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手紙を出すということ

作者: ツキトホシ


〇〇〇手紙を出すということ〇〇〇


とっても大仕事。

手紙を出すということは、あなた(誰か)への想いを形にしようとすること。


あなたを想いながら、便箋や封筒、ペンやインクを選ぶということ。

どうしたら、どのような言葉にすれば、あなたに自分の想いが伝わるのか、試行錯誤すること。

手紙を読む、あなたの顔を思い浮かべながら、鉛筆の薄い文字を繰り返し消すこと。

鉛筆の薄い文字を、力一杯、慎重に慎重に、想いを込めて、消えない文字にすること。

せっかく出来上がったのに、郵便屋さんのポストへ入れるかどうか、とても迷うこと。

想いが伝わらなかった時を想像して、どうしようもなく泣きそうになること。


手紙を出すって、とっても大仕事。

自分の想いを伝えるって、とっても難しいこと。

時には、とっても辛いこと。


でも、とっても素敵なこと。

だから、今日も机の中にしまってある、手紙たちを大事に開く。


ありがとう、私に想いを届けてくれて、伝えようとしてくれて。

私も、1通でも多く、あなたに心を贈ります。


えんど


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