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真・恋姫†無双 ~昭烈異聞録~   作者: 不識庵・裏
第三部「天下鳴動編」
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第四十四話 『義の旗に集え!! ――魔王討伐連合軍結成……?―― 』 ――壱――

 こんばんは、先日四十四歳になったばかりの不識庵です。ようやっと今回更新出来る事になりましたが、今回もそんなに読み応えないと思います。本当にスミマセン。読んで頂けたらうれしく思います。

 ――壱――



 ――兗州陳留郡酸棗(さんそう)城の謁見の間にて――



「華琳さんっ! これは一体どう言う事ですのっ?! 何ゆえ田舎の一太守にしか過ぎない貴女の所から帝の檄文が出されましたのっ!? それも、冀州牧たるこのわたくしより家も役職でも格下の貴女の所からなぜっ!? 」



 そう喚き散らすは、先日韓文節(韓馥(かんふく))から冀州牧の役職を『譲渡』された袁紹、字を本初、真名を麗羽と言う御年二十歳の女性であった。彼女は豪奢な作りの金色の鎧に身を包んでおり、後ろに同じ金色の鎧に身を包んだ武官と思しき二人の女性と、参謀と思しき眼鏡をかけた若い女性を従えている。



「どう言う事って、見ての通りよ麗羽。今、帝は私の庇護の下にあるわ。ならば、帝が私の所から檄文を発するのは当然の事じゃない? それと、この際だからあなたにはっきり言っておくわ。先日、私は劉公山殿から懇願(こんがん)され、兗州(えんしゅう)牧の役職を引き継ぎ、更には帝から県候の爵位を授与されたの。『兗州牧 魏候 曹孟徳』これが今の私よ。よく覚えておいて欲しいわね? 」



 と、袁紹に半ば呆れ顔で返すは、その彼女から『華琳さん』と呼ばれた曹孟徳。麗羽と同じく州牧の役職に就いてる彼女であるが、今年でようやく齢十七を迎えたばかりで、州牧の中では年少の部類に入る。その華琳の傍らには麗羽と対を成す様に筆頭軍師の荀彧こと桂花、「曹家の双璧」と称される夏侯惇こと春蘭、夏侯淵こと秋蘭が控えており、双方の従者同士の間にも微妙な空気が漂っている。特に、以前麗羽に仕えていた桂花は下野した経緯もあったのか、露骨に冷ややかで悪意のこもった笑みを向けていた。



「なっ!? 州牧の役職だけでなく、まさか県候の爵位までとは……しかも魏は私の※1本拠のある所なのに……をーっほっほっほっほ! 嘘を申すのも大概になさいな、華琳さん 」


「はあっ……こんな状況で貴女に嘘を吐いても何にもならないでしょう? 帝から授かったれっきとした爵位なのに、それを嘘と声高に叫ぶだなんて……麗羽、それは帝に対する侮辱と受け取られるわよ? 」


「ぐぬぬぬ~~っ! 」



 と麗羽が歯をむき出しにして悔しげに唸れば、対する華琳は額の辺りを軽く手で抑えて嘆息する。『これ以上貴女に付き合ってたら、こっちの頭が痛くなるわ 』とでも言わんばかりに思えた。



「何閣下ッ! 一体これはどういう事ですのッ?! こんな話、わたくし一言も聞いてもいませんでしたわよ?! 」


「なっ? 行き成り何を言うのじゃ、袁紹っ!? (わらわ)とて、まさかこんな事になっていたとは夢にも思っていなかったわ!! 



