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ⅩⅢ 五指の前衛、巴円の場合(後編)

勝利はいったいどこにある

手探りで探せば見つかるだろうか

見えない背中も見えるだろうか


 御門撫子との勝負には勝った。

 そのはずだ。

 相手の医療兵2人が回収するのを見送った時点で、先制の一勝を手に入れた。

 そのはずなのだ。


(にもかかわらず、この敗北感は何で御座ろうな!)


 奥歯を噛みしめ、苛立ちを飲み込むように巴円は走っていた。

 手には物干し竿がある。

 だいたい真ん中あたりで削り落された刃は、当初の長さが嘘のように短くなっていた。加えて言うなら切っ先もない。


「リーチもで御座るが、そこが一番の痛手で御座る」


 これを狙ってやったというのなら、撫子はしっかり役目を果たしたということだ。

 だがしかし、勝ちであることは揺るがない。その事実だけは、しっかりとした結果として横たわっている。

 そう自分に言い聞かせてひたすらに円は走っていく。先行した数名を追うために、あるいは後ろから来る何かから逃げるために。

 不意に上空を航空機が駆け抜けていった。

 音を置き去りにする速度で、低空を走り抜けた影が一瞬の闇を作り出す。

 あれはおそらくカエルスという敵機だ。その証拠に、味方の機体がその後を追っている。

 各所でそれぞれが戦闘を始めているらしい。

 こちらの人数は圧倒的に少ない分、一人頭の負担が大きくなっている。円も、最低二人を倒さなくてはならない事になっているが。


「その割には、一手目でこの失態で御座るが」

「撫子さんが健闘したなら、私は喜ぶべきよね?」


 走りの軌道上で、腕を組んだ影が立っている。言葉とは裏腹に、苦い表情をしているアヤカだ。

 追いついたわけではないだろう。おそらく、追撃を警戒して待ち受けていたと言うのが正しい。


「この程度、ハンデで御座る」


 もちろん本気だ。ここで強がっても意味はないし、負けるつもりなど毛頭ない。

 平均的な刀のサイズになってしまった物干し竿を抜き、間合い三歩の位置で止まる。

 彼女はウィル特製の足を持っていたはずだ。カタログスペックでしか見たことはないが、大まかな速度ならわかっている。


(こちらよりも圧倒的に速いので御座るが!)


 歩法なんて目ではない。

 フルマラソンを一時間フラットで走れるらしいと聞いたときは、流石に驚愕を覚えた。

 瞬発力、持久力共に人間の枠を軽く超えている。とんでもない逸品であることは間違いない。

 それでもやりようはあるはずだ。


「悪いけど、時間はかけられないの」

「こちらもで御座る」


 瞬間、アヤカの姿がかき消えたように見えた。

 残像なんて面白いものはない。ただ空気を引き裂く音だけがして、同時に砂塵が舞う。

 踏み込みの衝撃は、円から見て右側に土をはね飛ばしており。


「つまり、左から来るで御座るな!」


 物干し竿で防御姿勢を取りつつ、機甲性能『ツバメ返し』を発動。腰の高さで、右から左へ横凪ぎに一撃。更に右上から左下へ、斜めの軌道で一撃を見舞う。

 防御姿勢の刀は、他から来たときの保険だ。例え回り込むような小細工で来たとしても、カウンターで両断する自信があった。

 来る。

 小細工など無しに、左から高速の蹴りが来ている。

 見えたのは左の足裏だ。それが横凪の一撃を蹴り抜く。

 続けて体を捻った右のハイキックが、斜めの一撃を蹴り潰した。


(お見事! しかし、隙ができて御座る!!)


 高く突き上げられた右足に引かれて、アヤカの下半身は左へ回っていく。連動する上体も、同じように背中を晒していくはずだ。

 がら空きの場所に一撃入れれば、勝ちは決まる。この際、腕か足の一本は我慢してもらおう。

 一歩踏み込み、下段からの一撃を跳ね上げるように叩きこむ。いまだに背を向けていないアヤカへ向かって。

 疑問よりも速く、答えの一撃が逆再生のような動きで戻ってきた。

 強烈な踵落としが、物干し竿の根元を叩いて砕く。足の表面装甲が開いているのは、中から熱を吐き出しているからだろうか。


「これで、私の勝ちだから!」


 刹那、右の顔面にとんでもない衝撃が突き刺さった。

 脳みそを丸ごと揺らされるような感覚に、円の体が揺らぐ。

 それが膝蹴りだと気付いたのは、既に意識を手放す直前のことだった。



 気を失っていたのは、ほんの数分ぐらいだっただろう。

 目を覚まして最初に飛び込んできたのは、空を舞う大型戦闘機群と小型戦闘機の空中ショーだった。もっぱら速度で振り回す小型だが、異常な旋回力を持つ大型に苦戦している。


(今回は、そう簡単に撃墜できんで御座ろう)


