プロット、作ろうか
「プロットは出来ているの」とか言うと、かっこいいよねぇ……(*'ω'*)
先日、ツイッタでプロットについてちょっとつぶやいたら、なんというか反応がいつもよりありました。関心度高いのかな。
わたしはプロットをほとんど書かずに、頭の中で百回くらいリハやって書くタイプです。
それで書けることもあれば、しょうじき書けないこともあります。完結率は6~7割程度でしょうか。お恥ずかしいことに、エタったまま放置してあるものもあります。
そんなわたしが、2018年5月から小説講座へ通い、初めてプロットなるものを書きました。
小説講座じたいは超初心者から対象でしたので、原稿用紙の書き方からスタートしました。そして毎回課題として、三題噺のプロットを作ってくるというものが出されました。課題と言っても、提出は自由。そんなゆるいものでした。
原稿用紙四枚に起承転結で納めることが条件でした。
さて、書きました。提出しました。
ここからは先生の言われたこと。
〇 起承転結は、時系列で書く。
〇 プロットを読んだらどんな話かキチンと分かるように書く。
〇 プロットどおり書かなくていい。エピソードを前後させたり、替えたりしていい。
そうか、替えて(変えて)いいのか、とかなり気が楽になりました。
そんなことで四回・五話分のプロットを書きました。
実際にプロットをもとに書いたのは『しにがみ』です。
プロットで作った結末を変えて書きました。
わたしは毎年夏は筆が進まず苦戦します。今回の『しにがみ』はお盆休みを使って書きました。やはり、進みが悪くて大変でした。それでも、プロットがあることで「次書くシーンは」と迷わずにすみました。
プロットを作ってから書くと、なんだか同じことを二回書くことになるから、つまらないと感じることもあります。わたしもそうです。書いていてのドキドキわくわく感が正直たりません。
『あまりてなどか』はプロットなしで書きました。分量的には両作品おなじくらいです。
『あまりて』は書きつつ、設定を足したり引いたり、アップするまで整えました。これはこれで楽しいのです。ワクワク、ドキドキでした。
何が正解で何が不正解というわけでもなく、その人その人の作り方に合わせて活用すればいいのだと思いました。
お話がなんだか迷走を始めたら、どういう道筋で書きたいのか粗筋・プロットを書いて考えを整理したり、気付いた不足分を調べたり書いたりすればいいと思います。
もちろん、頭の中にだけプロットを置いて書く場合もあるでしょうし、キャラに好きなような動いてもらうのも。
わたしの場合は、プロットとまでは行かなくても、いぜんから書いてあるメモよりは少し細かくアレコレと書くようになりました。
効率が上がったかどうかは、わかりません。なんせ、いずれにしろ遅筆でございますから。
でも、算数・数学の解き方のように、何通りかやり方を知っていると役に立つと思うのです。
以上です。
実際、本文書かないと何にもならんから。