 後ろを振り向きざま、麗羽が悔しげな表情で声高に叫べば、彼女の三人の部下の更に後ろから困惑した女の叫び声が返って来る。その声の主であるが、先日張譲と丁擢の手により捕らえられた何進であった。彼女は傍らに従者らしき大男を従えていて、その体つきは筋骨隆々としており、背丈は義雷や一刀より少し高い。



呉匡(ごきょう)、そちも知らなんだであろ? 」


「ふんっ、ふんっ! 」



 と、同意を求めるべく何進が大男に言えば、彼は大仰な仕種を交じえて鼻息荒く頷く。この男の名は呉匡(ごきょう)と言い、何進が最も信頼を寄せている人物で、見かけ通り強力無双の士である。主人の危機にいち早く気づいた彼は何進を救出すると、そのまま彼女を伴い雒陽を脱出したのである。


 かくして、運良く窮地を脱した何進は呉匡を頼みに冀州へ落ち延びると、ここの州牧韓馥(かんふく)を頼る事にした。だが、その韓馥は既に丁擢の事を知らされており、その存在にすっかり怯えてきっていた。事もあろうか、韓馥は冀州で一番の勢力を誇っていた袁紹に州牧の役職を丸投げ同然で譲渡。その後、彼は家臣を見捨てて家人のみを引き連れ、何処かへと逐電してしまったのである。


 冀州に入った直後、現地の住民からこれらの話を聞かされ何進は大きな溜息と共に激しく落胆した。冀州で失地回復を狙った彼女の目論見は外れてしまったのである。


 一方、まんまと労せずして冀州牧の役職を手に入れ、州内の太守の協力を取り付け、韓馥の旧臣達には自身への忠誠を誓わせた袁紹。だが、その彼女を何進は物凄く警戒していた。何故ならば、何進は過去に妹と共謀し、麗羽の従姉で美羽こと袁術の姉の袁基を中央から追放したからである。


 対する麗羽の方も、尊敬する従姉の件で何進をいぶかしく思っていた。叔父からは何も聞かされてはいなかったが、意外と耳聡かった彼女は宮中の噂話をそれとなく耳にしており、その中には袁基が何一族に目を付けられ濡れ衣を着せられて追放されたと言うのがあったからである。


 正直何進は袁紹の元へは行きたくなかったが、何進には金銭面の都合上これ以上他の州に行く余裕は無かった。背に腹は変えられないと判断し、結局彼女は鄴へ赴き袁紹を頼る。予想通り、自身への袁紹の態度は非常に冷ややかな物であった。それどころか、自分への協力を袁紹は最初は激しく跳ね除けたのである。



『はぁ? 自分に協力して都へ出兵しろですって?! 行き成り自分に都合の良い事ばかり言われても対処できませんわよっ!? 』


『だから、こうして頼んでいるであろうがっ! 大将軍である妾がこんな目に遭わされたのじゃ、帝や太后様とてどんな仕打ちを受けているか判らぬ。そう、これは帝をお救いすると言う大儀があるのじゃ! それに……事が上手く行き帝の覚えが良ければ袁紹、そちには三公の役職が待っているやもしれぬぞ? そうよ、妾と共に帝をお支えし天下を我等の手で治めようぞ! 』


『閣下、お言葉ですが幾ら名門袁家の当主であるわたくしでも、その様な甘言に乗れるとでも 』


『麗羽様、少し宜しいでしょうか 』


『真直さん、いきなりなんですの? 今わたくしは 』



 だが、この時麗羽の隣に控えていた眼鏡の女性――そう、今現在の彼女の隣に控えているのと同じ人物が麗羽に近寄りひそひそと囁き掛ける。



『麗羽様のお気持ちは良く判ります。ですが、これこそ正に好機と捉えるべきかと 』


『はぁ、好機ですって? なにゆえ真直さんはこの肉屋のうさんくさい話を好機と思ってるのかしら? 』


『確かにこの話はうさんくさいです。しかし、このまま丁擢を放置しておけば我々だけでなく、他の勢力――例えば、幽州の劉虞(りゅうぐ)や兗州の劉岱、そして荊州の劉表等に対し臣従を要求するおそれがあります 』


『ふむ、確かによくよく考えてみればそうなりそうですわね? 正直言って、誇り高き袁家の当主であるこのわたくしがっ、あんな得体の知れない養子風情なんかに臣従する気な~んて、ちゃんちゃらありませんわよ? 』


