【イラ交企画】★描きました 中級者バッチコイ部門
続きまして、中級者バッチコイ部門です。
自分の絵師情報は三部門ともまったく同じなので割愛させていただきますね。
ではさっそくご依頼内容にいってみましょう(^^)/
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★キャラクター依頼内容★
【部門】中級者バッチコイ
【絵師】知
【作者】ひとつまみ(15cc)
【出演作品】アスタリスク
【作品URL】https://ncode.syosetu.com/n4789ew/
【ジャンル】純文学
【名前】山路アスカ
【性別】女
【種族、人種】人間、日本人
【年齢】14歳
【身長】決まってませんが、156㌢ぐらい。
【体重】決まってませんが、やや細身。
【髪型・髪色】ストレートボブ・黒髪、前髪は眉毛よりやや長めぐらい。
【目つき・目の色】ちょっとキツめ・黒色。
【肌の色】典型的な日本人の肌の色。
【体型】やや痩せ型。病弱的ではないですが、筋肉質でもない。
【服装】物語の季節が夏なので、夏服を着てます。
【表情】ちょっとぼんやりしている。
【性格】妄想好き。寂しがりやだが、強がりでもある。家庭環境のせいで甘えるのが苦手。
【その他】不仲な両親のせいで家ではひとりぼっち。ペットの金魚に寂しさを紛らわせるために話しかけたり、ときに愚痴たり、ぽつりと本音をもらしたり。
平々凡々な、どこにでもいるような女の子であります。
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うーん。
いつもの(?)きらきら爽やかな感じではないぞ。
内容も内容であることだし。
純文学ですよ。純文学! なんと神々しい。(※一個人の感想です
とりあえず浮かんだ案は二つ。
これ、(お部屋の中)
と。
これ。(街角で風に吹かれながら空を仰ぎ見る、的な)
……って、こっちはアスタリスク感がほとんどゼロかなあ。
やめようw
ということで、案①でいくことに。
あのざっくりすぎる↑↑イメージをもう少し膨らませて、さらにいろいろ描き込んで画面を創っていく。
…………きちゃないw
今さらだけど、みんななんであんなにラフが綺麗なんだ? ありえない!!!w(机バーン!
まあよし。こっからは(たぶん)綺麗にしかならん! と自己暗示をかける。
どうにかこうにかして、やっとこさ、アスカちゃんを線画へ。
まだまだ汚いけどね……。
表情もとりあえず仮。金魚のフナちゃんを見て……少ーしだけ笑ってる感じにしようか……。
とりあえずバランスを見ながらアスカちゃんも直すかもなので、先に周囲の小物とかも線画にしていこう。
段ボールもキャリーバッグも家にあるのをよ~く観察してどんどこ線にしていく。
よしよし、イイ感じ。
そして、どっちも表示させてみる。
うん。キレイになってきた。
が、アスカちゃんがなんとなく不服。
顔だ。
笑顔を引っ込めてみたんだけど、どうも……うーん……。
表情のコレジャナイ感がすごい。
こういう感覚は大事よね?
ってことで、さらにいろいろ描き変えてみて、あらためてご依頼情報も確認してみる。
む!
むむむ!
――「目つきはちょっとキツめ」!!
コレジャナイ感はここからかー!
そしてようやくスッキリ直せたのが、こちら。
うん、目つきもよくないです??( *´艸`)
思いのほかただの下塗り色とも合致して、シックでいい感じになった!
「これでよくない!?」とTwitterでつぶやいてしまうほどに。
すいません……。ちゃんと続き描きますw 冗談ですよおおお。
でも本当に雰囲気は出てるー! けっこうイケてない? と思ったのは事実。
背景にいく前に、後回しにしていたフナちゃんもちゃんと描いてあげねば。
色は赤と白と黒。なので……こんな感じ?
色合いはあとで水中ってことでどうせ変わるので、金魚はここらで一旦おいといて。
大背景の部屋の中もしっかり線画にしたら、塗り分けにGO。
どんどん塗るぞー。人物も小物も大物もとりあえず塗っちゃうぞー。
(今月中にあとお一人分描かなきゃ、ってことでちょっと焦ってますね……w)
うむ。だいぶお部屋らしくなってきたぞよ。
この時点ではまだキャリーバッグは赤だったんですよね。
なぜならウチにあるのが赤だからw
でもこれも色を変えていきますよ~。
アスカちゃんの好きな色は「水色」とひとつまみさまに伺っているので、それに合うように( *´艸`)
で、最近の私のパターン!
最後にメンドクサイ思いして泣きながら描くのがイヤなので(←泣いてんのかい)、先に背景に取り掛かる!
今回は特に陰影に気を遣って塗り進めました。
そして、メインに戻ってアスカちゃんも塗り塗り~。
バン!
途中経過ないやw
フナちゃんも塗り進めて……
あ、そだ。
水と金魚鉢の色に邪魔されてるからフナちゃんの色も若干鈍く?して。
こんな感じ。
うおう! キレイにできたよ!
金魚鉢のキラキラも自作です。エフェクトブラシとかではないです。
言わなくても拡大したらわかるか……w
これを合体させて、一応の塗り完成ー!
カーテンとか布団の模様は素材です。商用ではないですしね。
なかなかイイのを選んだでしょ? とは言ってもそのまま使ったりなんかしません。
いろいろ組み合わせたりズラしたり、見え方を調節してこんな感じに。(^^♪
でもまだまだ完成ではありませんよ。
「一応」と言ったのもそのせいです。
遠くのほう――窓のほう――をボカシていくのですよ。
こんな感じ。
……ちょっと近くまでボケすぎちゃったかな。後で直そう。
このナチュラルな感じも悪くはないけど……雰囲気を変えてみようか。
お。いいね。
断然こっちかな。
これにさらにドラマチックになるよう、影や光を描き足したりあれやこれやをして……
完成。
Mission complete!
今回はねえ……いや、今回も、か。めちゃくちゃ悩みましたw
試行錯誤とか創意工夫とかこの瞬間のためにあった言葉だったのだな!と大それた勘違いをするほどには……w
「描く時間:そこに至るまでの準備時間」の比率が「1:10」くらいでしたw
ここまで極端なのも本当に珍しいです、私にしては。
そして塗り終わってから「見せ方」で延々と悩んでさらに時間を費やしてしまったので、もう本当に冗談ではなく熟考時間がとんでもなかったという作品です。
ご覧になって感想やアドバイスなどを投げていってくださると浮かばれます。(たぶん
でも最終的にはかなり満足のいく(←自分のね!)表現になったのではないかな、と。
明るいだけじゃない爽やかなだけじゃない、今までにない雰囲気にも挑戦できました。
ものすごく勉強になりましたし作者さまには感謝しかありませんが、やたらお待たせしてしまっただけで実はとんでもなくイメージを損なってしまっていたら申し訳ありません……。
ひとつまみ さま、この度は大切なキャラクターを自由に描かせていただき、ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
ペンタブお絵描き46枚目。完成。




