明けない夜はない、たぶんおそらくスランプは抜けた
和山やま先生には、感謝しかない。
人生が狂った。
去年(2023年)の秋口くらいから、しばらくわたしは全く書けませんでした。
文学フリマ東京用の原稿が終わってから、ほんと全くなにも考えられなくなったのです。
小説について、いつもなにかしら考えていたのに。
例えば、アイデアになりそうなものとか、書いている途中ならばその続きとか、セリフとか、世界観とか、男だったり女だったり、猫だったり犬だったり。
しかし、ほんとうになんにもなくなったのです。
十年も書いてきたし、もうそろそろ潮時じゃないか。プロになるわけでもないし、たんなる趣味だし、このままここで止めてもいいじゃないか。
それでも、書けないというのはとても苦痛でした。変なもので、実際小説書いているときだって苦痛に感じることがあるのに、それとはまた別の苦しさと焦り。なぜなんでしょうね。
それでちょうど確定申告も年度末〆切の提出物もあるし、そちらをしようと思いました。確定申告はなんと初日に提出しました。年度末〆切のはあとひとつだけです。終わらん。
書けないし、じゃあ本を読もうと、積読やら図書館から借りてくるやらで読みました。
あと、アマゾンプライムに入っているので、そちらの映画やドラマを。動画サイトでは好きな楽曲を聞き、漫画を読み、そして年明けに楽しみにしていた映画を見に行きました。
「カラオケ行こ!」です。
元から原作が好きだったので、年末に続編の「ファミレス行こ。」も買って読んでいてーーの映画です。
めっちゃ面白かった、というか衝撃だった。いろいろと。
結局情緒が安定せず、合計三回見に行きました。三回しか見に行けなかった。もっと行けばよかった。早く円盤にならんかな。
そんなで、電書で買っていた「カラオケ」と「ファミレス」と「夢中さ君に」(これは初期の短編集)を紙の本で買い直し、「女の園の星」の三巻を買い込み、なんだかすっかり和山やま先生の世界にどっぷりつかり、きづけば、十年ぶりに二次作品を三本も書く始末。
あれ? 小説、書いているよ、わたし(二次だけど)。
そしたら、長いことどう書けばいいか悩んでいた鉄塔を倒すお話(伊多と鉄塔)も書けて、いまはそのシリーズものの続きを楽しく考えていて、あれ? スランプどこ行った!?
なんだか、スランプの黒雲は霧散しておりました。
スランプにきくのは、萌えというか推しというか、そういうものへの愛というか、夢中になれるものがあれば、もしかして一気に流れを変えられるのかもしれないです。
今も、「カラオケ」と「ファミレス」に夢中なままです。
よかったなーと思うよ、ほんと。ありがとう、ありがとう和山先生。
それでは、執筆をお休みしていたあいだに読んだり見たりしたものを。
アマゾンプライム
「この動画は再生できません」1.2
「グレイテストショーマン」
「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」
「3月のライオン」前編・後編
「火狩りの王」1.2
「蜜蜂と遠雷」
「天狗の台所」
「ちょこっと京都に住んでみた。」1.2
「パンとスープとネコ日和」
「アンナチュラル」何周目だろう
「ヴァチカンのエクソシスト」
TVer
「僕らの食卓」
ディズニー+
「マンダロリアン」1.2.3(途中)
漫画(おもに出版サイト)
「葬送のフリーレン」
「重版出来」
「薬屋のひりごと」
「ダンダダン」
「推しの子」(現在離脱)
「チェンソーマン」第二部
紙の漫画本
「家が好きな人」
「海が走るエンドロール」6巻
「これ描いて死ね」5巻
などなど。小説も読めよ。
ファミレス行こ。の下巻を読むまでしねない!