『はい、主公の仰られる通りです。麗羽様があんな養子風情にひざまずく姿は到底想像できません。ですからこそ、丁擢の勢力がこれ以上ふくれあがる前にたたくべきです 』


『なるほど、真直さんの言う事は判りましたわ。ですけど、ここの兵力だけでは太刀打ちできませんわよ? あの男は馬騰さんと董卓さんの兵力を吸収したそうですし、自らもケダモノ同然の蛮族兵を従えてるではありませんか? 幾ら我が袁家の精兵でもあのケダモノどもの相手は物凄くてこずるのではなくって? 』


『ええ、確かにここの兵力だけで丁擢を打倒するのは不可能です。しかし、周りの勢力に協力を要請して連合軍を結成すれば……勝てる可能性は極めて高くなります。そして、彼奴を打倒できた暁には……今度は麗羽様が中央を掌握するのです。今の何進なぞいかようにも出来ますが、当面は大将軍の肩書きを上手く利用させてもらいましょう 』


『ほう……流石は田元皓(でんげんこう)さん。我が袁家随一の頭脳を誇るだけありますわね? ですが、協力を要請すると言っても素直に聞いてくれるかしら? 何せ、周りの連中は誇り高き血筋のこのわたくしをねたむ者ばかり。正直、すぐに応じてくれるとは思えませんわよ? 』


『その為に大将軍閣下の肩書きを利用するのです。大将軍の命で檄文を出せば、冀州だけでなく他の州の太守や州牧も応ぜざるを得ません 』



 と、田元皓なる女性から聞かされた策に得心したのか、麗羽は先ほどとは表情をがらりと一変して何進に協力することを決断したのである。



『なるほど……ならば、決まりですわね? 何大将軍閣下っ! この袁本初、謹んで閣下の申し出をお受けいたしますわよ! を~~っほっほっほっほっほっほ!! 』


『おおっ、流石は四代三公を誇る袁家の当主! そなたこそ真の漢の忠臣であるぞっ!! 』


『それでは、大将軍閣下。閣下のお名前で各地の太守や州牧へ檄文を発してくださいません事? 無論、このわたくしも連名致しますわ。天下に名の知れた閣下と、名門袁家の当主であるこの私の名前を見れば、皆こぞって兵を出しますわよ! を~~っ、ほっほっほっほっほ!! 』


『ああ、無論じゃ! 妾とそちが名を連ねれば、どこの誰もが兵を挙げようぞ!! 』


 

 だが、そこから彼女等の思惑通りに事は運ばなかった。檄文を発した直後、何進と袁紹は華琳こと曹操から『帝の檄文』と言う横槍を入れられてしまう。同じ檄文でも、それに書かれた名前が大将軍何進と今上帝劉弁とでは天と地ほどの開きがある。当然、麗羽や何進もそれに従わざるを得ず、指定された合流地点も劉弁の檄文に記載された所になってしまった。


 何進を利用して丁擢を打倒し、最後は麗羽が中央を掌握すると言う『真直さん』の策であったが、正に『寝耳に水』の出来事で物の見事に外れてしまい、今に至っている訳である。



「真直さん……袁家随一の頭脳を誇る貴女の策、物の見事に外れましたわね? お陰でわたくし、華琳さんに赤っ恥をかかされましたわよ 」


「……申し訳御座いません、私の力が及ばず麗羽様に恥をかかせてしまいました。かくなる上はこの田元皓、如何なる咎めもお受け致します 」



 腹立たしげに麗羽が傍らの眼鏡の女性に一瞥くれると、彼女は申し訳なさげに頭を下げる。その際、呆れ顔の華琳とその傍らで口元に冷笑を浮かべる桂花の顔が視界に入ると、口元からギリッと奥歯をかみ締める音が聞こえた。この眼鏡の女性だが、田豊、字を元皓(げんこう)と言い、スンバらしいOBAKAぞろいの名門袁家の筆頭軍師で、『真直(まぁち)』とは彼女の真名である。


