技術力を持っているという噂は既に聞いております。しかし、我々は現状以上の軍備増強はしないと国王からの方針なのです。少なくともアナタのところから兵器の購入はいたしません」


 カザミヤの話を遮る形でダラス会長は結論を先に述べる。

 取り付く島もないダラス会長のこの言動に、明らかに不満の色を隠せないカザミヤだが、相手が要らないというモノを一方的に売りつけるのは難しい。


「戦争が終わりボルトロール王国とは和平が成立しています。この後に及んで一方的に軍備増強するのは望ましくありません」

「しかし、万が一の事もある。国として備えを準備しておくのは・・・」

「それをアナタが言いますかな? 元々ボルトロール王国で兵器供与を行っていたアナタは我々に脅威を与えていたのでしょう?」

「・・・」


 ダラス会長が指摘するとおり、カザミヤが勧める兵器の売込みは国の戦争の後押しであり、現在の状況でエクセリア国にそれを通すならば、ボルトロール王国にとっての不利益にもつながる。

 ここでダラス会長の目はカザミヤ会長の資質を疑っていた。

 その視線の意味が解るカザミヤだから、これ以上兵器の販売の話を進められないと感じた。

 彼としては現在まで製造していた兵器の販売は利ざやが大きく、かつ、安易に自分達が提供できる技術だと思っていたのに・・・

 

「兵器以外の物でしたら、購入の意思はありますよ」


 このままでは話が進まないと感じたダラス会長は話題を別の方向へと振る。

 

「それならば、武器はどうだ? 国家が購入するのではなく、個人が必要とするだろう。ここは辺境も近く魔物の出没も多いと聞く。便利な魔剣や防御力の優れた防具ならば・・・」

「うーむ。フーガ魔法商会はまだそこ(・・)に拘るのですね・・・」


 あくまで兵器路線を貫こうとするカザミヤ。

 

「個人に提供するのであれば、別に構いませんが・・・それならば国家が購入せずとも、この商会で一般人を相手に販売すればよろしいのかと」


 ダラス会長はそんな結論を出す。

 しかし、それはカザミヤの望む展開とは違っていた。


「私としては国家絡みで商売をさせて頂きたいのだが・・・」

「ならば、兵器以外の価値あるものをご提案頂きたいのですな。勿論、武器については国家が関わる販売はしませんので、諦めてください」


 ここでの交渉はそんな平行線に終わる事になる。

 結局、カザミヤは自分達の持つアドバンテージを生かした商売を進める事はできず、また、国家権力と安易に結びつけられる兵器供与事業を諦めるしかなかった。

 このままでは埒明かないため、カザミヤは方針転換を検討する事になる・・・

 

 

 

 

 

 

 そんな不毛な交渉と時を同じくして、フーガ魔法商会の店頭には、とある客が訪れていた。

 その客とは魔法商会などに足を運ぶのは初めてであるように、慣れない様子で展示された魔法道具類を物色する。

 当然だが、ここは商会、商魂逞しい商会職員がその男性客に声をかけてきた。

 

「お客様。何かお探し物ですか? 当店は魔法関連の道具を幅広く扱っておりますが故に、何なりとご用命ください」


 職員は近付き、さりげなく男性客の身なりを確認した。

 魔法には詳しくなさそうなその客は、それなりに小綺麗であり、立派な靴も履いていた。

 懐に忍ばせている巾着は充分膨らんでおり、懐も温かそうだ。

 専門知識を持たない身なりの良い者・・・それはつまりカモだと判断した。

 人間社会には魔法的価値は解らずとも、魔法道具に芸術品のような価値を見出す者はある一定数存在している。

 今回訪れた客もその類であると合点した。

 

「こちらの魔術師のローブは如何でしょうか? 起動には少々魔力が必要ですが、快適な温度調整機能と浄化機能を持つ最新型でございます。エストリア帝国製で帝都ザルツの有名工房から取り寄せた物です。本来ならば百万クロルするものですが、現在我らフーガ魔法商会はオーナが変わり、記念セールをやっております。七割引の三十万クロルで販売しておりますので、是非ご検討のほどを」


 職員のセールトークが続くが、客はこの商品にあまり興味を示さなかった。

 

「へん。俺は剣術士だからローブはいらねーよ」

「ならば、魔法の傷薬は如何ですか? 傷を負った時、出血をたちまち止める優れものです。こちら七瓶セットで十万クロルですが、現在サービスで三瓶つけて十瓶セットと同じ価格です」


 相手が剣術士と見れば、そのニーズを汲み取って、新たな商品を提案してくるこの職員は商売人として優れ者だった。

 運が悪かったのは、この客が常識外だったことだ。

 

「傷薬もいらねぇー。魔剣はねぇーのか?」

「へ? 魔剣ですと?」

「ああ、魔道具屋なんだから魔法の剣ぐらいあるだろう? 言い値で買ってやるぞ。金なら、ほら、持っているんだ」


 そんな事を言う客とは元ボルトロール王国の勇者リズウィだった。

 リズウィがここに来たのは半分好奇心・・・ずっとハルの屋敷でふて寝していたのが飽きた。

 そして、もう半分はここならば魔剣を取り扱っているのかもと考えていた。

 彼が現地人だと職員に認識されたのは変化(へんげ)の魔道具を使っているからだ。

 髪は金髪になり、瞳の色は碧眼。

 元々身体(ガタイ)は逞しく、現地人と見分けはつかない。

 日常生活にも困らないように翻訳魔法をハルから施行されているから、今は言葉も流ちょうなゴルト語を話している。

 彼が、最近、南地区の広大な土地を有する屋敷に住み着いたサガミノクニ人とは誰も気付かなかった。

 そのリズウィから出た『魔剣』というキーワードに職員は笑い出してしまう。

 