 ざまあで御座ると悪態をついて、視線を横にずらす。

 地面に叩きつけられたときの痛みと、芯から揺らされた脳みそでは立つこともできそうにないが。しかし、意外と近くにアヤカはいた。

 物干し竿の鞘を興味深そうにいじりながら、すぐ目の前に座りこんでいる。


「まさか、あそこで逆回転できるとは思ってなかったで御座る」

「そりゃ普通はできないと思うわよ?」


 どうでもよさそうに答えて鞘を振り回しているが、そんなことでツバメ返しは発動しない。トリガーがあるのは物干し竿の方だ。

 そもそも二発あった刃は両方共に砕かれているのだから、発動したところで何かが起こるわけでもない。


「なぜ、射出型の刃だとわかったのでござるか」

「あ、やっぱあのブーメランみたいなのがツバメ返しってやつなの? 思ったより遅かったけど」

「物干し竿の刃を半分にされて御座ったからな。それでも普通は見えぬはずで御座るが」


 二発の見えない刃は、特殊な強化ガラスで作ったブーメランだ。可視光の透過率を極限まで上げ、目視を困難にした一品である。

 自動で手元に戻ってくるよう、鞘のGPSと連携を取っているジャイロが唯一肉眼で確認できる部分だが。それにしても、光学フィルターによる偏光作用で目隠しをしている。

 高速で飛べば、殆ど見ることなど出来るはずがない。


(それを、どうやって見切ったので御座ろう)


