〜異世界のいろんな店でショッピング!〜
そして、その後、異世界の不動産屋に行った。
不動産屋では、たくさんの物件があった。
気に入った物件があったので、買おうとしたが、良い物件はほとんど売り切れてしまっていた。
その時、不動産屋の男に究極の物件を勧められた。その物件とは、一階建てでトイレとお風呂とキングベッドが置けるスペースしかない物件である。
しかも、キングベッドは備え付けである。そして、周りは静かで何するのも自由だという利点があるこの物件を勧められた。確かに良さそうな物件である。
「この物件を買って仲間たちと住もう」
カイトはそう考え、この物件を買った。では、四百五十ハーレムになります。カイトは、四百五十ハーレムを支払った。カイトのハーレム値は、三万七千ハーレムになった。この世界では、ハーレム値でお金のやり取りができるのだ。一ハーレムは日本円に換算すると百二十円らしい。
カイトたちは不動産屋をでて、家電量販店に向かった。最低限の家電を揃えるためである。カイトたちは、家電量販店についた。
「でも、何を買おう?部屋はキングベッドで埋め尽くされてるからな〜」
とあたりを見渡しているととても貴重に保管されている箱があった。カイトはその箱の中身を手に取った。すると、それは異世界のスマートフォンだ。スカホというらしい。
機能はスマホと一緒だ。アキラは異世界でスカホを購入した。五百ハーレムもした。カイトの家よりも高い。そして、カイトたちはそこを後にした。
カイトはスカホを起動した。スカホでハーレムの講座を受けた。ハーレムの講座の教授は、昔、ハーレムしていた丸めがねで小太りの中年の男性であった。今は、ハーレムの旅を一時中断し、ハーレム講座でハーレム値を稼いでいるのだそうだ。講座が始まった。カイトはこの講座で、自分も意識しようと思った事があった。それは、
「講座なんか見てないで、女の子と仲良くしろ!」
と中年の男性が発言したことだ。もっともだと思った。
美女が横にいて、仲良くできる状況にあるのになぜ、
「スカホなんか見てるんだ!」
とカイトは自分で自分を責めた。やっと、家に着いた。
家は思った通り、キングベッドで埋め尽くされていた。玄関の扉を開けると、もうそこからはキングベッドしか見えない作りになっていた。カイトたちはキングベッドの上で寝転がり、全員疲れたのか熟睡してしまった。三時間後、カイトが起き、そのベッドの振動で他の仲間たちも目が覚めた。
「おはよう!カイト!」
と仲間たちはカイトに目覚めの挨拶をし、アキラはその返事に返した。カイトは、その後、薫に膝枕をしてもらい、キスやハグをたくさんした。
すると、楓は薫だけが膝枕などをしているのをずるいと思ったのか
「カイトだけなんてずるいよ〜」
と恥ずかしそうに話した。
そして、楓ともキスやハグ、膝枕などをした。
すると、ゆきも
「カイトさん私も混ぜてくださ〜い」
と話しかけてきたので、
カイトは
「白姫さんも一緒に混ざろう!」
と話すと
「私、白姫じゃなくて佐藤ゆきなんで、佐藤さんって呼んでください!」
と佐藤ゆきが告げた。
気づいた時にはハーレム値が十万九千三百になっていた。キングベットは恐ろしい生活であった。
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