1/1
こんなデジャビュすぎることあるはずない! 前編
昔々のことです。
災害が多く、人々は貧しくて苦しんでいました。
「今日も平和だあー」
薄い粗末な着物に身を包んだ男性はそうのんきそうに呟いた。
「きゃあああああああああっ!」
「ぬおおおおおおおおお?」
いきなり上から女性が降って来た。
「え、え、え?ここ屋外。外なんですけどー!」
「ご、ごめんなさあいっ!あっどうしましょうっ」
めちゃくちゃにテンパる女性。
「あ、いや、だだだ大丈夫です。あ、ってか…大丈夫?」
なんか光ってる女性におずおずとちかずく。
ってなんでひかってんの?
「いえあの…大丈夫です…んあなたは…」
男性をまじまじと見る。
「え?なんかついてる?」
「お願いします!助けて下さいっ」
しょっぱなかから短くて…ちゃんとやっていけるかなぁ
ってかんじになっていますが、精一杯頑張ります。
…話がそれないように