表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

22/28

〜ウィリアムになったライチ〜

ライチは、牢屋の部屋に帰ってから、皆でクッキーを食べた。クッキーが美味しかったのだ。

 ライチたちは、ドリルを使って作業をし始めた。ローズとグラー苦伯爵が一緒に一メートルのドリルで作業し、ライチは十センチぐらいのドリルで作業をした。すると、地面はどんどん掘れ、通路は完成した。

 ライチたちは、通路をわたる作業にかかった。ライチたちは通路を渡った。誰かに見つからないかと心配だったが、無事最後まで誰にも見つからずに通路を渡ることができた。通路を渡り外に出ると、すぐ崖だった。ここからどうやって進もうと悩んだ皆だったが、すぐどうするかの方法は決まった。それは、ロープを使って皆の体を結ぶということだ。ライチたちは、

「そぉ〜っ」

と崖を降りた。しかし、それでも崖はやっぱり怖い。崖は一歩でも間違えたら、すぐ落ちそうだ。しかし、落ちずに下まで降りることができた。崖の下に行ったら、海があった。ここから、泳いで逃げれる。ライチたちは泳いで自分の行きたい場所にそれぞれ泳いでいった。ここで解散したのだ。そして、カイトは家の方向(北)に泳いで行き、家の近くまで泳いだ。

 一方、その頃牢屋では。

「檻の中にいない者たちがいるぞ!」

「本当か!」

「全員で探せ!」

 こうしてライチたちは追われる身になった。牢屋から脱出した事を知られたことも知らないライチたちは、海をゆっくり泳いでいた。しかし、カイトたちはすぐ気づき凄い全速力で海を泳いだ。すると、牢屋の警備員から逃げ切ることができた。

そして、ライチはカイトの家に到着した。しかし、カイトの家には誰もいなかった。ライチは、皆どこにいっているのであろうと思い、別の場所に向かった。それは、カイトの別荘である。ライチはカイトがここにいるのではないかと思いカイトの別荘にまでやってきた。カイトは、本当にここにいた。

 ライチが扉を開けると皆全員揃っていたのだ。ライチが、

「どうしたの、みんな?」

 と問うとカイトは

「よく逃げてきたな!」

 と返した。それにライチが

「追ってきているかもしれない!」

 と話したが、カイトは

「ここにいれば大丈夫だ」

 と言った。なぜなら、ここは最初には言っていなかったが、犯罪用シェルターがあるのだ。その犯罪用シェルターに隠れておけばどんな犯罪をしても逃げ切ることができる。ライチはすぐにその犯罪用シェルターに隠れた。すると、ライチの名前と容姿が変わった。一応ライチはライチそのままなのだが、ライチの名前と容姿が変わることで知らないものから見れば、ライチをライチだと見分ける事などできないである。ライチは仮ネームをウィリアムとカイトに名付けられた。そして、ウィリアムの顔は紫の髪にキリッとした目、高い鼻に普通の唇、そして、百六十センチぐらいの身長の男子である。

ウィリアムは捕まらないだろうと思っていた。だから、カイトたちとババ抜きをして遊んでいた。ババ抜きでは、カイトがボロ勝ちした。カイトがボロ勝ちし、ウィリアムが

「なんだよ〜、ババ抜きつまんね!」

 と告げた時に家の前に警部がやってきた。ウィリアムは流石にこの姿で捕まる訳が無いであろうと思い、普通に警部が来ても怯えることなく普通に生活した。警部がカイトの家のベルを鳴らし、こう告げた。

「すみません、この辺りに不審者は見ませんでしたか?」

「不審者?それってどんな不審者ですか?」

「それはねぇ、ダキツキケモノを殺す不審者だよ!」

 とカイトたちは話し、

「みてませんねぇ」

 とカイトは話を終わらせた。カイトは、ウィリアムにむかって、

「警部を追っ払ったぞ!」

 と話してくれた。

 その後、ウィリアムは、

「俺の罪を消せる機械を作ってくれないか?」

 と話した。

 すると、カイトが

「分かったよ!」

 と返事をし、カイトはウィリアムの罪を消せる機械を制作する事にした。

面白ければブックマーク評価をお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