「ハハハ、お客様、それは無理です。魔剣はとても希少な武器故に取り扱いも一般市場にはまず出回りません。取り扱えたとしても一振りが一千万クロル以上しますよ」

「大丈夫だ。それぐらいならば余裕で十本は買える」


 リズウィから出た言葉に職員は気の利いた冗談を言う男だと評価した。

 

「ワハハハ。お客様は面白い事を言われる。気に入りました。魔剣は準備できなくとも、我が商会特製の『魔法の杖』ならば準備できます」

 

 職員はそう言い棚に飾られている木製の魔法の杖を見せる。

 

「この魔法の杖は一流の魔道具職人によって造られた逸品です。魔法伝達効率も高いのですが、特筆すべきはその耐久性。鋼鉄製の剣にも負けない強靭さがあります」


 そう言いリズウィに魔法の杖を手渡す職員。

 それを受け取ったリズウィは怪しいと思うものの、素振りをしてその調子を確かめてみる。

 

ブォン、ブォン


 風切り音が豪快なスイング。

 確かに頑丈そうだと妙に納得するリズウィ。

 剣術士には不釣り合いな武器だが、この職員はリズウィを揶揄っているのだ。

 魔道具屋で「魔剣をくれ」と言う常識知らずの客だ。

 魔法道具に憧れを持つ常識知らずの類だろうと勘繰り続けていた。

 そんな調子で何も解らないリズウィに安易な魔道具を売りつけようとしていたところに新たな来客が・・・

 

ガチャッ!


 入って来たのは立派な赤色ローブに包まれた美人魔術師。

 

「こ、これは、これはリーザ様」


 リズウィ相手に揶揄っていた職員が、いきなり背筋を伸ばし、新たな来客者に対して最大限の礼を示す。

 明らかにリズウィとは違う対応。

 それもその筈、彼女はこの商会で重要顧客(VIP)だからだ。

 その客は自らの用事だけを手短に述べる。

 

「頼んでいた私の魔法の杖のメンテナンスはもう終わったのかしら?」


 その言葉に職員の顔色が変わる。

 

「あ・・・あの・・・その・・・実は・・・」


 拙い事を言わなければならなくなったのだろうと、リズウィでも解るほどの挙動不審。

 職員の顔色は見る見る悪くなっていく。

 リーザもその職員の態度の急変を目にして、もう勘付いていた。

 

「何なの? 手短に言って」

「・・・実はメンテナンスを担っていた職員が、急に退職をしてしまいまして・・・」


 この職員が説明したのは、リーザの魔法の杖のメンテナンス担当の職員が辞めてしまった事である。

 カザミヤがこの魔法商会を買収した時に、経営方針の意見が合わず、辞めてしまった技術者だ。

 しかし、それはリーザに関係のない話。

 

「あらそうなの? まあ、店名が『フーガ魔法商会』と変わっていたから・・・トップが変わるといろいろあるわよね。それじゃ、メンテナンスも終わっていないのね? 私の杖を返してくれるのかしら?」

「は、ハイ・・・只今、お持ちします」


 職員は特に大きな咎めが来なかった事を幸運に感じて、素早く店のバックヤードに消えていった。

 預かっていたリーザの魔法の杖を返すためである。

 彼女の気が変わってリーザが怒り出すのを恐れていた。

 何せ、このリーザという女魔術師は戦争の英雄であり、最強の火炎魔術師とされ、百人分の働きをするとの噂もあり・・・

 敵の罠に嵌っても無事に生還してきている。

 他の有名な英雄アリス、レヴィッタ、ウィル・ブレッタとも懇意されている人物だと聞くので、もし機嫌を損ねれば、この商会の評判にも大きく影響するのだ。

 そんな大魔女の横で魔法の杖を片手に素振を続けるリズウィ。

 

ブン、ブン、ブン


 特に会話は無かったが、それでも魔法の杖を剣のように扱うリズウィを怪訝な表情で観るリーザ。

 やがて、慌てた職員から自分の魔法の杖を受け取る。

 そして、リーザは去り際にリズウィに対してこんな台詞を口から零した。

 

「その杖・・・安物ね・・・」


 それだけ言うと、もう興味を無くしたのか、リーザはこの店から出ていった。

 去り際のリーザの声を聞き、ここでリズウィは彼女の事を記憶の淵から思い出した。

 

「あの女・・・ラゼット砦の時の・・・」


 そう、過去にラゼット砦で、強姦されそうになった彼女を救った事を思い出していた。

 そして、何故かここで再会したのも何かの縁のようだと感じるリズウィ。

 彼女のあとを追うようにこの店を出ようとする。

 

「あっと、お客さん! お代、お代を~」


 職員は持ち逃げされては堪らないとリスヴィを追う。

 それが解ったリズウィは懐からボルトロール金貨をひとつ掴も、彼へと投げてやった。

 

「魔法の杖の支払いはそれでいいな。釣りはいらん!」

 

 それだけを言い放ち、リズウィはリーザの後を追っていった。

 残された職員の手にはリズウィから投げられた金貨が・・・

 その値段は売ろうとした魔法の杖十本分の価値があった事は余談である。

 

 

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