 射出機である鞘に注目したのだろうか、あるいは風を切る音で判断したのか。

 どちらにしろ、あんなに正確に蹴りぬくことは可能だとは思えなかった。


「仕掛けはよくわかんないけど、これへし折っとけばもう戦えないわよね?」

「よ、容赦ないで御座るな!!」


 ガン無視で鞘を蹴り折ったアヤカが歩み寄ってくる。

 トドメでも刺すつもりかもしれないが、生憎と体が動きそうもない。

 年貢の納め時とはよく言うが、税金をしっかり払っていた自分にもそんな瞬間が来るとは。


「政府は理不尽で御座るなあ。せめて、最後にどうやって看破したか終ええて欲しいで御座る」

「なんでいきなり国家組織ディスってんのよ。語尾も含めて意味わかんないわね、アンタ」


 語尾は余計で御座る、と言い返そうとして左の肩を掴まれた。

 そのまま更に反対の腕も取られて、アヤカの肩を借りるような状態で立ち上がる。

 ほぼ自力で立っていない状態だが、全体重を支えられているため足を動かすくらいは出来そうだ。

 ゆっくりと歩きだすのに合わせて、円も自分の足を交互に動かしていく。


「何をしているので御座るか?」

「まだ納得してないけど、うちの隊長と元副隊長が戦ってるなら邪魔なものは全部片付けたいだけよ。アンタがここに転がってて、隊長の気が反れるなんてバカみたいでしょ?」

「……なるほど、一理御座る」


 何より、あの二人が本気でドンパチを始めたら戦場の範囲がどこまで広がるかわかったもんじゃない。

 平均移動距離が五マスの戦略シュミレーションゲーム内で、しれっと一五マス移動するような化け物たちだ。こんな話をしている間にも、目の前を通過したって不思議はない。

 だからと言って戦闘に巻き込まれるようなことはないだろうが。やはり、気にして移動するか手を緩めるだろう。


「そんな水を差すようなことは、流石に出来んで御座るなあ」

「だから、とりあえず捕虜扱いだけどうちの陣営に放り込ませてもらうわ」

「承知したでござ――」


 不意に右から盾が吹っ飛んできた。

 実は砲弾じゃないかと疑いたくなるほど地面を抉って止まったそれは、自動的に浮き上がって滞空したまま停止している。


「さっきから何回も何回もホームランとか。野球じゃないのよ!?」

「こっちのせいにされても困るんだがね……」


 声に付随するのは、大きく跳躍しつつ右から現れた二つの影だ。

 先に出てきた女の方に盾が合流し、続く男の方が槍を振り回して三枚の盾を蹴散らしている。

 着地するまでに五回ほど衝突した二人は、ほぼ同時に円たちの方へ顔を向け。


「ちょっと今からこの辺で暴れるから、二人とも早めに避難しなさい。いいわね?」

「勝利おめでとう、よく頑張ったねアヤカ君。五分ほどは控えめにいくから、その間に避難するといい」


 言いたいことだけ言い終えると、またどちらからともなく戦闘が再開した。

 がりがりと金属の削れる音を響かせながら、左の方へと消えていく。

 あれに轢き殺される可能性があったかと思うと、流石の円も表情が引きつりそうになる。


「ほんと、二人とも元気よね」

「あれを元気で片付けていいんで御座るか?」


 軽く肩をすくめて歩き始めたアヤカに習って足を動かす。

 五分ほどは大人しめに暴れてくれるそうだが、少し離れたところで地鳴りの様な音が響いている辺り信用していいかは怪しい。

 早めに離れられるなら、それに越したことはなさそうだ。


「ああ、そういえば。アンタのブーメラン、血が付いてたから見えやすかったんだけど。何か心当たりある?」

「血液で御座るか? ふむ……はっ!? まさか、撫子殿が最後に抱きついてきた時で御座るか! あの御仁、けっこう手癖が悪いで御座るな!!」


 なんという失態だろう。

 戦闘では勝利しているから、六対四でギリギリ勝ちだと思っていたが。そんな小細工をされていたのでは、性能バレの差を考慮すると五分五分の引き分けだ。

 いよいよもって言い訳はできそうもない。これは『女剣豪ムサシ』などという仰々しい異名を名乗っているのが恥ずかしくなるレベルだ。


「予想通りだけど、あんまり喜びたくないわねえ……その撫子さんだけど、たぶん並んで寝ることになるから」

「まあ、かなり豪快に斬ったで御座るからなあ。ぴんぴんしていてもホラーで御座るが、それがどうしたんで御座る?」


 歩みを緩めながら、アヤカが気まずげに唸る。

 泳いでいる視線がとても挙動不審だが、円に心当たりがあるはずもない。

 何かそんなに言いづらいことでもあるのだろうか。


「なんていうかね。最近いろいろと心境の変化があったみたいで、撫子さんは再戦に燃えてるのよ」

「ほう、それは元隊長とで御座るな。自らを未熟と理解し、切磋琢磨するのはいいことで御座る。どれほど成長したか確かめるためなら、あの方も喜んで戦うで御座ろう?」

「そうね、そっちはいいの。隊長がいい感じでまとめてくれるだろうから。問題はアンタと撫子さんよ。引き分けだと思ってるなら、なおさら先に再戦するのはアンタね」


 確かに、すっきりしない決着というのも気持ちが悪いだろう。

 彼女がそれを望むのならば、後日の再戦もやぶさかではない。

 今度こそ、二人とも性能はバレているのだ。おそらく純粋な戦闘技術での戦いになる。

 楽しそうだと思ってしまうのは、好敵手と巡り合えたからだろうか。


「嬉しそうなとこ水差して悪いんだけど。寝てる間は気をつけなさいね」

「え、それどういう意味で御座ろう……」


 今度は無言で足を速めたアヤカに、一抹の不安が生まれた。

 まさか、寝ている間に闇討ちなんてことはないだろう。いつでも撫子は正々堂々と正面から来ていた。

 そう、大丈夫。きっと心配はない。


「撫子さんって負けず嫌いだから……なんていうか頑張ってね?」

「……い、遺書は必要で御座ろうか」


 またアヤカが黙ったので、円の不安が容赦なく鰻登っていく。

 むしろ治療する場においては、更に恐ろしい存在がスタンバっていることなど知る由もないが。それはまた別の話だ。




















隊長&オールマイティ

七海八雲

 変態 愉快な男 元・軍神

階級、大佐


現・副隊長

九条晶

 回し蹴り系男勝り少女 九条家令嬢

階級、少佐


元・副隊長

アテナ・アカコス

 お母さん 双盾 現・軍神

階級、大尉


フォワード1

坂本アヤカ(さかもと あやか)

 紅目の悪魔 接近戦最強

階級、伍長


通信士

真衣・プロセッサ(まい‐)

 電脳幼女 指折りの『エリート』

階級、軍曹


衛生兵・補佐

瞑愛琳(メイ アイリン)

 マッドサイエンティスト系医療補助兵 中国三千年の末裔

階級、上等兵


フォワード2

御門撫子(みかど なでしこ)