 真直は二年ほど前までは無位無官であった。やがて麗羽が渤海太守に着任した話を耳にするや、名高い彼女の下なら己の才を活かせるのではないかと思い早速仕官。智に優れた真直の存在は、丁度桂花に下野された直後の麗羽からすればとてもありがたい存在であった。ちなみにだが昨年の黄巾の乱の折、白蓮と桃香が麗羽から兵糧の補給を受けた当時真直は病に伏せており、彼女は二人の知己を得る機会を逃していた。もし、仮にあの時真直が麗羽の傍らにいたら、虫食いだらけの糧秣を提供するといった愚行はさせなかったであろう。



「あっ、あのー、麗羽様。余り田ちゃんを責めない方がいいんじゃないかと……わーい、六年ぶりの出番だよう~~~ 」


「そうそう、斗詩の言うとおりですよ、姫ー……ほんと、六年って長かったよなァ、斗詩ぃ…… 」


「斗詩さん? それに猪々子さんまで(六年って、二人とも何を言ってるのかしら?) 」



 拙い雰囲気を何とかしようと思ったのか、これまで口を閉ざしていたが麗羽の傍らにいた二人の女性武官がそれぞれ口を開く。麗羽から「斗詩」と呼ばれた女性は顔良、「猪々子(いいしぇ)」と呼ばれた女性は文醜と言い、武に秀でた二人は武の面で麗羽を支えていた。言わば「袁家の双璧」と言っても……過言ではないのかもしれない。そんな二人であるが、彼女らは麗羽に近寄るやそれぞれ左右の耳に耳打ちする。



「今回は曹操に出し抜かれちまいましたけど、真直がいなきゃこんな大それた事出来ませんでしたよ? それに、あいついないとめんどい事考える奴がいなくなっちまいますし。何せ、あたいら三人とも残念な頭してますからねー? 」


「文ちゃんの言うとおりですよ、麗羽様ー? 私たち三人とも余り物事深く考えるの苦手ですし、それを考えるとこれからも田ちゃんは必要ですよ? それに、田ちゃんならまた何かいい事考えてくれるかもしれませんし 」


「ふむ、確かに二人の言う通りですわね? ……んんっ? 今二人とも何気なく酷い事おっしゃってません? 」


「「いえいえいえいえいえっ!! そんな事言ってませんよー! それにしても流石は袁家当主の袁本初様っ! 部下の失策を許すとは、何て寛大な心の持ち主なんでしょー!! 」」


「当ーゥ然ッですわっ!! 私は四代三公を輩出した名門中の名門の袁家当主袁本初! 少々の部下の失敗くらいで目くじらを立てるほど器は狭くありませんのよっ! をーっほっほっほっほっほ!! したがって真直さんっ! 」


「はっ、はいっ 」



 猪々子と斗詩に乗せられ、すっかりご機嫌になった麗羽はいつもの高笑いを決め、ついでその勢いで真直の方を向く。一方の真直であるが、突然声を掛けられ面食らっていた。



「今回の真直さんの失策、わたくしこれっぽちも咎める気はありませんわよ? わたくし真直さんにはこれからも期待してますからね? 」


「は、ははっ! ありがたき幸せにございます。この真直、麗羽様の慈悲に報いるべく、更なる精進を重ねる所存 」


「そう? それでは精々精進なさいなっ、おほほっ、おほほほほっ、をーっほっほっほっほっほっ!! 」



 大仰にひれふしつつ真直が麗羽に謝意を述べると、当の彼女は得意満面でさらに高笑いを上げ、その周りを猪々子と斗詩がどこから持ってきたのか紙吹雪を上げながら「わー、麗羽様すごい、わー 」「流石は私たちの希望の光麗羽様ー、わー 」とわざとらしげに棒読み口調でおだて上げる。この愉快な主従のやり取りに何進と呉匡は呆気にとられ、華琳をはじめとした周りの連合軍に参加した各地の有力者達も呆れる始末。そして、その中には……



