FD内の過去作と対面でタイヘン
むかしむかしのお話じゃ。
たびーは「しょいん」というわーぷろを使っておったのじゃ……。
昨日書いた駄作は、未来の傑作につながっているのかもしれない……。
あくまで仮定ですし、能天気なまでの希望的観測ですが。
先日、自宅の棚に眠るワープロ時代に作成した小説やらエッセイやらが入ったFDをWordのデータに変換してもらいました。
ワープロ自体は実はいまだに仕えます。けっこう故障しやすいといわれるFDドライブも健在。健在じゃないのはFDのほうで、一部読みこみが困難なものもありましたが、とりあえず2枚に集約して業者さんへ送りました。
費用は、振込手数料いれて五千円弱。いちおう、安いところを見繕ってお願いしました。
さて、FDを整理しようと思い始めたころ「そういえばどんなのを書いていたっけ?」とつらつらと考えていました。
鮮烈なのは、BLの新人賞に投稿するための原稿を二本仕上げたこと。それに付随する番外編をえーと、あれとことれとで……と数えました。
そして、「ファンタジーも書いていたよなあ(笑)」なんて思っていたのですが、なんだかストーリーを鮮明に覚えていて、完結させた気はなかったけれど、もしかして完結させていたのか!?
と、思ったのが『天空の裔』でした。
さて、データの見本が届きました。おう、くだんの冒頭が入ってました。
私は思いました。
「……これで、連載が確保できた。毎日更新だ、憧れの毎日更新だ!!」と。
ところが、なんだか見本データは冒頭の塊の下に空白がつづき、いきなり別シーンがかかれていました。
……お金を払わないと、きちんとしたものは渡せないということか。
そう受け取りました。そして代金を払いデータが来ました(さっさとよこせと督促のメールと直接電話ましでしたというイラチ。だって先にFDだけ返されたんだよ!?)。
そして、データを整理しました。やはり完結させています。
やったオレ、昔のオレよくやった。
駄作だが!!
で、先日あげた続きをアップしようと、思いましたが、やはり件のデータには謎の空白が。
えっ!? これが、ほんとのデータだったの??
そう、そうなんです。一時パニックになりましたが、当時のわたしはその空白部分を書き換えようしたんですよ。なぜならば、消した部分の内容をうっすらとですが思いだせたのです(-_-;)
業者さんは、キチンと仕事をしてくださっていたのに。なのに、書いていないのは自分の責任。
ぎゃーっっ、冒頭からつづくいくつかのシーンだけ抜けている状態。
あとはラストまで書かれているというのに。なんてこった、20年前の自分といまさらコラボなのか。
そんなわけで、BLのほうを先にあげました。
『天空の裔』絶賛書き足し中です。
追記
FDの中には、あるはずがないと思っていたSF短編の頭のところや、電書になった『風花』の原型が残されていて、腰抜かしそうになりました。ああ、ぐっじょぶオレ。
昔の文体、くどいけど中身はほぼ一緒という奇跡←やっぱ駄作
上達していないって、詐欺(ノД`)・゜・。