第1話 新しい家族(後編)
ついに、第5、6ドールの登場です。
いらっしゃいませ!
〜今日はどんなかわいい日常が見られるのかな?〜
「また無理をしたんですね…」
はぁ〜っ。
とさくらが呆れまじりの溜息をつく。
その様子を見てマスターは気まずそうに苦笑い。
「む、無理はしてないよ」
「本当ですかぁ〜っ?」
ものすごく疑わしげな視線を投げ掛ける。
「本当だってば」
マスターがさくらを宥める。いつも通りのやり取りだ。
「そういえば、その双子はどこに?」
ケロっとした様子で、問いかける。
「まってました!ででおいで『キイチゴ』『ノイチゴ』」
「まぁってました!!」
タタタタっと楽しそうな弾んだ足音。ふわりふわりゆっくりとした足音。
2つの足音が同時で止まる。
「さくらねぇ!キイチゴだよ!」
「さくら姉様、ノイチゴです」
「「よろしく!(お願いします)」」
ニコニコと笑う双子のドール。
黄色いワンピースで癖っ毛右で縛っているのがキイチゴ。
うす桃色の色違いのワンピースで左でしばっているのがノイチゴ。
ベージュのくるくるとした癖っ毛が双子の愛らしさをさらにあげている。
「ふふっ、よろしくね」
ふぁ〜ぁとノイチゴが可愛らしく欠伸をする。
「もう遅いから皆へのお披露目は明日にして眠ろうか」
「「「はーい」」」
さくらはきっと明日からもっと楽しい毎日になりそうだなぁというキモチを抱いて
来たときよりも軽い足取りで部屋を出た。
書き方がブレッブレですみません…
統一できるようにもっと努力します。
次話もみていただければ幸いです。
感想をいただけると作者がとても喜びます。