「はぁ~~、流石は袁家の当主よね? 袁術とは違った意味でオバカだわ? 」


「はい。確かにそうですよね、雪蓮さん? 昨年初めて会った時と全く同じですよ 」


「そうね、もしこの場に白蓮殿がいたら、多分こめかみを押さえながらぼやくかもしれないわよ? 」


「う、噂には聞いてましたけど……袁紹さんってわかりやすいというか 」


「うん、乗せられやすい人だよね、朱里ちゃん? 」



 と、南陽王劉協から今回南陽軍の総司令官を任された雪蓮、雪蓮の補佐兼王の名代の桃香と蓮華、そして参謀の朱里と雛里の姿もあった。彼女らも周りと同じく完全な呆れ顔になっている。



『参ったわねぇ~、もしかすると今回のこの連合、烏合の衆になるわね? 』


『そうですね、発言権は曹操さんの方があるかもしれませんけど、参加した勢力の中では袁紹さんが一番兵力を所有していますし、統制は……多分取れませんよ? 』


『自尊心だけは高いあの袁紹の事だから、多分このまま大人しく引き下がれるとは思えないわ。それに、冀州の太守達は事実上袁紹の部下と化している。多分だけど、彼らは曹操の命令を聞かないかもしれないわよ? 』


『桃香様の仰るとおり、発言権においては現在帝を保護している曹操さん、所有兵力と物資面では袁紹さんが優位に立っています。恐らくですけど、この先何かにつけてイザコザが起こると思いましゅ 』


『曹操さんも袁紹さんも互いに譲らない性分ですから、どこかで落とし所をつけるか、或いはどちらかが折れない限り進軍も作戦行動も(まま)ならない状況が続くでしょう 』



 非常に白けた雰囲気の中、五人がひそひそ小声で言葉を交わすと、雪蓮は形の良い顎を摘んで少し思案にふける。そして――



『本当は極力会いたくなかったんだけどねぇ……朱里、雛里。母様に使者として行ってくれない? 会って話がしたいからって、無論、私の方から出向くって伝えといて 』



 苦笑交じりでそうぼやく雪蓮の顔には、諦めと疲れが入り交ざっているかのように思えた。



※1:魏⇒魏郡魏県の事。魏郡の中には冀州の州都(ぎょう)県がある。

 ここまで読んで頂きまことに感謝。今回はこんな展開になりましたが、これもあらかじめ考えておりました。袁紹⇒何進を擁立。曹操⇒劉弁を擁立。それぞれ檄文出すけど、結局華琳にイニシアチブ。


 とりあえずイニシアチブをとるのに成功した華琳さん。オマケに魏候に封ぜられ、兗州牧に就任。恋姫の原作では華琳が考えた国名の中に「魏」があると言ってましたが、こっちではそれっぽく劉弁から「魏候」に封ぜられ、そこから「曹魏」のイメージをつけようかなと考えておりました。


 他にも六年ぶりのご登場の袁家ご一行様、そして公式新キャラの真直こと田豊さんの登場。彼女のキャラ作りに関しては、DMMの恋姫のモバゲーや英雄譚や革命のキャラ紹介の項目をみて、イメージを何とか膨らませてみました。


 さてさて、これから先ですが南陽の「蜀呉連合(仮名)」の五人が考えてるとおり、我らが麗羽様がこのまま黙っておりません。この続きはまた今晩から書きはじめます。


 また、今回の南陽の面々なのですが、あくまでも桃香は王の名代の国相として南陽の統治に当たる立場で、蓮華はその補佐役の国丞。そして、今回の雪蓮さんは右国丞から司馬に役職が変わってる設定にしております。従って、彼女は南陽の軍事面のトップという形にしました。(本人は祭か義雲に押し付けようとしましたが、陽春さん(昭烈異聞録版盧植)と菖蒲さん(昭烈異聞録版鄒靖)に怒られ、渋々引き受けました)


桃香:国相 蓮華:左国丞⇒国丞 雪蓮:右国丞⇒司馬


 現在の彼女ら三人の役職は上記のとおりです。一刀や漢たち、そして他の恋姫たちはどうなってるのか、次回以降書けたらなと思っております。次回出来るだけ早く更新できるよう、頑張りますね。


 それでは、また。不識庵・裏でした。



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