 旧家の出身 純和風 長女的存在 般若

階級、伍長


陸上特殊車両運用兵士&メカニック

パンツァー・カウフワーゲン

 メカニック兼用 ロボ娘

階級、少尉


航空特殊機体運用兵士&メカニック

ステロペース・キュクロプス

 メカニック兼用 父子家庭 エセ関西弁

階級、軍曹


狙撃兵

シャリス・ワッターズ

 狙撃手 褐色少女 元レジスタンス 現スパイ 

階級、中尉


工兵

トリトナ・ルー

 爆薬姫 不幸体質 黒髪ツインテ ドジっ子

階級、上等兵


衛生兵長

飯塚ナツキ

 三つ編みの常識人 晶の同期

階級、曹長



五指・フォワード

女剣豪(ムサシ)巴円ともえまどか

 御座る 紅一点 沸点低め ツバメ返し


五指・バックアップ

『二つの頭脳(ツインズ)』ボイポスとアルテミス

 性別不明 二人で一人のエリート 五指の良心


五指・技術者

『いかれた灯火(マッド・ジャック)』ウィル・オ・ウィプス

 魔改造 天才的技師 基本馬鹿


・陸上特殊車両『ブリュンヒルト』

……六足の脚を持つ戦車。重力制御機構を搭載し、自重を軽くした上でのホバーリング併用により高速移動を可能とする。

 また、重力制御機構を応用して、重力の遮断幕。重力シールドを張る事が可能。

 主砲は長さ五メートル、幅二メートル、厚さ一・五メートルのレールガン。

 全長二〇メートル。全幅七メートル。全高は五メートルの化け物戦車。

 コックピットは、分厚い装甲の奥の奥。そこにある制御盤へパンツァーの核ドライブを設置する。


・航空特殊戦闘機『カエルス』

……ステロペースの離縁した母、ガイア・ヘレネスが設計し、設計図だけを娘に託した代物。名前の由来はウラノスから。

 デルタ主翼と先端翼(カナード)を備えるカナードデルタ形式の機体であり、後部には小型の尾翼が上下に一対ずつ設置されている。

 加速器は計5つ。主翼と尾翼にそれぞれ一つずつ小型の加速器を配し、その中心に大型推進の加速器が搭載されている。

 デルタ翼である為、真上から見た形は三角形に近く。また、やや厚みはあるものの機体の凹凸が少ないよう設計である為。正面から観た姿は、金属の板から十字型に主翼と尾翼が張り出している様に見える。

 武装は機関砲二門とレーザー砲三門だが、仮想翼が展開されれば砲門は自由に設定できる。機関砲は上部に、レーザー砲は下部にそれぞれ実装。

 コックピットはバイクに乗る様な体勢になるもの。


・固有兵器、長砲&機甲殻槍『ピナカ=トリシューラ』

……熱量砲撃、レールガン、反動相殺用スラスターによる衝撃波。この三つによる三叉の攻撃が可能。内部に動力部とかして三叉槍を格納。外部の長砲部分をピナカ、内部の三叉槍をトリシューラと呼称する。熱量収束による砲撃は、射程が五キロ。それ以上は、熱が冷却して効果的なダメージにならない。


・個人武装、機甲殻薙刀『岩融いわとおし

……命名は武蔵坊弁慶の所有した大薙刀より拝借。通常時はただの薙刀と変わらない。機甲性能は振動。超過振動により、どんな物をも切断する事が可能。一度発動すると停止不能で、有効時間は五分間。


・個人兵装、機甲殻盾『アイギス』

……背中のバックパックより伸びるアームに、二枚の盾を接続して自在に操る。後にウィルの魔改造で、重力制御ユニットを装備。意識反映プログラムをボイポスとアルテミスに組んでもらい、円との戦闘訓練でものにする。同時に六枚まで、盾を自在に制御可能。操作可能距離は、自分を中心に約五〇メートル。可能範囲内であろうとも、視界を遮られた場所では精密な動きは不可能である。


・個人武装、機甲殻刀『物干し竿』

……鞘と刀でワンセットの、二メートル級長刀。鞘部分に収納された二枚の刃は、可視光を極限まで透過させる特殊ガラス製。視覚で捉えるのは至難の業。ブーメラン形状で、中心には小型のジャイロが組み込まれている。刃を振る動作で制御し、同時に三方向から斬ることが可能。武蔵のくせにツバメ返しの佐々木小次郎の愛刀より命名。


・LVT-8(呼称:マヒシャ)

……水陸両用の歩兵運搬トラクター。現代のアムトラックの後継機。積載人数、一七名。

・C7

……皆さんご存知、C4の改良型。粘土状で加工しやすく、火や熱への反応が皆無なので直接着火でも爆発はしない。従来のものより信管の取り扱いが非常に簡単になっており、重量もより軽く製造されている。







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